【競馬場】往年の名プレーヤー集結!? 岩手の芝レースが熱い
火曜日に岩手で行われた桂樹杯
キョウヘイが2018年6月の垂水S以来、5年ぶりの勝利となりました。
筆者はニュースで知り、「9歳でよく頑張っているなぁ」と感心してレース結果を見にいくと2〜3着には更なる強者が!?
これは面白い!と思い、急遽記事を書くことにした次第です。
往年の名プレーヤー達が集う!
勝ったキョウヘイは2017年のシンザン記念勝ち馬で、後にG1馬となるペルシアンナイトをこのレースで破っております。
その後古馬になってからも前述の垂水Sを勝ちオープンクラスまで進めており、中央での賞金は1億1,786万円とここでは最上位の実績を持つ馬ですね。
ただこの他にも遜色がないほど強い馬たちが多数揃っているのが、このレースの凄みだと思います。
アーバンキッド:毎日杯2着、中央での獲得賞金は1億307万円
ブラックバゴ:ホープフルS 3着※、中央での獲得賞金は1億1,088万円
ロワアブソリュー:アーリントンC 3着、中央での獲得賞金は1億1,998万円
トウショウドラフタ:ファルコンS 1着、中央での獲得賞金は1億4,115万円
※ホープフルSは当時G2戦
全盛期を知るファンならメンバーの名前を聞くとJRAの重賞レースかと思いますし、左回りのワンターンならロワアブソリュー&トウショウドラフタにもチャンスがありそうなのに!と想像の膨らませていったらキリがないです(笑)
そういった意味で、私はこのレースを競馬界のマスターズリーグと呼ばせていただくこととします。
競走馬の生きがいとは?
ここで必ずと言っていいほど議論となるのは、“高齢馬になっても走らせて馬が可哀想問題“です。
確かに今回挙げてきた馬たちはかなり賞金を稼いできた馬たちなので、別荘でも建てて楽しい余生を過ごせれば幸せだろうに…とは思います。
ただ生まれた時から人間のエゴで生きている経済動物にとっては、その時々で働かなければ生きていくことができないので、馬目線で見れば「いくら稼いだか」よりも「長く走れるか」の方が大事ではないかと筆者は考えております。
しかも今回挙げた馬は皆7歳以降までJRA競争に出走してきた馬たちなので、昨日の記事で挙げた「積立制度」があれば、命を全うできるのではないかとも思うところです。
今後も注目したい頑張る高齢馬たち!
JRAの障害レースや地方にはまだまだたくさんの実績馬・高齢馬がいるものと想像します。
特にOROカップなどを代表とする地方で唯一芝レースが行われる岩手競馬には今後も名の知れた馬たちが多々出走すると思いますので、その馬たちが重賞を走っていた頃に思いを馳せながら応援していきたいものです。
そしてその馬たちがどんな余生を過ごすのかにも今後は注目していけたらと思っております!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。