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2025年は9の年《まず自分のニーズを満たす》

スターゲイト®︎数秘術創始者のやすみんです。

書いたり書かなかったりですが2025年は9の年ということで特に着地点を決めずに書いてみます。


2025年は9のエネルギー

9は「数」を構成する要素の最大の数です。
一番最後に立つ、一番後ろにいる、ということで、「わかりにくい」と言われます。
3・6・9では「創造」「維持」の次にくる「破壊」であり「再生」へとつながる数になります。

全体を見守りながら、「より良い」方へと成長しようとする動機を抱いています。

なので見る目が厳しくなることがあります。
正義感ともまた違う、理想ともまた違う、
「この人たち(この条件たち)ならもっと良くなる」
というのが見えている、という感じです。

でも、わかりにくいので9の言葉はあまり理解されなかったりもします。

そんなとき、9はあらゆる数のもつ言語やコミュニケーション力を総動員して解説にあたります。

認知的共感が巧みで相手からの信頼を得ることができます。

そのうちすべての数は9の目をみながら、
「あなたがそういうなら自分の持ち場でできるだけがんばってみよう」
と言うのです。

9はそうした数の様子をあたたかく、でもその奥にある鋭い観察眼とひんやりとした次の世界への予感をたたえながら、

うまく破壊して、うまく再生するためにもっとも大切なことをその予感をつぶさに分解して見つけ出そうとしています。

それは結局、すべての数を見ているということなのですけどね。

9の見る目の厳しさは、すべての人にとって良い世界になるために培われたものですが、

自分自身にもその目を向けて、自身には遠慮がないものですから、
なにごとにも一番最後にすべての尻拭い、あるいは片付けをするつもりで最後尾を陣取っていることがあります。

それではいつまでたっても自分の順番は来ないのです。

むしろ、こなくていい、と思っているのが9の気持ちでもあります。

そうしたところは、他の数から信頼されもしますが、
なめられもします。
すべての数が人道的というわけではないのですからね。

ひとつの数の中にもいろいろあるわけですから。
いろんな顔があるわけですから。

そうすると9は落ち込んでいきます。
尊厳を守る番人の尊厳が守られないなんてことがあるのですね。
信じられない。

たくさんの数から信頼される9が、他の数たちを信頼できなくなってしまう。

破壊神9の誕生です。

9は破壊もできれば再生もできる。
むしろ再生のために破壊をするわけですが、
その破壊は「かつて正しかったものたち」に向けて振るわれるもの。

9はあらゆる逆算ができる。
だからこそ、そこに9の「より良くするため」の「より良く」が何にとって、どのように、どこまで、というのがとても重要になります。

2025年、個人に9があるないに関わらず、この暦で生きるすべての人にこういったエネルギーが関わってきます。

9の動機に対して、どう動いていくのか。

個よりも公への意識が強くなる期間です。
なので、
「自分のためと言いながら、誰かのためになることをする」
ことになります。

9は逆算と言いました。
なので、
「まず自分のニーズを満たす」
ことになります。

矛盾しているようで、していません。

9のニーズは、
「誰かのためになることをする」
ことであり、
それが結果的に
「自分のためになる」ことなのです。

だからといって、
「自分のニーズとは違うことをする」
「誰かのニーズを満たす」
ということではないのです。
それでは「自己犠牲」でしかありません。

9は、誰かのためになることをしますが、
自己犠牲のためにするのではないのです。

まず自分の真のニーズを知ると、
「自分のためと言いながら、誰かのためになることをする」
「それが自分のためになる」
と言う意味がわかります。

自分のニーズがわからないままでは、ただの自己犠牲で満たされないままになります。

そうすると、「破壊神9」が爆誕するというわけなのですね。

「再生へと後押しする破壊」のためには、
まずは自分のニーズを満たすこと。
そのためには、自分の真のニーズを知ることです。

それが2025年の道を開く鍵のひとつです。

月で追う数のエネルギーの流れ

2024年12月は「11の月」だった

量のみでなく質的にたっぷりとした情報がもりだくさんだった12月だったのではないでしょうか。

さすが8の年の11の月。

また、迷いの中で佇む意味をじっくりと味わう月でもあったかもしれません。
迷えるという豊かさがある、といった感じだったのではないでしょうか。

しかもそれは、「来るべき決意の時までの時間」のように感じる人もおられたでしょう。

それは2025年にいきなりやってくるのです。

1月は「1」の月

2025年は9の年なので、月の数がそのままその月の数のエネルギーとなります。
わかりやすくていいですね。

2024年12月が11の月でしたが、逆戻りするように1月は「1」の月となります。
12月にものごとの本質をとらえようとしてきた人は、ここで「納得して決める」ことができるでしょう。

