思いやりを持てる自分でいたい!

一時期の人気は無いかも知れませんが、バレーボールが好きです。
今はネーションズリーグを密かに見ています。
昨日は、世界ランク10位のイランに11位の日本がストレート勝ちしました。
かつて熱中したスポーツは、テレビ観戦していても手に汗握ってしまいます。

私は、中学から高校までバレーボールに明け暮れました。
今のポジション名で言うと、ミドルブロッカー、オポジット、アウトサイドヒッター、
セッターとオールラウンドに経験しました。
(中学2年で173cmありましたが、腰を痛めた後はさほど身長が伸びなかったので)

アタッカーとしては、『打ちやすいトス』を待っていました。
セッターとしては、『ブロックがついて来れないトス』を上げようとしていました。
アタッカーとしては、『打ちにくい』とセッターに文句を言った事もあります。
セッターとしては、『ブロックを振ってやった』と文句に言い返した事があります。

どちらも間違っていません。
そこに欠けているのは『思いやり』だと思います。

豪快にボールを床に叩きつけるアタックを打ちたい心理は、
打ちやすいトスへの期待と、ブロックがついて来ない期待を合わせ持ちます。
しかし、打ちにくいトスはミスの可能性も高いので、
やはり前者への期待の方が大きくなりがちです。

一方、セッターの場合は、
速いトス回しで相手ブロック陣を手玉に取ろうという気持ちと、
気持ち良く味方のアタッカーに打ってもらいたいという気持ちが共存します。
しかし、相手ブロックにシャットアウトされるのはどうしても避けたいので
相手を翻弄しようと考えてしまいます。

どちらもチームの勝利を願っての気持ちです。
ここに『思いやり』のスパイスと、『思いやり』を前提にした練習を重ねると
チームはどんどん強くなります。

相手ブロッカーがマークしにくい速いトス、難しいクイック、
味方アタッカーを囮にした攻撃、
そんな練習を重ねて呼吸を合わせるとチーム力が上がります。
言葉で言うのは簡単ですが、実践するのは容易くありません。

これは、仕事にも言えると思います。
次に会議室使う人が気持ち良く使える環境作り。
誰もが見やすい資料作り。
わかりやすいコミュニケーション。
スケジュールに余裕を持った計画や依頼。

これが欠ける会社の成長は難しいでしょう。
常に仲間を思い、部下を気遣い、上司と共感する空気感。
こんな会社を作るためには

チーム=役員・社員全員

全社でそんな気持ちを持り、『思いやり』を持って仕事が出来たら、
きっと仕事が楽しくなります。
今日は昨日よりも1秒でも1回でも『思いやり』を持てるように!
きっと能動的で、活気に満ちたコミュニケーションを取る事が出来ると思います。

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