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23/03/15 シークエンス3:真なる始動

めっっっっっちゃ疲れた

前述の通り1年間台北で勤務することになったわけですが、今日がその初出勤日でした。
いやー、感動しましたね!言葉が通じる!!みんな大体僕と同じくらいの英語力なのもよかったです。

朝、地下鉄に乗ってオフィスへ。こっちにおいて僕のマネージャーになる人に会い、そのまま一緒に働く様々な人に紹介してもらい、職場を案内してもらったり。こっちでも「営業の人」と「技術職の人」の雰囲気は日本と同じなんだなあ。

その後ランチに連れてってもらいました。3000円近くするお高いランチだったんですが、すっげー美味しかったです。カキとエビとホタテと野菜をチーズ的なもので包んで甘辛いソースをかけたもの、キノコの炒めもの、なんらかの野菜にタルタル的なソースをかけたの、テールスープ的なの、そしてご飯。
ご飯にかけるといいとおすすめされたのが「豚の脂」と「醤油」。これを一回しずつかけるとご飯がより芳醇になると。おっかなびっくりかけてみたのですが、確かに香りが立つというのがなんかわかる。うまい。考えてみたらこれ、家系ラーメンにライスつけるのと同じ構造ですね。
ところで事前に読んだガイドでは台湾の人は健康志向が強くて味付けが全般的に薄味だと書かれていたのですが、今のところ全くその気配を感じません。健康志向が強くて薄味を好む人はご飯に豚の脂と醤油かけないだろ。

デザートにあげまんじゅうのようなものが出たのですが、現地の同僚がなんの揚げ饅頭かを説明しようとしてくれていました。そして自動翻訳にかけて日本語にして見せてくれたのが。

「太郎」

え、これ太郎を揚げた饅頭なの!?お前もこうなるんだぞってこと!?
ではここでクエスチョン。「太郎」の揚げ饅頭、本当は何を揚げたものだったでしょうか?(世界ふしぎ発見!のクイズ出題SE)

午後から客先に連れていくからと聞いていたのですが、ランチのあと流れるようにカフェへ。その後マネージャーのいないところで2時間も昼休みを過ごしてからオフィスに戻り、しばらくフリータイムがあったあと、16時半ごろに「客先に行こう」と声をかけられました。
「午後客先に行く」って行って出発が16時半になることある?あるんだ。いいところだ。
客先では、「システム部」の部屋の雰囲気は日本と同じなんだなあと思ってました。

夜、歓迎会を開いてもらいました。
そこにいたるまでの間、様々な人から「日本人は際限なく酒を飲むらしいね」と言われていてそのたびに俺は違うと言っていたんですが、なぜこのような風説が流布されているのでしょうか。

「若者に人気だって口コミを見て選んだ」とボス(若い頃の大沢たかおに似ている)が語るお店へ。めちゃくちゃ出てくる料理が多い店でした。途中、麺と米が出たのでシメの気分になったのですが、そこから普通に肉料理が5種類くらい出ました。おいしかったのはアヒルのソテーや牛肉を香草と炒めたやつかな。ただ、ここ「後に出てくるものほどうまい」という意地悪なシステムになっており、十分に楽しめなかったのが残念です。

ボスと話していると、なんでも彼は日本に2ヶ月半のあいだ交換留学していたことがあったらしく、そのときホームステイ先で毎晩両親と飲み明かしていたそうな。噂の出処はここか!!

開始して2時間経ってもまだまだ料理が出てくるコースだったのですが、3時間くらい経ってそろそろ切り上げる雰囲気になるのかなと思ったら、飲み物がワインからビールに移行しました。
結局宴は4時間半続きました最後の方もうクタクタだったよ~。

昨日おとといとずっと不安だった原因の大半は「所属がないこと」「知人がいないこと」だったのですが、職場に行ったことで所属ができ、知人が一気にでき、そして手に職がつきました。めちゃくちゃ疲れましたが、気分は良いです。

でも疲れたから明日は休みにしてくんないかな。


(クイズのこたえ)
揚げ饅頭になっていた「太郎」とは、タロイモのことでした。