「価値提供ができない」と悩む人へ

本日はクライアント様と

「価値提供ってどうすればできるの?」

というお話をしました。
とても有益な内容でしたのでシェアさせていただきます。



価値を提供できる情報発信3ステップ

① あなたの立場、感情を明らかにする

② 情報に触れ、体験・体感し、変化を記録する

③ 誰に届けたいかを明確にして発信する



どういうことなのか解説していきますね。

記事の最後に”おまけ”がありますが
下手するとおまけが一番重要かもしれません(笑)

記事の内容を理解したうえで初めて意味がある”おまけ”ですので、
ぜひ最後までお読みください!




「ビジネスは価値の提供だ」とは言うけれど


「価値提供しまくれ!」


という人はTwitterでも多くみかけますが、


では、何が価値になるの?


ということはあまり語られません。
(言ってる人自身もわかっていない可能性もありますね)



コンテンツビジネスを激押しする私ですので、
やはり”情報”という観点からの
価値提供について考えていきます。



「知識がすべて」
「知識ゲー」
「知ってるか知らないかです」



常套句過ぎてもはや陳腐さすら感じますが、
たしかに知識は重要です。


でも、得た知識をそのまま横流ししても
多くの人は価値を感じてくれません。


なぜなら、情報は
「誰が言ったことか」
が最も重要だからです。


フォロワー300万人の堀江貴文さんが言うのと、
フォロワー200人ちょっとの私が言うのとでは、


同じことを言ったとしても
情報の価値は全く異なります。



「当たり前じゃん?」
「つまりどうしようもないってこと?」
「意味ない記事書くなよ」


と焦らずに。

「価値は異なる」
と言いましたが、

「価値がない」
とは言っていません。


私が書く記事、発言やメッセージにも
”価値”を持たせることは十分に可能です。




例)価値のあるレビュー記事とは


あなたが「スラムダンク」の映画を観に行こうか迷っている時に、
どんな行動をとるでしょうか?




”ネタバレに細心の注意を払いながら”
【レビュー】を見るのではないでしょうか?




・筆者はどの程度スラムダンクを知っているのか
・どの世代でどんな前提でどんな感情で観に行ったのか
・良かったところ、不満だったところ
・期待通りだった点、期待外れだった点
・結局私は観た方がいいのか観ない方がいいのか


こんな観点でレビュー記事を読みます。


私はまだ観に行けてないのですが、
40歳前半なので連載当時は中学生~高校生でしたから
”ドンピシャ”の世代です。


「絶対観たい」
という気持ちはあるのですが、


声優さんが違うことや、
いったいどんなストーリー?どの時期の話?
私の中でスラムダンクは山王戦で完結しているんだけど
続きは必要なの?蛇足になってないよね?


こんな”不安”もあったりします。
だからレビューや、すでに観た友人から
評価を聞いたりします。


レビューや評価の信憑性は
「どんな視点、立場、感情で観に行ったのか?」
が大きなウェイトを占めるよね、

というのが今回の重要な点です。


「いや、映画くらいサッサと観に行けばいいじゃん」
という話はナシにして。


どのレビューを私は一番参考にするでしょうか?


① たくさんフォロワーがいる映画評論家
② 20代前半で映画好き、話題作はとりあえず観る派
③ 40代スラムダンク現役世代、映画化に期待9割と不安1割



①も②も、「エンタメとして面白いかどうか」
の参考にはすると思います。


でもやっぱり③の人の話を一番参考にするでしょう。
なぜかと言えば

”最も自分と近い立場、距離感、感情を持っているから”

ですよね。



③の人が


不安はあったけど、最後にはふっとんだ。
控えめに言っても最高である。
感動で今も手のひらがジンジンしている。
私と同世代の人は迷うことなく映画館へ足を運んでほしい。
きっとこう言うだろう。

『バスケがしたいです』と。


こんなレビューを書いていたなら、
もう迷わず映画館へGO!
なわけです。


たとえこの人がフォロワー300人くらいだろうと
全然関係ありません。


「私と同じ世代、
同じ感覚でスラムダンクを現役で見てきた人が
同じ不安と期待を持って観た映画、
この人が”最高”と言うなら間違いないだろう。」


と思うからです。



”普通の人”がする情報発信の価値はココにある!


この感情をもうちょっと拡げて解釈すると、


人は偉い人、権威のある人の話も参考にするが
それよりも
立場の近い人、同じような感情を持つ人、
そして”自分よりちょっと先を行っている人”に
共感し、話を聞きたいと思う


ということになります。



つまり
そういう人の話は私にとって”非常に価値がある”
ということです。



さあ、価値提供の話に戻りましょう。


フォロワー300万人の堀江さんの話も参考になりますが、
場面によっては”もっと近い人”の話の方が”刺さる”


その場面とは

・不安がある
・迷いがある
・細かい選択肢の正解不正解が知りたい
・偉い人にとっては取るに足らないようなこと
・同じことで悩んだ人の話が聴きたい
・そのうえで成功したり結論を持っている人の話が聴きたい


こんなケースでしょう。


ここにあなたの情報発信に価値を持たせる答えがあります。



①あなたがどんな人で、どう感じたか

②あなたにどんな変化をもたらしたか

③どんな人に教えたいか




この3つを足すだけで
”刺さる人には刺さり、価値を提供できる”
情報発信となります。




カンタンですよね?




ここで絶対にハズしてはいけない要素が

”あなた自身が体験した”ことを発信する

ということ。



③の名も知らぬ同世代の人のレビューに価値があるのは
その人自身が”映画館に行って、観て、感じた”からです。

(加えてそれを”発信した”ことに大きな価値があります)



体験、体感を伴わない情報は
ただの”まとめ記事”でしかなく、
うっすい価値しか感じない


そんな記事、いくらでも見かけますよね。
SEO対策で数だけ載せたって
誰にも刺さらないんです。



そうではなく、

① 私はこんな人です!こんな期待や不安や迷いがありました。
② 〇〇を体験しました。
  → 結果、こんな感情になりました!
  → こんな変化がありました!
③ 〇〇はこういう人にオススメします!or オススメしません!


こういう記事なら、少なくとも
同じ境遇・同じ感情を持っている人の共感を得て、
価値を提供することができます
よね。



そして、”血の通った”発信を積み重ねていくことで
あなた自身への”信頼”が貯まっていく。



こういう発信なら、
実績がなくても
スキルも経験もなくても
ゼロから始められます。


そして同じく
ゼロの状態で止まっている人へ
価値を提供する
ことができて、


あなたはその時点でもう
”ゼロではない”
のです。



価値を提供できる情報発信3ステップ

① あなたの立場、感情を明らかにする

② 情報に触れ、体験・体感し、変化を記録する

③ 誰に届けたいかを明確にして発信する



ぜひこの3ステップを取り入れ、
ガンガン価値提供をして
信頼を積み上げていきましょう!








おまけ


情報に触れるときに、最初から
「この体験を発信するんだ!」
「こういう人に伝えるんだ!」
という意識を持っておく。



これだけで

情報の吸収効率が爆上がり


します。


これめっちゃ重要です。



ぜひやってみてくださいね!

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