【騎手】マジックマンの帰還! J.モレイラ騎手が夏競馬を彩るか
この夏、久しぶりにあの男が帰ってくるのですね!
そう「マジックマン」ことJ.モレイラ騎手
2015年の札幌開催から日本へ来日し始めて、いきなりインパクトを残すと翌年には1日に6レースを勝つなど無双状態。
2018年には7月末〜12月始めまでの4か月弱の期間で、リーディング10位にまで登りつめ…ここまでくるともはや“やりたい放題“ですね(笑)
そんな男が5年ぶりに北海道シリーズへ戻って来るということで、これまでの伝説について共有できればと思います。
マジックマン、またの名を「雷神」
ジョアン・モレイラ騎手はブラジル出身で、香港を代表するジョッキー
騎乗馬をいとも容易く勝利に導くことから「マジックマン」という異名を持ち、香港での呼び名は「雷神」
神で魔法使いとは…そりゃ強いに決まっている!
そして身元引受が堀宣行調教師で、契約馬主は里見治氏
既に札幌記念でも堀厩舎のダノンベルーガに騎乗予定ですし、いきなり大暴れしてもおかしくはなさそうです。
名馬の背中を知るジョッキー
前述の通り2015〜2018年までは毎年のように来日しておりまして、人気薄での騎乗があったのは最初の年ぐらいでしょうか。10倍以上で買えることは滅多にないです(汗)
そして調子が良い時は、下記のように平気で1日に5〜6勝してしまいます…
それにしてもこの日の1Rは凄いメンバーですね(苦笑)
そんなマジックマンなので、4年間の短期騎乗でも乗っている馬は錚々たる名馬たちばかりです。
・モーリス
・ネオリアリズム
・アエロリット
・リスグラシュー
・サトノダイヤモンド
早速、明日は7レースに騎乗ということで、何勝できるのか注目したいです!
気になるのはダイヤモンドSでの騎乗
ここまでポジティヴな内容を中心に書いてきましたが、不安な点が全くないかと言われたら決してそんなことはございません。
それは今年のダイヤモンドSでの騎乗
翌日のフェブラリーSに騎乗するため来日したモレイラJがダイヤモンドSで騎乗したのは3番人気のスタッドリー
レースは長距離戦らしく前半の1000mを62.7秒、次の1,000mを62.5秒とゆったりとした流れでウインキートスが逃げる中、2周目の向正面で一気に先頭へ並ぶと、内回りの中距離戦かと思うような早仕掛けのデットヒート!
2,000〜3,000mは59.6秒と淀みのないペースを作り出したため、前が総崩れとなり見事なレコード決着を演出…
モレイラは3番人気の先行馬に騎乗しており、逃げたウインキートスが6番人気ということを踏まえると「なぜ?」という疑問の残るレースとなりました。
翌日のフェブラリーSでも結果を残せなかったですし、今回も人気になるのは必至ということから、馬券面でいきなり絶対的な信頼を置くのは禁物と考えております。
夏競馬のハイライトを作り出せるか
今回はモレイラJについてポジティヴ・ネガティヴなポイントをそれぞれ書いてきましたが、どんな成績であろうと夏競馬の中心的存在となることは間違いなさそうです。
今年の夏は今のところ際立った印象に残るシーンがないことから、2023年のハイライトの1つとなる好騎乗、名シーンを見せて欲しいですね!
まずは初日の騎乗を見て、札幌記念のダノンベルーガの取捨選択を行いたいと思います。
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!!
自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。