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【競走馬】ゴールドシップ産駒の可能性を見据えるアオラキ

昨日の函館6Rに出走したアオラキでしたが、今回も残念ながら7着でした。

悔しいレースが続いておりますが、馬券内に入った実績もあり、なんとか未勝利戦を勝ち上がってほしいところです。

そんな何かと注目される白毛馬のアオラキ。
毛色だけではないこの馬への注目ポイントについて書いていきたいと思っております。


ゴールドシップ産駒の牡馬

ゴールドシップ産駒といえばユーバーレーベンやウインキートス、ウインマリリン※ウインマイティー
などの牝馬
が走っており、牡馬の活躍馬が少ないといった印象を持つ方が多いのではないでしょうか。
※2023/07/18訂正

実際にゴルシ産駒で重賞を勝ったのはブラックホールだけ?で、スピード競馬の日本では走れる条件が限られてしまうのが原因だと考えております。
一口馬主DBで性別傾向を見ていくと牝馬優勢が顕著です。

ただ牡馬の勝ち上がり率は悪くなく、重賞馬出現率の低さが「牡馬低調」を印象付けてしまっているのではないかと考えます。

ダートと障害レースへの適性

データを見る限りまだ未勝利脱出を諦めるのは早計な気がしますが、仮にアオラキが未勝利戦を突破できなかったとき、筆者は地方ダートではなく障害へ転向すべきと考えます。

これも皆さまお察しの通り、ゴルシ産駒は母がよほどダートを強く主張しない限り、芝適性に偏ってしまいます。
その一方でスタミナと(小柄だからか)飛越力には長けており、既に障害のOP馬マイネルグロンも出していることから、障害へ転向して第二のオジュウチョウサンを目指すというのも1つの選択肢になってくるのではないでしょうか。

どんな道を選ぼうとも1日でも長い現役生活を送ってもらいたいと願っております。

今後の競馬界とゴルシ産駒の可能性

繰り返しになりますが、現在の日本競馬(JRA)はスピード志向が強いことによって、競走馬のサイクルをかなり縮めてしまっているのではないかと筆者は考えます。

例えば近年長距離レースが減ったり、ダートの主要重賞を地方に移そうとしているのもこの1例ではないでしょうか。
そこにクラシックの価値というのも相まって、スピード特化&仕上がりの早い馬を生産していけば、当然のこととしてピーク&引退を迎える年が早くなってしまう。
そうなれば余生の年数も長くなるため、一部の実績・人気馬以外は行き先がなくなってしまい死を迎えてしまうと考えております。

地方ダートも現役を長く続けていくための1つの選択であることは以前の記事に書きましたが、並列して芝でもスタミナや器用さを活かして障害や長距離戦などの独自路線で、長く現役を続行できる馬が出てきて欲しいと思うところです。

そういった意味で「ダートで大物を出すオルフェ」と「日高でこれだけの結果を残すゴルシ」に対して今後の更なる活躍を期待せずにはいられないというのが今回のお話でした。

最後に話を戻して、アオラキは次走札幌を選ぶのでしょうか。
勝っても負けても悔いの残らないレース選択をしてほしいものです!

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。