デュエマ歴2年の高校生がジャッジになった話
私が認定ジャッジになることを初めて意識したのは、高校2年の春ごろでした。
ジャッジ試験が初めて札幌で行われるということは16歳の私に大きな衝撃を与えました。
ちょうどその頃CSに出始めたばかりで、認定ジャッジというものを知った自分にとって「札幌でジャッジ試験が受けられる」というのはとても魅力的な物でした。
特に目標もなかった16歳の私のこころに「認定ジャッジになってみたい」と目標ができた瞬間でした。
運よく書類選考を通過し、デュエマを本格的に勉強しはじめることになりました。
書類選考を抜けた時点で「この人達と競争して合格できるのか?」と思うぐらいデュエマに精通した人が多かったことや高校生の認定ジャッジはあまり前例の無いものだということを知った時に、こんな試験合格できるのかと不安になったことを今でもはっきりと覚えています。
書類選考後は中間試験の勉強で手一杯、そんな状況でデュエマの試験勉強はおろそかになっていました。
そんな私の勉強魂に火をつけたのは、認定ジャッジの先輩が出してくれた問題に全門不正解だった自分への不甲斐なさでした。
《「かなりの高得点要求されるので最低限覚えておいた方がいいですよ。」》
それ以来、ジャッジ資格を取ると決めてから、何とか一発で合格できないものかと探りながら、面識ゼロのジャッジの先輩にいきなりDMを送ったり、スマホのメモに総合ルールをコピペして暇なときに見るようにしたりして使える時間のほとんどをデュエマに捧げました。
デュエマの勉強がめんどくさくなった時でも、問題を解けなかった不甲斐なさを思い出すことでなんとかやる気を維持して勉強することができました。
認定ジャッジ試験の難しさは、ルール理解はもちろんの事、ペナルティ理解にもあり、普段からCSに出ているから大丈夫。という話でもなく、その場その場で適切な判断をできる力が求められる所が難しいとされる所以だと思います。
総合ルールだけが重要ではない事に早々に気づいたこともあって、勉強は順調に進みました。
受験後は自信あったものの周りでは難しかったとの意見が多かったので不安になりましたが、結果は合格。春にあれほど熱望していた認定ジャッジ資格を2019年10月、見事獲得することができました。
認定ジャッジになったからといって、就職に有利になるとか推薦に使えるなんてことはもちろんないですし。試験に合格したことを証明するものでしかありません。
だからといって、認定ジャッジを取るメリットが無いのかというと、そんなことはないと思います。いままで以上に関わる人が増えてきたことや、CSの運営に携わらせていただいて、これまでとは別のベクトルでデュエマを楽しむことができているのは間違いなくジャッジ資格のおかげです。
今の目標は北海道で超CSやGPを開催してもらえるように北海道のデュエマを盛り上げていくことです。
認定ジャッジに興味があっても、「高校生だからできないだろうな」とか「ジャッジの知り合いがいないしな」など自分のこころの声に負けて受験する機会を逃すことがあるかもしれません。
私は、そんな人たちを応援したいです。
実際、私がデュエマを始めたのは3年前でそれまではラグビーをやっていてカードゲームに触る機会はほとんどなかったです。それでも今はジャッジ資格を持ち、デュエマを大いに楽しめています。
だれでも熱意とやる気があればジャッジ試験に合格できる!ということをこの記事で伝えられればと思います。
これからも認定ジャッジ、そしてプレイヤーとしてデュエマを楽しんでいきたいので何卒よろしくお願いします。
L1ジャッジ 八十島
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