【ウマ娘】ライブラ杯での逃げ脚質考察(グレード)

最近ハマっているウマ娘について考察記事を書いてみます。
私はセイウンスカイが好きなのですが、史実に合わせて逃げで勝たせたかったため、どうしたら逃げで勝てるか考察してみました。

解析情報に精通しているわけではないので一部予測も含まれますのでご了承ください。

はじめに

ライブラ杯の詳細が発表され、菊花賞が舞台ということでルームマッチで様々な検証が行われ、ライブラ杯の環境としては以下のようなことをよく耳にします。
・追込、先行が強い
・逃げ、差しが弱い

しかし、先行と逃げについては、以下のことが言えると思います。

・先行が強い(逃げ0の時に逃げ役に選ばれた先行が強い
・逃げが弱い(逃げ1の時は勝てない

逃げが2人いた場合、先行はほとんど勝てず、逃げは普通に勝てます。
どうしてこうなるかは最後まで読んでいただくと理解できると思います。

ルームマッチでの結果

ルームマッチでは、ライブラ杯用ウンスで100戦、ジェミニ杯で走らせていた逃げウンスで50戦、計150戦してきました。

新しく育成したウンスを走らせた結果は、100戦31勝でした!
一方ジェミニ杯で走らせたウンスは、50戦2勝でした・・・

■ライブラ杯用ウンス着順・勝率等
1着:31回    勝率 :31.0%
2着:28回    連対率:59.0%
3着:18回      複勝率:77.0%
圏外:23回

■ジェミニ杯で走らせたウンス着順・勝率等
1着:2回    勝率 :4.0%
2着:8回    連対率:20.0%
3着:6回    複勝率:32.0%
圏外:34回

■出走メンバー
ウンスの他に、逃げのエアグルーヴ、ゴルシを出走させました。
左下のウンスについてはジェミニ杯の時に出走したウンスです。

1ライブラ杯試走メンバー

■勝ったレース動画(2レース分)

逃げが弱いと言われていますが普通に勝てます。
ウンスのステータスが高いから勝てているのもありますが、逃げが弱いというのは疑問に感じる結果でした。

ルームマッチの脚質分布や脚質別の勝率などは最後に記載しています。

コンセプト

逃げが弱いと言われる中で、これだけ勝てるのには理由があります。
どうやったら逃げ脚質を勝たせられるか考えた結果、以下のことを気を付けました。

逃げを自分で2人出す
長距離Sにする
・逃げエースに地固めとスタートしてすぐ発動する登山家を積む
(どちらか一つでも可)
エースではない逃げ馬にも登山家か地固めセットを積む
・長距離コーナー、逃げコーナー、弧線のプロフェッサーを多く付ける

■上記を踏まえた上での理想のレース展開
1.スタート直後に地固め、登山家で加速し、逃げ2人で競り合わせることで後ろを引き離す
2.ポジションキープ区間終了時にウンスが先頭をキープし、コーナースキルで先行、差し、追込脚質との距離を稼ぐ
3.終盤コーナーでウンス固有を発動させ、逃げ切る

■なぜエースではない逃げ馬にも登山家や地固めを積むのか?
ポジションキープ区間では競合いが発生すると、速度が上がる場合があります。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

1位のウマ娘の速度が上がる条件として「2位のウマ娘との距離が2馬身弱以内」というのがあげられることからエースの逃げウマ娘だけが前に出ても速度があがりません
スタート直後から逃げ2人で競り合わせ速度を上げるために、エースではない逃げ馬にも登山家か地固めを積んでいます。

序盤から自分のウマ娘2人で競わせることは他にもメリットがあります。

2加速スキル必要性

上の画像はモブとのレースですが、赤で囲われた3人が逃げウマ娘です。
先頭がウンスで2位がエアグルーヴ、3位がモブのウマ娘です。

スタート直後にウンスは地固めと登山家、エアグルーヴは登山家を発動しました。
3位の逃げウマ娘には加速スキルがないため、序盤から離されています。その結果、先頭2人で競合い、このレースではモブの逃げウマ娘は先頭2人に追いつくことはありませんでした。

序盤に先頭から離されても追いついてくる場合もありますが、地固めや登山家を持っていない相手の逃げウマ娘を引き離すことができる可能性があり、こちらにとって有利なレース展開を作れる可能性が高くなるので逃げ2人には登山家か地固めを入れることをおすすめします。

逃げはセイウンスカイの一強なのか?

