なぜ転職するのか?
転職した事がある方は、過去に転職した際の理由を覚えていますか?
その理由はポジティブですか?
それともネガティブですか?
57歳の私は、8社経験しています。
顧問やアドバイザー契約まで数えると
仕事をさせてもらった企業の数は、さらに増えます。
最初の転職は40歳の時。
その年に子供が産まれて、
その子が大学を出るまでは仕事を続ける決意をしました。
そのために、故郷に本社を持つテレビ局を離れました。
2回目の転職は50歳の時です。
私が42歳を過ぎてから下の子が産まれました。
人生の目標の一つとして、75歳まで働く事を掲げたのはその時です。
当時在職していた大企業では、『60歳を過ぎると再雇用制度がある』
と知らせる研修がありました
しかし、年収は当時の3分の1に減ります。
そこで、50歳を過ぎてから外資系媒体社に転職しました。
しかし、面接時の話しと入社後の現実のギャップが余りにも大きく
1年も経たないうちに転職。
結果的には、外資系媒体社への転職は軽率だったと振り返っています。
ただ、悪い事ばかりではありません。
触れた事が無かった、屋外広告の世界で新しい知識を手に入れたからです。
外資系屋外広告の次は、外資をメインにした
インバウンドターゲットのジョイントベンチャーへ!
ここで会った仲間は、その後も太い絆で結ばれる事になりました。
新規事業も順調、順風が吹き始めたと思いました。
しかし、、、
2020年1月。
新型コロナが世界を席巻し始めました。
同じ時期に会社が乗っ取られました。
大切な仲間とはバラバラに。
その会社に未来はないと確信して、
『優良ベンチャー』と言われる企業に転職しました。
ここへの転職理由は、生活を守るためでした。
これをポジティブとは捉えられないと思います。
結果、この会社での仕事も在職時の毎日も
決して幸せとは言えないものでした。
ここからもまだお話しは続きますが、今回はここまで。
転職する理由が、ポジティブな方が面接でも
無理に体裁を整える必要も無くなるので好感に繋がると思います。
ポジティブな理由で転職を決めたら
退職する会社を綺麗に去る事。
決して『恨み言』や、『誹謗中傷』を吐かずに去る事です。
その姿勢や心の在り方が、転職先での新たな挑戦を成功に導く鍵となります。
なぜ転職するのかを明確にする!
その後、どんな人生を描くのかを想定する!
『ポジティブな理由での転職!』
『去り際の美学!』
が、その後の幸せを導くものと思います。