【一口馬主】サマーセール2023:売上レコード更新と現市況を反映した結果
今週5日間にかけて実施されたサマーセール2023が昨日終了しました!
今年の売却総額は75億850万円と、同セールの売上レコードを更新。
現在の競馬バブル市況を改めて実感する結果となりました。
そんな中、以前YGGオーナーズクラブの「サマーセールで出資して欲しい種牡馬アンケート」に筆者も応募・参加した経緯もあって、今回はサマーセールの結果について振り返っていきたいと思います。
最高額はおよそ5,000万円超
5日間で最高価格にて取引されたのは、バルスピュール’22(父キタサンブラック)で、5,400万円(税抜)と日高のセリでも5,000万円を超えるという驚きの結果でした。
そのキタサンブラック産駒は他にも2頭上場されていたのですが、計3頭の平均価格が3,000万円超と引き続き“人気の種牡馬“と見ておいて良さそうです。
取引価格2位がシルバーステート産駒(ミスエンピリカル’22)であるのは、昨年までの成績・人気を見ていれば想定内でございますが、3位がダノンバラード産駒というのには正直驚いております。
購買者がビッグレッドファームなので、この金額には色んな意図・背景があるのかもしれませんが、ダノンバラード産駒で2番目に高額だったオールエリザベス’22も2,000万円(税抜)ということを踏まえると、種牡馬としては地味ながらよく健闘していると思います。
馬主・クラブ目線で注目すべきは
取引価格4〜5位はタマノエスペランサ’22(父ホッコータルマエ)、ヘルディン’22(父シニスターミニスター)で落札したのは了德寺健二ホールディングス
「テソーロ」の冠名で有名な馬主さんですね!
今年はウシュバテソーロがドバイWCを優勝するなど今勢いのある馬主ということで、この金額と出資には要注目です。もしかしたら今後はサマーセール落札馬からもG1戦線で活躍する馬が出てくるかもしれませんね!
そして取引価格6位がブラックカシミール’22(父スワーヴリチャード)で、ここでノルマンディーファームがやってきました。岡田スタッド系ですか。
どこの所有馬になるのかわからないですが、もしノルマンディーOCということであれば、この馬が今回のサマーセールで一口クラブ最高取引額ということになります。
その他にもノルマンディーファーム名義で1,000万円以上の馬をたくさん落札していることから、この流れはよく注視していきたいと思っております。
YGGオーナーズクラブの購買結果は…
そしてお待たせしました!
今回YGGオーナーズクラブが購買した馬は下記の通りとなります。
ロマンスガッサン’22(父メイショウボーラー):330万円
チェストケハーツ’22(父ビッグアーサー):880万円
ビジュートウショウ’22(父アニマルキングダム):682万円
フローレンスガール’22(父コパノリッキー):550万円
プリモタイム’22(父コパノリッキー):484万円
あれ?筆者の意見が全く反映されておりません(笑)
そもそもアンケートで10位以内だった馬が1頭も入っていないという…
こればかりは相手もいることなので仕方ないですが、筆者またはアンケートの上位産駒が1頭でも入っていたら…とは思った次第です。
おそらく今回落札された馬が秋の2次募集に出てくるのかと思いますので、今回の落札価格を踏まえて今後の出資戦略を練っていきたいと考えております。
ということで今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございます!