Tableau レーダーチャートを作りたいPart2~作成編~

早速作成に移っていきたいと思います!
今回用意したデータはサッカーのJ1リーグの順位や勝利数などを年度ごとにまとめたデータです。このままでは評価ができない為、評価指標を5つ(今回は5角形のため)設定し、5段階で評価(先ほど作成した背景にて5段階としたため)します。

今回作成する評価指標
・強さ→平均順位から
・攻撃力→平均得点数から
・防御力→平均失点数から
・クリーン度→警告数から
・人気度→ホームゲーム動員数から

各指標ごとに、5段階で評価できるよう閾値を決定し、評価します。
各評価指標の計算式、閾値は下記の通りです。
強さ:獲得した勝点の8シーズン平均が80以上で5,65以上4,50以上3,35以上2,それ以下1
攻撃力:得点数の8シーズン平均が75以上で5,60以上4,45以上3,30以上2,それ以下1
防御力:失点数の8シーズン平均が30以下で5,40以下4,50以下3,60以下2,それ以上1
人気度:ホームゲーム動員数平均が32000人以上で5,24000人以上4,16000人以上3,8000人以上2,それ以下1
クリーン度:累計警告数が25以下で5,35以下4,45以下3,55以下2,それ以上1

先ほどの計算を行ったものを出力し、そのデータに接続すると、各項目に計算後のデータが入っています。

シーズンごと(年間)で閾値を決めているため、複数年選択した際に、フィルタがうまく働かなくなる。
例:2023年に30得点、2024年に60得点であれば、平均45得点で評価は3となる。本来は2023年は評価が1、2024年は評価が3で平均の評価は2としたい。

上記の理由からここまで作成したら、「データ>CSVへのデータエクスポート」からデータを出力してください。


上の個所からデータのエクスポートが可能です。
すると次の図の通り、各項目の後ろに値が入った形で出力されます!
これを再度Tableauで読み込んでください。

そちらをこの先の手順で作成することで完成します!
背景にはPart1で作成した画像を設定しますのでご準備を!

【レーダーチャートの作り方まとめ】

・作りたい図形を決め、三角関数を用いて表す。
・評価指標を作成し、ランクごとに閾値を設定し表現する。
・Tableauにて図示する。
 ※上記内容を、背景画像作成と、実データで繰りかえす

【最後に】

今回は五角形のレーダーチャートを作成しましたが、六角形なども簡単に作れそうです。
また、Tableauで三角関数の知識を応用することができることに気づけました。もっといろんな数式も使えるかもしれません。それらを活用すれば様々な図形を生かしたビジュアライズができるかもしれません!!

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます!

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