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【レース】伝統の障害G1 中山大障害: ビギナー目線で見る障害レースの魅力とは…
本日は中山で年に2回の障害G1レース 中山大障害が行われますね!
筆者は今後障害レースを応援していきたいと思っており、本日は中山競馬場で現地観戦をしてくる予定でございます。今回はそのレース予習も兼ねて障害レースについて書いていきたいと思います。
年に2度しかない大舞台!
皆さまは障害の重賞レースが年間に何レース行われているかご存知でしょうか。
これまで障害レースの馬券を買ったことがほとんどなかった筆者は全くもってNo ideaだったのですが、調べると今年は既に9レース(中山大障害が10レース目)行われているようですね。
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グレードからコースの格を判断をするのであれば、中山 > 東京・京都・阪神 > 小倉・新潟 > 福島・中京 という順になるということでしょうか。
なぜ中山のみでG1レースが行われるのか?
これも兼ねてからの疑問で、(様々な理由があるのかと思いますが)どうやら戦前に中山に大きな障害コースを作って中山大障害を開催したことが背景にあるようですね。日本で唯一4,000m以上のレースが開催できるというのも大きなポイントではないかと思います。
世界にはグランドナショナル(英国)という約7,000mで行われる40頭立てハンデ戦というクレイジーなレースがあるようで、その日は日本でいう有馬記念のような盛り上がりを見せるようですね。
障害レースの魅力
サラブレッドが平地を颯爽と駆け抜ける姿はとてもかっこいいですよね。
人間の世界でもレース時間の長いマラソンよりも陸上の100mの方がわかりやすく、かつ派手さがあるために人気となりやすいかと思います。ウサイン・ボルトさんなんかはまさにその代表例ですよね。
どうしても地味に映りやすい長距離レース、かつ開催数の少ない障害レースですが、調べてみると奥が深いなと感じております。
まず1つは障害といっても様々な「障害」があるということ。
「いけ垣」「竹柵」「水ごう」はレースを見ているとよく聞く言葉で、飛び越えること=障害だと思っていたのですが、「バンケット」という高低差も障害に含まれているのですね。
筆者も子ども頃は部活でたくさん走られてきましたが(笑)、特に急な下り坂は難しく、脚にも負担がかかるので難しいものと想像します。
そしてもう1つが騎手と馬との「コミニュケーション」です。
平地でも長距離になればなるほど騎手のウエイトが大きくなると言われますが、障害を越えていくレースはまさに人馬一体という言葉が相応しいのではないでしょうか。
そういった背景もあって、障害馬は普段から騎手がメインで調教を行なっているようですし、騎手と馬の関係性は平地以上のものと言っても過言ではないかと思います。特に筆者が好きなのはレース前のスクーリング。
レース前のスクーリング、ひとつひとつ、これから飛ぶ障害を確認する。
— がーちゃん (@ganguro109) April 13, 2019
その最中どの騎手もみんな、首や頭を撫でたりポンポンしたり。
馬の体がほぼ隠れるくらいの障害をバンバン飛んでく姿ほんとかっこいいわ pic.twitter.com/fVXAngw4Qe
「これからこの柵を越えるんだよ!」と首を撫でられながら騎手と馬が会話をしている姿は微笑ましくなってしまいます。
注目すべき馬は?
これまでに説明した内容も踏まえて今年の中山大障害の注目馬ですが…
まずは現在3連勝で勢いのあるマイネルグロンでしょうか。
障害リーディングの石神騎手が乗るというのも心強いですね。
ただ懸念点としては、石神騎手もマイネルグロンとはこれ2戦目と経験が少ないこと。また近走は東京・阪神・福島とハードルの難易度が比較的低いコースで勝ってきたということで、1番人気なら馬券的な妙味は低いかもです。
そのマイネルグロンと対照的に、飛越が上手そうなダイシンクローバー。
障害の難易度が高い中山・京都での好走実績があり、かつ4,000m近い距離でも実績を示していることから、ここは馬券の軸に相応しいと考えております。
そして人馬のコミニュケーションで推したいのがビレッジイーグルです。
前走は平地競走だったため木幡初Jが騎乗しましたが、それまでは15戦連続で大江原Jとのコンビ。これまで中山を中心に使ってきたのは自信の表れでしょうし、前走平地で叩いたのも大きなプラスになると見ております。
最後に…今回のメンバーで最高齢となるマイネルレオーネ。
11歳という年齢から人気はそこまで上がらないと思いますが、晩成型のステゴらしく去年は中山グランドジャンプ、中山大障害をそれぞれ3着とまだまだ侮ることはできないです。
◎ビレッジイーグル
○ダイシンクローバー
▲マイネルグロン
△マイネルレオーネ
障害レース専門の予想家に…
偉そうに解説してしまいましたが…
今月から障害レースを買い始めたビギナーということで、本格的に楽しさを感じるのは来年以降ではないかと思っております。
ただ障害レースは平地と比べるとまだまだ参加者の少ないレースですし、ある意味このニッチなところに入り、今後の障害レースを盛り上げていけるよう、来年は障害レース専門家を名乗っていこうかなと(笑)
レース予想は当たらないと思いますが(苦笑)
色んな観点で障害レースや馬の魅力を伝えていけたらと考えておりますので、「こいつまたバカなことやっているな」と温かい目で見守っていただけますと幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
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