逃げが強いのではなく、セイウンスカイが強いのではないかと思うかもしれません。
ガチ育成した他の逃げウマ娘を出走させていないので、正しいかは定かではありませんが、ウンス一強ということはないと思います。

レオ杯やヴァルゴ杯と違い、ウンスの固有は終盤に入って少し経って発動します
そのため、ウンスの固有がものすごく強いわけではありません。むしろライブラ杯では速度系の固有スキルの方が強いです。
つまり、他の逃げウマ娘にもチャンスはあります。

ライブラ杯でどのスキルが強いか具体的知りたい方は砂井裏鍵さんの、

【ウマ娘】ライブラ杯(菊花賞・京都3000m芝)はどのスキルが強い?それ以前に、スピードとパワーがどれぐらい強い??各要素が実際にどれぐらいタイムを縮められるのかを計算!

をご覧ください。

おすすめ逃げウマ娘

・セイウンスカイ
・黒マックイーン
・サイレンススズカ
・水着マルゼンスキー

上記以外の逃げウマ娘は固有スキルが微妙なため、おすすめはしません。
私はセイウンスカイしか所持していないので試せていませんが、上記のウマ娘は固有発動が安定している速度系スキルなので活躍できると思います。
白マックイーンとミホノブルボンは固有が発動する前提なら問題ないと思います。

目標ステータス・スキル

個人的な目標ステータス・スキルは以下の通りです。
【目標ステータス】
スピード:1200(長距離S)
スタミナ:1050(金回復二つの場合)
パワー :901
根性  :400
賢さ  :400

スタミナやパワーを盛れない場合、スタミナを落とし金回復スキルが2つとも有効発動することをお祈りしましょう。
「賢さを601まで盛りましょう!」ということを聞いたことがあるかもしれませんが、スピ・スタ・パワーを盛りつつ、賢さを盛れるのはごく一部の廃課金者のみなので気にせず400前後を目指しましょう。

【スキル】
■必須
地固めor登山家
緑スキル3つ(登山家を入れず地固めのみを入れる場合)
 ・逃げのコツ
 ・右回り
 ・秋ウマ娘
 ・良バ場
 ・非根幹距離
 ・京都レース場
 ・晴れの日
尻尾上がり
金回復スキル2つ
(円弧のマエストロ + クールダウンor好転一息orじゃじゃ馬娘)
コーナースキル(プロフェッサー、逃げコーナー◎、長距離コーナー◎からできるだけ多く)

■欲しい
アングリング×スキーミング(ウンス固有)
集中力(コンセントレーション)
急ぎ足(ウンスの場合、脱出術は必須)
アオハル点火・力
右回り
秋ウマ娘

■SPが余ったら
長距離直線、逃げ直線
アガッてきた!
貴顕の使命を果たすべく
内弁慶(内的体験)
末脚(全身全霊)
先頭の景色は譲らない
グッときてChu

■いらない
上記以外の金回復スキル
逃亡者
先手必勝
リードキープ(先陣の心得)
キラキラ☆STARDOM
ブリリアント・レッドエース など

貴顕の使命を果たすべくと内弁慶については強いと言われてますが、逃げ脚質においては中盤スキルを重視します。
理由は、中盤スキルが不足すると終盤のコーナーに入る前に先行ウマ娘に抜かれる可能性が高くなり、アングリングスキーミングが発動しないからです。

