ビジネスでも『見送り三振』はしない!

豪快なフルスイングで空振り三振!
もちろんヒットやホームランの方が嬉しいです。
でも、周囲22.9〜23.5cmで直径7cm程の硬式球に、
最も太い部分でも6cm以下というバットに当てるのは簡単ではありません。
しかもピッチャーが投げるボールは速く、変化もします。

それでもヒットを信じて振り抜く!
当てに行くのではなく、振り抜く!
例え空振りしても、その潔さにスポーツマンシップを感じます。
そして、空振りしたからこそ、
次の対戦に向けての戦略を練る事が出来ます。

小学生の頃、野球に明け暮れた私は
『絶対に見逃し三振はしない!』を信条としていました。

中学から高校時代は、バレーボールに熱中しました。
ネットを隔てているとはいえ、
5号球(一般と大学・高校で使用するボール)は直径21cmで
重さは260~280gあります。
トップクラスの選手になると、
このボールで時速130キロ近いアタックを打ちます。

時にはブロックをすり抜けて、レシーバーをも弾き飛ばす事もあります。
その威力で放たれたボールです。
レシーバーを弾き飛ばした後は、大きく外れて行きます。

そのボールを『もう拾えない』と諦めたら、
明日も明後日も拾って繋ぐ事は出来ません。
私は身を持って持ってそれを学びました。

『届かない』という気持ちよりも『届くんだ』と信じる!
そうして練習を重ねると、自分の守備範囲は驚く程に広がります。

ボールがバットに当たると信じて振り抜く!
ボールを拾えると信じて飛び込む!

空振りでもバットを振る選手は、振らない選手にはわからない感覚が生まれます。
届かなくてもボールに飛び込む選手は、
繋ぐ事を諦めた選手にはわからない気持ちが育ちます。

この精神は、ビジネスでも同じと思います。
『やらずに諦める』のは見逃し三振と同じ。
『やらない理由が先行する』のはボールを繋ぐ事を諦めるのと同じ。

今は空振り三振でも
今はボールを拾えなくても
ヒットが打てるようになるためにバットを振る。
ボールを拾えるようにフライングレシーブをする。

そんなスピリットを持つ選手は
いつかヒットを打てるようになり
いつの日か守備の要になると思います。

これはビジネスも同じとつくづく思います。
諦めない!
行動を起こす!

自分にも毎日そう言い聞かせています。

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