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※必見※約2万文字【転職活動バイブル】転職成功させるために必要な13のこと

2023年10月更新

どうも。Fukayaです。

新型コロナウィルスが流行して、3年が過ぎた。日本でも2度目の緊急事態宣言が出された。休業まではいかないが営業自粛要請が出されたり、企業によっては資金繰りが追い付かず、倒産する会社も出てきている。また、大手でも給与や賞与カット、週3休暇の話も出たり、早期退職やリストラの話も出てきている。働きたくても働けない人や職に困っている人もこれからさらに増えていくであろう。この新型コロナウィルスがいつ収束するのかの見通しも立たずに、働くということに関して不安を抱えている人もかなりの数いるのではないかと思っている。

私は2006年から転職エージェントとしてのキャリアをスタートさせ、今までいわゆる転職に関わる多くの経験を積んできた、あの100年に一度と言われたリーマンショックの時の転職マーケットがどうなったのかももちろん経験した。そして、最新の転職マーケットの状況なども踏まえ、今、転職活動中の方、これから転職活動をはじめようとしている方、将来に不安を抱え転職を検討している方などたくさん人に対して、自分にできることはないかということを考え、転職活動成功のために何をどうすれば良いのかということがわからないという人もたくさんいるのではないかと思い、転職活動をはじめる前の準備段階から具体的にどのように活動を進めれば良いか、転職エージェントのビジネスモデルや裏側などもお伝えをしながら、もう主流となりつつあるWEB面接の対策、そして内定から退職、入社を迎えるまで、私が持っているノウハウをすべて盛り込み、今回は記事にしている。

かなり長文となると思うが、ぜひたくさんの人に読んで頂きたい。今回の記事は現在、マーケット状況の変化も激しいこともあり、常に改善改善でより良いものにしたいと思っている。ITで言うところのアジャイル開発である。少なくとも10回以上改善し、毎月更新してきているので、常に新しい状況にはしていたいと思っている。

少しでも皆様の『働く』ということに役立てて頂けると嬉しい。


【第1章】景気と転職マーケットについて   ※2021年1月現在

有効求人倍率の最新データ(2020年12月25日更新)

2020年(令和2年)11月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.06倍。前月の10月を0.02ポイント上回り、前年の11月を0.51ポイント下回りました(厚生労働省調べ)。2ヶ月連続での改善ではあるものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響はなお強く、厚労省は「雇用が回復傾向にあるとは言えない」と発表しています。

※出典:一般職業紹介状況(令和2年11月分)について|厚生労働省

本当の本当は今回の新型コロナウィルスの関係なく、2019年末ぐらいから、実は求人倍率が下がっていたのです。なので、コロナウィルスがそれに拍車をかけた状態とも言えます。

有効求人倍率の説明もしておきますね。

有効求人倍率とは、企業からの求人数(有効求人数)を、公共職業安定所(ハローワーク)に登録している求職者(有効求職者数)で割った値のことで、雇用状況から景気を知るための統計資料の一つです。経済指標としても重要で、厚生労働省が毎月公表しており、ニュースや新聞などでも報じられます。
有効求人倍率は、求職者1人に対して、何人分の求人があったかを示すもので、求職者数よりも 求人数が多いとき=人手が不足しているときは、有効求人倍率が1を上回り、逆のとき=就職難のときは1を下回ります。有効求人数は、公共職業安定所を通じた求人・求職情報を利用するため、求人情報誌や転職情報サイトなどの求人情報は含まれていません。


有効求人倍率が上がれば、求職者(転職する人)が有利で、下がれば求人側(採用する企業)が有利ということですね。リーマンショック以降、この求人倍率はずっと右肩上がり続けてきたのです。求職者(転職する人)が完全に有利になっていたということなのですね。

【求人倍率が高い時(売り手市場)転職する人が有利】
求人側(採用する企業)が多く、求職者(転職する人)が少ない状態なので、需給バランスとして、求人側は採用に苦戦するわけなのです。なので求人側は採用できるように努力や工夫をするわけですよね。例えば、年収条件を通常よりも高く設定したり(実力や市場価値以上に競合と比較して等)、内定を出した候補者に対して丁寧にフォローをしたり、飲みに連れていってラブコールを送ったり、選考がはじまる前にカジュアル面談といって選考要素のない面談を入れて、候補者に対して会社の魅力など丁寧に説明したりしてきたわけです。採用が難しいので、様々な努力をするのです。

【求人倍率が低い時(買い手市場)求人側(採用する企業)が有利】
今度は逆に求人側(採用する側)が少なく、求職者(転職する人)が多い状態なので、受給バランスとして、求職者(転職する人)が求人を取り合うことになるので、立場が一気に逆転します。求職者(転職する人)が内定を獲得するために頑張らなくてはいけないわけです。

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まずはこの受給バランスを理解しましょう。一応この売り手市場と買い手市場の逆転が起こるのが、約1.2倍と言われております。リーマンショックの際は上記の通り0.5倍を切りました。そこまで行くと相当な買い手市場ということです。ただ、すでに2020年11月に1.06倍となっているので、需給バランスがすでに逆転していると考えた方が良いと私は考えます。そしてこの先の見通しとしては、まだわかりませんが、下がる可能性の方が高いと思いますし、改善されるとしても本当に微増だと思います。この求人倍率の情報は毎月更新されるので、次回のデータが出た際には更新します。この求人倍率の動向を見ておくことが非常に大事です。

