音楽理論は何で難しいの?
今の時代、音楽理論に関する情報は至るところに溢れていて、単純に考えると現代人は音楽インテリだらけになっててもおかしくない。
実際にバッハが活躍していた時代などに比べるとそうなってるはずだと思う。でもやっぱり難しくて入り口で挫折する場合が多いのが現実。なぜだろう?
僕は「情報過多」が1つの大きな要因だと思う。
本来音楽の共通言語であるはずの音楽理論がいろんな所で断片的に解説されていて、情報を集めれは集めるほど混乱する状況が起きてると思う…それらの情報を体系的に整理して理解するにはやはり専門家の指導が必要だろうけど、そんな恵まれた環境にいれる人は少ないのも事実。
じゃあどうしたらいいのか?僕は「基準を作ること」で大分スッキリした気がする。
例えばスケールの話をするのであれば、闇雲に丸暗記していてはキリがないし、それだと各スケールの特性や関連性を考える余裕がない。(僕の実体験)
僕の持論だけど、数多あるスケールも基本形と派生形に分かれると思う。
歴史的な成り立ちはひとまず置いておいて、僕はスケールの基本はメジャースケールだと決めた。「ダイアトニックスケール」ではなくあくまで「メジャースケール」
ダイアトニックスケールは一般的にモード7つを指すと思うけど、そこでいきなり僕は頭がパンクした。「モードって何?スケールとどう違うの?」という感じ・・・
いろいろ調べてアレコレ考えた末にメジャースケールに基準を限定するのが一番合理的だと思うに至った。キーも一番親しみのあるCメジャーを基準に決めた。
いろいろな解説書などを見ると、明言はしないけどそうなっているように思える。ただ、明言してくれないものが多い・・・ι
理論で混乱している人にはぜひ試してみて欲しい事柄だと思う。
Cメジャースケールを基準にした運用の仕方についてはまた今後紹介していきたいと思う。