育成方法

■ライブラ杯用ウンス(ルムマ試走100戦31勝)

3ウンス育成

地固めを発動させるのに集中力の発動が必須ではないか?と思うかもしれませんが、スタート直後に登山家も発動するため、集中力か登山家のどちらかが発動すれば、地固め発動のトリガーとして使えます。
ちなみにこのステータスだと地固めと登山家どちらも不発する確率は約3%です。
良バ場のヒントももらえていましたが、長距離直線〇と良バ場よりも長距離直線◎を優先しました。(正解かどうか不明…)
長距離直線ではなく長距離コーナーだったら文句なしでした。

因子は、
青因子:スタミナ9 パワー4 賢さ2
赤因子:長距離10(3・3・3・1) 芝4(2・2)
白因子:URA9(3・2・2・2) 地固め6(3・3) 登山家5(3・2) など

取得スキルポイントは1800弱でした。
それぞれのサポートカードの役割は以下の通りです。

【R理事長代理】
・スタミナ・根性ステータスを伸ばす
・やる気の調整
・アオハル育成において、初期キャラの圧縮

【パワーライス】
・パワー、スタミナのステータスを伸ばす
・アオハル育成において、初期キャラの圧縮
※連続イベントは打ち切ってスキルポイント取得と他の連続イベントの回りを良くしています。

【スーパークリーク】
・スタミナのステータスを伸ばす
・円弧のマエストロ取得

【サイレンススズカ】(なぜか完凸してるので使っています)
・スキルポイントボーナス持ち
・ヒントレベルは低いが取得したいスキルのヒントを多く持っている
(スキルポイントの圧縮)

【ビコーペガサス】
・トレーニング効果20%
・回復イベント所持

【キタサンブラック】
・人権
・長距離コーナー、コーナー回復、プロフェッサー、逃げ直線、集中力

■ジェミニ杯で走らせたウンス(ルムマ試走50戦2勝)

3ウンス育成2

■おすすめサポートカード編成
基本的にはスピードカードを3枚までに抑えて、あとはパワー、スタミナ、友人カードを編成するのがおすすめです。
重要な金回復スキルについては、クリーク+配布マックイーンもしくはパワーライスを入れて、2つ金回復を取得しましょう!

スピードに成長率補正がない場合はスピード3枚入れて、パワー、スタミナは用意できる因子を考慮してサポカを編成しましょう。
スピードに成長率がある場合はスピード2枚も考慮しつつ、パワー、スタミナは用意できる因子を考慮して編成しましょう。

基本的には3凸以上のSSRか完凸のSRを使用するのがおすすめです。
クリークとパワーライスは1凸からでも問題ないと思います。

どうしてもスピードを盛れない場合は因子で保管するか、スピード4枚、スタミナ2枚で育成するのもおすすめです。

ライブラ杯でのチーム編成について

ライブラ杯で逃げを勝たせるためには最低でも逃げを2人以上出しましょう。個人的なおすすめの編成は以下の通りです。
・逃げ2・追込1or差し1
・逃げ3

逃げエースを2人以上出す場合は水着マルゼンスキーは入れないことをおすすめします。水着マルゼンスキーの固有はポジションキープ後に発動するので、仮に先頭がマックイーン、2位が水着マルゼンスキーだった場合、水着マルゼンスキーの固有が発動して、マックイーンを捲ってしまうからです。

ポジションキープ後に1位だったエースが一番勝ちやすいので水着マルゼンスキーの固有は勝つ確率を下げることにつながります。

ウンスは逃げか先行どちらがいいのか

先行ウンスをルームマッチで見かけますが、個人的にはウンスを勝たせるためには逃げの方が良いと思います。

理由は、
・強力な金スキル「脱出術」が使えない
・スタミナ必要量が多くなるので育成が大変
・勝つためには先行同士の争いでトップになったうえで逃げがいたら終盤コーナーまでに捲らなければならない
・逃げが2人以上いたら勝ちにくい