その他にも参考になるデータや情報をここにピックアップしておきます。

※また各都道府県によって求人倍率は異なるので、それぞれ住んでいるあるいは就業地域の求人倍率などの動向は必ずチェックしましょう。

【第2章】転職活動をはじめる前に気をつけること

次に転職活動をはじめる前に気をつけることです。

◇あなたの転職の目的は何か
◇どこまでの条件であれば大丈夫なのか

◇あなたの転職の目的は何か

よく転職理由として多い理由として、人間関係が一番多い理由なのです。上司と反りが合わないという方もいるでしょうし、なんであいつが先に昇進するのっていう場合もあるでしょうし、同僚とうまくいかない場合もあると思います。また、それ以外でも仕事にやりがいを感じない、残業が多い、頑張っている割に評価してもらえないなどなど、転職を考える時は、現職の「不」がきっかけとしてあるわけです。そして今回のコロナウィルスの影響で、経済が不景気になった場合には、会社の業績が悪いや賞与が下がってしまったりして、不安になり転職を考える人もいるでしょう。つまりこういうことです。

「現職の不」→「転職活動」に大きなギャップがあるのです。なので、現職の不を感じた時に、まず考えるべきことをお伝えしていきます。

・自分の不満は一体何なのかを追求する
・それは現職で他の方法で解決できないのか
・解決できないとしたらどういう選択肢があるのか
・その選択肢のそれぞれのメリット・デメリットは何か
・合わせてどんな環境であったら良いのか
(自分がやりがいに感じた時はどんな時か?、どのような時が楽しいと感じたのか?)
・ではそういう環境がどこにあるのかを考える

このあたりではじめて転職という選択肢があるなら転職活動をスタートするという流れです。就職活動の時は、モチベーションシートを書いたりするなど自己分析をするのに転職活動の時は、もしかしたら時間がないということもあるかと思いますが、やらないんですよね。自分を客観的に見ることはそもそも難しいし、こういう相談をできる人って意外といないと思うのです。

自分に向き合うことはとても大切です。安易に目先の条件や企業ブランディングにおいて魅力的な求人があって、受けて内定をもらって、入社しても、そもそも何のために転職するんだったっけ?ということが明確になっていないと早期離職に繋がるかもしれませんし、少しうまくいかないことがあるとまた不満に感じてしまい、結局また転職活動をするということになってしまいます。

◇どこまでの条件であれば大丈夫なのか

こちらは現在の会社の年収水準がもらえればいいですし、年収がアップすればそれにこしたことはないでしょう。ただ、不景気になると賞与やインセンティブというものが不安定になったりします。転職という場面においても必ずしも、年収を維持することができるとは限りません。その上で、生活水準をしっかりと把握して、どのくらいの月給、年収であれば大丈夫かということを考えておく必要があります。

特にご家族やお子さんがいらっしゃる場合は事前に相談しておいた方が良い事案です。これは例えば、とてもやりがいがあり魅力的で自分のキャリアアップに確実に繋がると思った場合に、最低どの給与、年収水準まで落とすことが可能なのかということをしっかりと決めておくということです。中途採用においては、転職サイトや転職エージェントの求人内容には年収が明確に書いてありません。目安だったりとか過去の事例だったりとか、●万円〜●万円という幅があることがほとんどです。そのあたりも事前に考えておくと進めやすいでしょう。

【第3章】職務経歴書の作り方

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この買い手市場になると、内定を獲得することが難しくなるわけなので、そのための考え方からお伝えをしておきます。まず前提として、『転職活動=営業』であるということです。自分という商品を受ける求人(採用する側)に売り込むということです。もちろん、自分の転職理由を払拭できる先を選ぶ、自分が入りたい会社なのかを見極めるということもあるのですが、それは最終的に判断すればいいことなので、『自分があなたの会社に入ったらこんなメリットがある』ということが大事です。

ただ、自分を売り込むといってもそれが自分よがりではいけない、自己満足になってはいけないということです。どういうことかというと、必ず求人(採用する側)のニーズ(相手が求めていること)があるということです。そのニーズによって、こちらがアピールをする点も変えなければいけないということです。

そして、『転職活動=営業』という観点でいうと、『職務経歴書=提案資料』であるということです。この提案資料が相手のニーズを満たすものでなければ、『面接=実際の提案の場』に行くことはできないのです。転職エージェントを利用していたとしても、誤字脱字程度は添削してくれるでしょうが、職務経歴書の書き方やどのようにすべきかの添削をしているエージェントは数少ないでしょうし、カスタマイズする必要はないという意見が多いかもしれませんが、私は特にこの買い手市場になった場合はカスタマイズをする必要があると思っています。

その内容について、私自身の職務経歴の代表的なところを公開し、説明していきます。こちらで理解を深めて頂き、最高の提案資料(職務経歴書)を作成して頂ければと思います。

【相手のニーズ(企業が求めること)は何かを把握する】

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