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フィルムに書いている適正露出=自分の適正露出ではない。という話①
皆様こんにちは
昨今のコロナの影響から、写真を撮り始めてから初めて3か月以上写真を撮っていないです。。
これも機会なので、自分が過去撮った写真について、備忘録な形で紹介させていただきます。
タイトル見出し画像ですが、中判フィルムで撮影したものです。
フィルム撮影で一番大切なのは確実に【適正露出で撮ること】だと思っています。
正直構図とかどーでもいいです、適正露出で
・肌やメイクの色
・髪の質感
これらが出ていれば自分の中では合格です。
さて、適正露出という言葉。
よく聞きますが、フィルムメーカーが定めた「適正露出」で何枚何百枚と
現像を重ねましたが、自分の好きな色で写ったことはほぼありませんでした。
むしろ写ルンですで適当に晴れの日に撮った写真がいいなと思ってました。
そこで、露出表を確認します。
「写ルンです」はISO400, シャッタースピード1/140, f値10 なので、
この設定の適正露出は、近似して『曇』が適正となります。
▼その写真がこちら▼
※晴れ感ありますが、日が暮れかかっていて曇と同じEVだったのでこちらを曇とします
確かに空も飛んでない、雲の陰影もわかる、手前の芝もギリギリ潰れていない
でも、好きじゃない。
そこで、同じ写ルンですのロールにある晴れ写真
足元のシャドウ潰れてない。
肌色と髪の質感。好きな感じですね。
ということで、
フィルムに書いている適正露出 ≠ 自分の適正露出だったわけです。
露出表を参考にすると
『フィルムに書いている適正露出+3段』 = 自分の適正露出
ということになります。
ただ。
単純に露出計で測定した適正露出+3段上げただけでは、
すべての写真が好きな写りになるわけではないんですよね。
写ルンですで、同じ晴れの日でも少し色が濁っているときありますよね。
なので、自分が比較的安定して露出合ってるなーと感じている、
露出の測り方について、以降の記事で書いていきます。
測定方法は、セコニック フラッシュメイトの入射測光で行います。
見出し写真の露出の決め方もそちらで。
それではよろしくお願いします。