東京コズミックワンダーでの 「ノノ茶会」を終えて
東京での「ノノ茶会」
南青山、Center for COSMIC WONDERにて
市川孝氏の個展「茶の解放」のオープニングイベントとして行われました
野草宙として 東京では 今回が4回目となる茶会となりました
「原点回帰/植物再考」をテーマにはじまり
「茶の解放」として
固定概念からの解放とお茶と植物のあそびを市川孝さんと繰り広げました
今回、茶会のために 会場を広く使わせていただき
茶会参加の方のみの二日間となりました
コズミックワンダーと市川孝さんの空間しつらえもすばらしく
茶道具とともに 場を 整えていただき ありがたいことです
市川孝と野草宙
そしてコズミックワンダーに共通するメッセージを
「ノノ茶会」にこめて.
心に湧きあがることを「茶曼荼羅」に描くことを 思いつき、
思いのままみんなで ガラス一面、ペンを走らせました
いろんな曼荼羅が繋がってゆき これまでの伝えたいメッセージが明確になってゆきましたし、
市川さんとここでやってきた積み重ねも ここに記していくことができました
コズミックワンダーとの関わりや のの茶のことなども.….
野の草
固定概念の解放 /お茶のあそび
垣根を越えてゆく ・野草 、生命エネルギー、植物、自然界のグラデーション、
分けへだてない世界
それぞれの原点回帰
お茶とは?
植物、そして火、水のできごと
菌、微生物、生き物、虫、水、太陽、月、光、土、 引力、重力に 関わること
野の草目線に立つと見えてくるもの
分野、垣根を越えて 自由に茶で、植物であそぶこと
自分の弱いところを助けてくれる野の草たち
意識との連動により 細胞が動く
今、目の前にいる植物たち それを感じる力が必要で
五感を使い、 みて触れて 香りを嗅いで、味を楽しむ
どこに軸を置いて捉えるか などの 野草宙的な視点からもおはなしをしながら
宙茶を作っていきました
今回は12種類で
よもぎの蕾、枇杷、松、大葉子 、桑.という 5種類の日常のスーパースターに加えて
稲科の隈笹、数珠玉、シナダレスズメガヤ、炒り玄米、400年たねつぎされてきた 原種玉蜀黍の 茎、葉っぱ、実と、ヒエ、真菰ワイルドライス、玄米 を加えてブレンドしました
今回、茶葉を選んで自分自身の茶を作ってもらいました
楽しむ、それぞれがおいしいのタイミングを探す
どのタイミングで採取して どのタイミングで煎るかをイメージして答えを探していきました
答えは常に変化し 広がっていく
ノノとつながることは むつかしいことではなくて
むつかしくしているのは、自分自身だったりします
自然に身をゆだねたり、思いつきで行動すると つながったりするのかもしれません
自分自身に正直に・・・
(ノノに関しては前にブログに記しました〜☺︎コズミックワンダーとも関わりがあります ☺︎ノノ)
みなさんのお茶がとっても美味しかったです
みなさんが茶葉を選んで 作っているのをみていると
何だか 地球の太古の記憶と 育てている茶葉(野の草)の育みの風景がつながっていくように感じられました
みんなのも味見をし、 それぞれの作ったお茶を飲んでいきドリンクバーのようになりました
今回は、畑より レモングラス、花茗荷、 茶の木、カキドオシ、姫楮、 、野葡萄、、黒豆、無花果、葛の花、稲のひこばえをお持ちしました
それを加えて 全部で 22種類の中から選んでいただきました
それから市川さんの茶会へとつながりました
初めてのコラボ茶会になりました
野草宙から、市川さんの茶会とつながりました
自由な茶 三種
味わい深かった...奥行きが深い茶でした・・・民族のお話やいろんな茶の歴史、名もない茶など たくさんのおはなしとともに茶を愉しみました
市川さんの茶道具 楽しくて どこまでも自由です
コズミックワンダーでは
わたしたちも いつも自由にさせていただいて 感謝しています
・・・・・・
恒例なんですが みんなの茶葉は捨てません^^
宝ですから、、、.
終わってからも
大きな土鍋に大切にうつして全て一緒に煮出すのです
野の草は懐が深く 全てを受け止めてくれるおおらかさがあります
夜また 飲んで皆でたのしみました
最後は茶葉をゴミ袋にはいれません
いつくしみ、ありがとうの気持ちを込めて
CENTERのお庭へ戻しました
きっと茶葉も喜んでいると思います
育ててみんなの身体を通して 大地に戻す
しあわせなことです
東京青山でのCOSMIC WONDERは9月いっぱいで一区切りとなりました
一回目の茶会でコズミックの空間に ノノがあらわれて 野草茶が 野の茶(のの茶)と呼ぶことになり、四回目で「ノノ茶会」として 全てが融合できた、そんな思い入れの深い会となりました
今、余韻に浸っています
ここで続けてきたCOSMIC WONDERのみなさんや、長くここで個展をされていた市川孝さんはなおさらのことですね
すべてのことは 終わりがあり、 エネルギーを溜める期間があたえられます
そしてまた はじまり、めぐっていくのでしょうね
野の草と同じように
ひととき の間でしたが
ここで 茶会ができたこと、しあわせに思います
準備のあとのみんなで必ず行くごはん屋さんや
南青山 表参道の風景
1日目が終わってからの打ち上げ、2日目が終わってからの打ち上げ
やっぱりおいしいものもみんなとの会話も、思い出のひとつとして刻まれます
いつも 30分くらい歩いて宿泊所へと帰る道
市川さんと酌み交わすお酒
それも懐かしく 思い出すことになると思う〜
そう、いつも思い出すのは、何気ない風景です
今回、特別に冊子を作っていただきましたノノ茶会への思いも寄稿していますのでよかったらお手に取ってもらえたらうれしいです
写真はフィルムで、撮影されたところもすばらしいところなんですよ
コズミックワンダーの それが滲み出ています
ありがとうございました
そして
参加してくださった皆さま ありがとうございました.