24/03/22 全てのことはメッセージ
既に十回以上見ているし円盤も持っているのになぜか金曜ロードショーでやってると見てしまう映画といえば「魔女の宅急便」ですが(筆者調べ)、今夜もしっかり見ちゃいました。
僕の一番好きな映画で、幼い頃に初めて見て以来、人生のステージを進むたびに新しい気づきや共感が生まれる作品です。何度も何度も元気をもらってきました。
今回は魔力が弱まって飛べなくなるシーンが今までよりも深く刺さったかも。故郷を離れたアウェーの地で、自分のスキルを活かした稼業でしか社会と繋がりを持てない(と思ってる)状況はつい最近まで海外駐在で経験していたので、そこでそのスキルが使えなくなったら…というのは心を揺さぶられました。本編ではそこに訪ねてくるのが魔女としてのキキを知るお客さんじゃなくてウルスラという友人なのが良いんだなあ。
僕は特定分野にスキルを買われて1年間駐在していたわけですが、終盤になって僕の海外での職場がその分野の人員を確保できそうだということが分かり、ほっとするのと同時になんだかふわふわするような、寄る辺ない気持ちになったんですね。当時はそれを緊張が一気に解けたからだと思っていたのですが、自分のスキルに紐づく仕事上のつながりが急にほどけそうに思えたことから来た不安だったのかも。
タイトルは「やさしさに包まれたなら」にしようと思ったのですが、既に使ったことがある気がして調べてみると案の定1年前に使ってました。