ハワイ島おすすめのパワースポット。

ハワイ島は「ビッグアイランド」の異名を持ちます。その名の通り「大きな島」なのです。どれくらい大きいかと言うと、ハワイ島の中にほかのハワイ５島を入れたとしても、まだハワイ島のほうが大きい。それくらいの面積を持つ大きな島なのです。
ハワイ島は世界の中でも稀有な土地だと感じています。今なお火山が噴火していて、その溶岩流によって島の面積を広げ、地球が生きていることを感じられるパワースポットです。
ここではハワイ島で特におすすめしたいパワースポットを厳選してご紹介します。

マウナ・ケア山

なんと言ってもまずはここ。ハワイ諸島の最高峰、標高4205mのマウナ・ケア山。ハワイ語で「マウナ」は山、「ケア」は白という意味。冬になると雪をかぶるのでマウナ・ケアなのです。
標高も公式では4205mだが、海に隠れている麓から計測すると、10203mとなり、世界最高峰エベレストを超えてしまいます。
ハワイアンの聖地であり、ハワイの雪の女神ポリアフが住んでいる場所であり、宇宙を観測する天体望遠鏡が設置されており、とにかく宇宙や地球を感じられる場所であり、自然と一体化できる場所なのです。

ワイアウ湖

マウナ・ケア山の標高3970mの地点にある湖で、アメリカでもっとも標高の高い場所にある湖。いったい水源はどこなのかという謎に満ちた湖であり、雪と湖の女神ワイアウに由来しています。
ハワイアンにとって重要な聖地のひとつで、「カーネの聖なる水」として崇められていました。カーネとはハワイを創ったと言われている四大神のひとりです。
古代ハワイアンはこの湖が地球内部につながる場所だと考えており、天と地を結ぶ役割を果たしていると信じられていました。
子どもが生まれると臍の緒を投げ入れ、子どもの健康と成長発展を祈ったと言われています。

ハワイ火山国立公園

マウナ・ケア山の雪の女神ポリアフに対して火の女神ペレが住むハワイ火山国立公園もハワイの代表する聖地（パワースポット）です。
ハワイ島は自然界の火のエネルギーが強い場所。その代表的な場所がここ。グラウンディング、男性性、行動力など、地球に住む私たちにとって欠かせないエネルギーが存分に受け取れる場所であり、地球が生きていることをリアルに感じられる聖地です。

ワイピオ渓谷

「王家の谷」と呼ばれるこの場所はハワイのエネルギー・マナ（氣）が豊かな聖地です。水と緑、さまざまな植物、ヒイラヴェの滝、野生の馬など、豊かな自然のエネルギーとつながれる場所です。
展望台から眺めるだけでも素敵な場所なのですが、できれば谷の下に降りて行くと、豊かなハワイのエネルギーをさらに強く感じることができ、心の豊かさを感じ、穏やかな気持ちにさせてくれるハワイの重要な聖地です。

プウコホラー・ヘイアウ

カメハメハが大王になる以前、彼がハワイ諸島を統一するためにみずから働いて建てたヘイアウ（神殿）です。何よりカメハメハが全島統一という野望を叶えたパワフルなマナが流れている聖地です。
歴史的な背景は血生臭いものもありますが、この地のパワフルな波動は他にはなかなかない特別なものだと感じています。

グリーンサンド・ビーチ

正式名称パパコレア・ビーチと言うが、砂の色が特徴的なので通称グリーンサンド・ビーチと呼ばれています。
ここは何よりたどり着くのが困難を極めるパワースポットです。ハワイ島の最南端サウスポイントにほど近い場所にありますが、たどり着くまでの道が道なき道を行く。
砂の色がグリーンなのは、溶岩の結晶であるカンラン石（ペリドット）が砕けて砂になったもの。また海底火山のクレーターだった場所でもあるので、その名残のエネルギーも感じられます。
火山のエネルギーとペリドットのエネルギー、そして海のエネルギーを同時に享受できるパワースポットです。

ブラックサンド・ビーチ

海水の中に真水が湧き出る場所が点在しているプナルウのブラックサンド・ビーチ。海水と真水が混ざり合う場所はハワイでは病を癒す場所ということで癒しの聖地となっています。
またここはホヌ（ウミガメ）の繁殖地でもあり、ウミガメの女神カウイラの伝説が残る聖地。カウイラは人間に姿を変えて、泉や池を守護していたり、子どもたちの世話をしたりする優しい女神で、地元民に愛される存在だったと伝えられています。
黒々とした溶岩はグラウンディングのエネルギーも強く、裸足になって海に足をつけて大地とつながるとエネルギーを受け取れる場所です。

以上、私がおすすめするハワイ島でおすすめのパワースポットでした。
ほかにも知りたい！という人は、拙書『癒しのパワースポット ハワイ・ハワイ島編』を参考にしていただけたら嬉しいです。