3HPU No.3:マッチング迷宮
3:30代
H:非モテ男が
P:プラチナチケットを手に入れて
U:運命を変えようとした話
「このnoteは実話を元にしたフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。」
前回宣材写真が無いことに気づき、無事に用意できた野草(やそう)君。
さっそく手に入れたプラチナチケットイベントに一緒に行ってくれる方を探すためにマッチングサイトを利用してみる。
凡人から見たマッチングアプリの世界
・1人目
写真: 後ろ姿のみ
自己:紹介なし
やそう「登録したばかりなのかな?どう判断すれば良いんだ?」
・2人目
写真: 後ろ姿のみ
自己紹介:あり (友達に勧められて、普段会ったことのない人に会いたい)
やそう「うーん・・・顔出すアプリである以上ないと判断しづらい。別の判断軸自己紹介文も、当たりさわりが無さ過ぎて、どんな人かわからない。」
3人目
写真: 動物系の加工アプリ写真での正面、ネイル、たくさんの外食写真
自己紹介文: きちんと書かれている
やそう「会う時は加工できないのに、なぜ加工?動物系だと少し幼い印象を持つので30代からすると遠く感じる。外食は食事の趣味がわかるとしても、ネイルをみても何を思えば良いんだろう?」
4人目
写真:テーマパーク、アフタヌーンティー、海外旅行、ゴルフ
自己紹介文: きちんと書かれている
やそう「素敵そうな方だけど、趣味が基本お金使う系なので、全国平均給与の私には辛い💦 今後もこの生活を続ける気なら今の私じゃきっと対象とされないだろうな」
5人目
写真:謎にセクシー
自己紹介文:なし
やそう「怖いよー😨」
「友人と一緒の写真はなんか安心できる。条件細かすぎると合わないなーと思ってしまうし、テンプレ感出てるのも難しい。自分の紹介文も見直そう。」
「しかしながら・・・これどうやってマッチングする人判断するの?」
明確な答えはなく、下手に批判しようものなら、逆に責められてしまう。
恋愛経験の乏しいやそうくんも、
例外なくその迷宮に迷い込むのであった・・・。
続く