CPAP持って旅に出よう!!(モバイルバッテリーでAirMiniを動かす)
モバイルバッテリーでCPAPが動かす組み合わせを発見!!。全部あわせて1キロちょっと。これでどこでも旅行いけるぞっ!!(注:医療アドバイスではありません。医者から処方箋もらってCPAP使いましょう)
旅行・キャンプに最強の組み合わせ
CPAPは重い。しかし旅行にいけなくなることでまた運動量がへるのも本末転倒。現在考えられる最強の組み合わせを試してみたので共有したい。
これまでは12Vバッテリー+インバーター+本体と3ー4キロの荷物なっていて旅行が大変だった。AirMini+モバイルバッテリーの組み合わせ合計で1キロちょっと。車でキャンプへ行く場合は大きなバッテリのほうが実際便利だったけれど機内に持ち込めない問題があった。モバイルバッテリーならば飛行機でどこでもいけるのでとても幸せになった(来月北米へ持って行く予定)
CPAP本体
ResMed社のAirMiniが一番小さいCPAPになると思う。本体重量300グラム。これの入手が一つのハードルになるが「キャンプのときにとても困っているのでAirMiniを買いたい!!」と素直にかかりつけの医者に相談したら、あっさり診断書かいてもらえて輸入できました。医者からは「なんならレンタルしている機器をAirMiniに交換する?」といわれましたが、家で使う分には大きいほうが静かでよいので2台持ち(1台はレンタル)です。
個人輸入は故障が不安だけれども、旅行にしか使わないので、その時はもう一度診断書もらって個人輸入することと決めて諦めた。
消耗品はamazon(米国)から普通に注文して届くので、いまのところ問題は感じていない。
ResMed社のAirMini
Amazonで買える消耗品の例
Amazon.co.jpでも売っているものはあるけれど、高い傾向にあるので米国アマゾンから買ったほうが良さそうにみえる。本当に買う時はいろいろ比較検討が必要だけれども消耗品は通販で簡単に買えるという点がポイント(対応機種は有名どころに限られるので本体輸入する前に要確認)
電源アダプター
USB-PD(20V)からAirMini用に変換するアダプターがAmazon(米国)から購入できる。説明をみるかぎり、モバイルバッテリーというよりはUSB充電器とセットで利用するもののようだが、PD対応モバイルバッテリーを選べばバッテリー動作も可能だった。
Amazonのレビューをみると星1つか星5個にわかれているようだ。おそらく相性がいいUSB機器をみつけられれば最高なのだけれども、相性がわるい場合動作せず星1になってしまっているのだろう。
AirMini付属の100Vアダプタ(200グラム)とAnkerなどの小型USB充電器とこのアダプターセットがほぼ同じ重さなのも良いポイント。
モバイルバッテリー
USB-PD(20v)に対応していることが最低条件。さらにCPAPは呼吸にあわせて消費電力が大きく変わるため、モバイルバッテリーによっては、大電力のときに安全装置が働いたり、小電力のときにオートオフになったりして相性がよくないものがある。
私の場合1個1万円ぐらいするモバイルバッテリ3個試してみてようやく動くものに出会えた。CIO社のバッテリーが相性がよかった。
なお、設定圧力によっても電力はかわってくるので、私の経験はシェアーできるけれども保証はできない点ご注意ください。
容量の選び方については最低容量と飛行機に持ち込めることの2つが条件になる。必要最低容量としては10mmHgの圧力でAirMiniは平均5W程度消費するようだ。したがって8時間使うためには単純計算で5x8=40Wh以上。変換効率を70%とした場合57Wh。一方機内に個数制限なく持ち込めるサイズが100Wh以下という航空会社が多いので、結果57Wh以上100Whというのが選択範囲になる。モバイルバッテリのxxxxAhというのは3.7Vで計算した値なので、20,000mAhクラスは74WAh相当であり、このクラスが品揃えも多くベストチョイスになりそう。
ただしマスクのリークや設定圧力によって必要な容量は大きくかわるので調整が必要になる。10mmHgでマスクリークがほぼない人は私の経験が参考になると思う。
利用してみた結果
USBチェッカーをつないで6時間半利用してみたところ、6時間半の睡眠(10mmHg)で30Wh消費した。モバイルバッテリーの表示では100%から41%と59%(=43Wh)消費したので、単純計算では11時間動作する。
おそらくその前に過放電防止装置がはたらきそうだが8時間ぐらいは寝れそうだ。
USBチェッカーは消費電力の確認や20Vでうごいているかの確認ができるのでモバイルバッテリーの相性チェックにはとても便利なので一つ買っておいて損はないと思う。
重さまとめ:合計で800グラム+α(マスクなど)
本体300G+アダプター90G+モバイルバッテリー400G=800G
これに加えてマスクや場合によってはUSB充電器が必要になるが、多くの人がつかっているResMed スリープメイト10本体以下の重さで、マスクやケース、袋など一式を納めることができる。
本体 300グラム
USB-PDアダプタ(90グラム)
モバイルバッテリー(400グラム)
充電器/電源
充電器は65Wで充電できるやつが早く充電できるのでいいと思う。
私は100V電源があるときは、AirMini付属のACアダプタ(200グラム)をつかっているけれど荷物を軽くしたい場合は、USB充電器(120グラム)とUSB-PDとCPAPのアダプター(80グラム)をつないで利用することもできる。
まとめ
1キロちょっとで一晩もつバッテリー+CPAPセットの組み合わせができた。これならば徒歩の登山・キャンプでもいけそうだ。
まあ、そのまえに痩せるのが先決だけど!!