以上のことから先行よりも逃げの方が良いと思います。
ただし、逃げで出走する場合は自分でもう一人逃げウマ娘を出走させなければならないので、逃げ単騎にするぐらいだったら先行ウンスにした方がいいかもしれません。

ルームマッチ集計結果(脚質分布等)

■脚質別勝率・出走割合
脚質別の勝率は逃げが31%(自分のウンスが31勝)、先行が1%、差しが6%
追込が62%(自分のゴルシが35勝)でした。
出走割合についても自分が逃げを2人出しているのでその分逃げの割合が高くなっています。

ルムマ集計

ジェミニ杯で走らせたウンスで試走した場合の脚質別勝率・出走割合
ジェミニ杯で走らせたウンスで試走した結果は、追込の圧勝でした。
逃げ5勝(自分のウンスが2勝)、先行6勝、差し2勝、追込37勝(自分のゴルシが23勝)でした。
私のウンスは中盤スキルが少ないので終盤前後に先行に捲られることが多かったです。

ルムマ集計(ジェミニウンス)

■どの脚質が強いのか
脚質別の勝率だけを見ると、
追込>先行>逃げ>差し
という結果となっているのですが、これがそのまま強さの順番と決めつけていいのでしょうか?
単純にルームマッチでは追込、先行の出走割合が高いから追込、先行の勝利数が多いだけではないか?ということです。

個人的な推測としては、
追込>逃げ>差し>先行
となると思います。

理由は、出走割合に対して、どれだけ勝率があるかを計算すると、
逃げ:1.05
先行:0.06
差し:0.75
追込:1.35
となります。(ライブラ杯用のウンスを出走させた場合)

結果は、
追込>逃げ=差し>先行
という結果にはなっています。
しかし、私のデバフエアグルーヴがいるし、デバフネイチャも出走しているので、これがすべてエースだった場合、逃げ、差しの値はもう少し大きくなっていると思います。
ただ、私のウンスとゴルシが勝ちすぎているので実際には追込、逃げについてはもう少し低くなると思います。

そのため、実際の勝ちやすさは
追込>逃げ=差し>先行(逃げが2人以上いる場合)
追込=先行>差し>逃げ(逃げが1人以下の場合)

となると思います。

■なぜ先行が強いと言われているか?
先行が強いと言われているのは、理由があります。
逃げがいない場合、先行のだれかが逃げ役に選ばれ、大量リードを獲得して、そのまま逃げ切れることが多いため先行が強いとなっています。

また、逃げが1人の場合も終盤に入る頃には先行がハナを取ることが多いので追込と良い勝負ができていると思います。

しかし、私のウンスが出走した時の結果を見てもらうとわかりますが、逃げが2人以上で、中盤スキルを積んだ逃げがいれば、先行はほぼ勝てません

なので今現在、先行が強いと言われているのは、単純にルームマッチでは先行が多いということと逃げが少ないということが関係していると思います。

ライブラ杯のグレードA決勝ではルームマッチのように逃げが少ないかもしれませんが、1・2ラウンドでは「ウンスや水着マルゼンスキーがレオ杯やヴァルゴ杯で強かったから今回も強い」と考えている人や推しウマ娘を出す人が多いと予想されるため逃げがそこそこ多いと思います。

先行のウマ娘を出走させる場合は逃げがいないことを願いましょう。

まとめ

長くなってしまいましたが、結論としては逃げが勝ちにくいということはないと思います!
逃げは勝てないという考えは捨てて、推しの逃げウマ娘を勝たせてあげましょう!

長文となりましたが、最後までご一読いただきありがとうございました。
よろしければTwitter(@uma_yasu123)をフォローしてください。

最後に長距離逃げ育成用の因子を貸し出しているのでよろしければご利用ください。
ID:624745231
青:スタミナ3、パワー2、賢さ2
赤:長距離9
白:地固め6、登山家2、URA2 など

無題11



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?