野ノ喫茶霜降ふりかえり
野ノ喫茶霜降
10月24日2024 のふりかえり
霜降を迎えて少しは涼しくなったかと思われる九州ですが
まだまだ半袖も多い博多、御供所町でした
金木犀は散ってしまいましたが、
ののにわからは
たくさんの実がついたヤナギバグミ、実の赤くなったアロニアカマツカ、小菊、野竹、紅葉の葉が美しい釣花 などお持ちしました
特に野竹に関しては命がけ?☺︎笑☺︎の採取となりました
というのも、1ヶ月以上もスズメバチが毎日蜜を吸いにやってきていたので、なかなかとることができなかった野竹、、 23日に採れるかどうか、、と思いながら畑にやってくると いつものように、10匹以上のスズメバチが美味しそうに蜜を吸っておりました・・
やっぱりこの中に入って野竹にハサミ入れるの、こわかった・・・^^
もう仕方ないので、
「採取させてくださいね お願いします」とスズメバチにお辞儀をするとスズメバチたちが、さ〜〜っとどこかに行ってしまい 無事に採ることができたのでした
わたしのことを怖がったのか、、それともとらせてくれたのか、、
この話をすると「スズメバチは日本語だけが通じるらしい」と誰かが言いました
スズメバチは世界の言葉の中で日本語だけわかるとのこと☺︎おもしろいです
庭にもスズメバチの巣があります
なんとか今まで上手くやってきていたので だいぶスズメバチには慣れていて「 もうそんなに怖がる必要もない」、と思っていました
スズメバチの顔は怖いのですが、人間が巣を壊すようなことをしない限り襲ってはきません
もう何ヶ月前から巣があり、 それに気がつかず巣の周りの蔓を剪定していたら 最初はバチバチと威嚇はされましたが、「ごめん」ときちんと謝ったらその後は全く大丈夫な毎日だったのでした
スズメバチの肩を持つわけではないのですが、、昔は、スズメバチが家の軒下などに巣を作るのは縁起がいいと歓迎されていました. 今は、何がなんでもやっつけろと言った感じですけれど 昔は今とは 付き合い方が違ったのだろうと思います 個人を見分ける能力に長けているらしく 住人を認識し、住人に対しては、攻撃的ではないと言われています
巣ができるとチャドクガや、青虫などを食べるそうで ビニールマルチや虫除けネットなどは不要になるそうです
なので悪いことばかりではありません☺︎
スズメバチがたくさんで怖かったけれど無事に野竹を飾ることができました☺︎
野竹って、ほんとうに素敵な植物なのですよ.
これも欲しいと思っていたら生えてきたシリーズの一つで、今 ののにわは野竹がたくさんなんです
野竹一本を山の畑から持ち帰り、お庭の スズメバチの巣の近くに花瓶に飾って置いてあげました.
喜んだかどうかは確認していませんが、、.☺︎
野竹の根っこは生薬で解熱や咳止め、痰切り、腹痛などに効きます
生薬名は 土当帰や 前胡といいます.
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スズメバチと野竹の話が長くなりましたが、、
菓子瑞さんによる野ノ菓は 石菖、大実金柑、かたばみ 、食用のマリーゴールド、みぞそば、犬蓼、黒ささげなど ののにわの植物たちでにぎやかでした
ののにわに野ノ喫茶の前に きてくださり、
そこで出会った植物たちを菓子瑞、美帆さんの視点で切りとり 季のひとさらに表現してくださいました
お米のアイスクリームをテリーヌに添えて
お庭のようなひとさらでしたね
そのお皿に あまり足す必要もなかったのですが、、そこに釣花の葉を付け加えてコラボさせてもらいました☺︎
あまりに釣花の葉が美しかったので皆様に見ていただきたいなと思ったのでした
そして今回は喫茶をやめて 菓子販売コーナーを作りましたので ゆったりとしていました
小さなおはなし茶会の隣でのの艸による草花店ノノも ひらけました
たくさんの苗も販売しましたよ
三つ葉はまごうプルプレアの種もちょうどできていたのでお持ち帰りいただきました
野草宙の宙茶は、原種のとうもろこし 八列早生 (はっつるわせ)が入っていてとても甘く、甘いだけではなく深みがありおいしかったですみなさんにお茶として飲んでいただきしあわせでした
玄さんが 特に、特別に、、、可愛がっていましたから、、!
そしてさらにマテバシイが入ってましたから特別でした
東京のお茶会や、茶曼荼羅、原種とうもろこしのことやイネ科のこと、マテバシイ、どんぐりのお話などしました真菰、数珠玉、力芝、玄米、ひこばえ、とうもろこし、茎と実、髭と殻、よもぎ 、枇杷、松、シナダレスズメガヤ、 溝蕎麦、犬蓼の花のブレンドでした・
うれしかったこと
ある参加して下さった方から
夜メールが入っていました
今日のお茶会のことを詩にしましたと
それを読んで1日の身体の疲れがとんだように感じました
こちらに記しておきますね
・
「野草宙の小さなおはなし茶会」
「眼差しの奥に
暮らしの営みは宿り
その目の先には
微笑みが見える
ゆびさきから
丁寧に摘み取って
大切に持ち帰った
健やかなる
野草の宇宙
静かな時を
住人と過ごし
命は眠りにつく
やがて
パチパチと
鍋の中で弾ける音に
胸が高鳴る
言葉が
聞こえてくるような
自然の光と闇を
たどってきた
野草さん
枯れていく
花は強く香りたち
静かに大地に寄り添う
温かい湯を沸かし
おしゃべりの中
に
野草宙の点てた
お茶があって
昨日までの
疲れを癒し
新しい
明日への希望が
身体に灯る』
・
次の野ノ喫茶は、12月24日を予定しています
場所は御供所町12−2
おなじみの場をお借りして
野ノ菓、季のひとさらは余白さんにお願いしました
小さなおはなし茶会予約受付いたします
小さなおはなし茶会にきてくださる方で、とうもろこしと八升豆の種が欲しい方は事前にご連絡くださいね 次回こそお渡しできそうです☺︎
今回も 喫茶席はお休みいたします
のの艸の草花、余白さんの マフィン販売予定です
申し込みはメールまで
info🌟nonokusa.net
(🌟は@に変えて)
お名前をフルネームで、 電話番号、時間帯の第三希望まで 、 参加人数をお書き添えください
件名に「野ノ喫茶冬至参加希望」としてください
野ノ喫茶詳細はこちらです↓ 初めての方はお読みいただければと思います☺︎
http://tsumugi-hana.seesaa.net/article/485411025.html?1730341838
いつもきてくださる方も、久しぶりの方も、初めての方もどうぞお気軽に〜.