つまり12月は枝分かれの月でした。パラレルが発生する月だったのですね。

納得して決めることは、決めたことにも納得しています。
他責のないリラックスした自責ですね。
責を負うというよりは、肚にしっかりと落ちた納得なので姿勢を正してまっすぐに前を向き、破壊も厭わず、再生への喜びとわくわくに満ちた感覚があるでしょう。

納得して決めることができない場合は、別のパラレルへと移ります。
この月は自分で行動を開始するエネルギーがあるので、
どんな小さなことでもそのエネルギーに乗ることで後々の大きな違いを生み出します。

2月は「11」の月

そのまま「2」かと思いきや、また11の月がやってきます。
ここでは2024年12月の11とは雰囲気が変わっています。

1月に「納得して決めた」人は直観力を信頼しましょう。
インスピレーションが思いがけない出来事との結びつきを強めていきます。
ここでの感覚や知覚は9の(あまり表には出てこない)大きな世界観を垣間見るようなものです。

つまり叡智であるとか宇宙の真理といった望洋としたものですが、
個人という枠では判断しきれない偉大さとつながっているものです。

知覚した自分を信じることは、そうした「望洋としたわかりにくくとらえがたいもの」を信じることでもあります。

1月に「納得して決められなかった」人、つまりしっかり迷ったり悩んだりしなかった人は、ここで迷うチャンスがやってきます。
ここでの迷いや悩みはとても深いものになるので、そもそも迷ったり悩むことが苦手な人はそこに飛び込むこと自体、気が向かないかもしれません。

「悩むことは自分を見つけること」なので、できれば取り組むと良いでしょう。
ここでの悩みは次の月の楽しさにつながりますが、ここでもパラレルが発生するので自身の選択の先をイメージする力をつけると良いでしょう。

3月は「3」の月

いよいよ春の兆しを感じられる3月です。

冬シーズンにぴったりの時間を過ごして、楽しい感じになってきます。

「決めたこと・始めること」と「インスピレーション」が結びついて、ワクワクする感じのことを考えだしたり、行動に出そうという気持ちが芽生えてきます。

ここではあまり深く考えずに、とりあえず手を出してみる、というのがよさそうです。
自分では深く考えているつもりではなくとも、頭のどこかで、
あるいは意識のどこかで深く世界を見渡しているような、
あるいは見渡されているような、
そんな気分で気楽に動いていくと良いでしょう。

引っ込み思案
後回し
自己批判
遠慮

こういったものはとりあえず横に置いておきましょう。
そんなものは、他の人にとってはどうでもいいことです。
遠慮している間に「世界に貢献する」ことが失われていくことに気づきましょう。

4月は「4」の月

十分楽しんできたら、今度は計画を練りましょう。
あるいは段取りでもかまいません。
少し枠を広く取ってみるのがおすすめです。

多くの人が設定する枠は小さなものが多いので、
大きな枠に取り込まれてしまうとせっかくの世界観が同化してしまいます。

何も声高く主張する必要はないのです。
自分が遊びたい範囲を設定すればいいのです。

「すみっこみたいな小さな空間が好き」と言う人でも実際には
「誰もいないひろびろとした草原と遠くに見える山脈や川」がその人のテリトリーだということがよくあります。

そこで誰を招き入れて何をするのか、
あるいは招かれて誰のところに遊びにいきたいか、

そういうことを計画すると良いでしょう。
これは書かれたそのままの意味でもありますし、比喩でもあります。

手土産は「考えても答えの出ない問い」が良いでしょう。

5月は「5」の月

良い季節になっています。
さまざまな交流が盛んになります。

ちょっとしたチャレンジが多発します。
「1」の月にもおすすめしたい学びの機会がこの月にも多く巡ってきます。

もしかすると「学びたいこと、チャレンジしたいことが多すぎる」といううれしい悩みがあるかもしれません。

このタイミングでは、

宇宙の叡智とつながること
哲学的・形而上学的なこと
神性と関わること
大きく自由なエネルギーとつながること

などがおすすめです。

また交流が活発になると、対人関係も気になる人がいるかもしれません。

このタイミングでの対人関係トラブルは、

自分勝手と全体の利益
自己理解と相互理解
動と静

といった二極の矛盾や葛藤が元になるかもしれません。
実際にはこれらは二極ではなく、もとは一つのものたちです。
これは冒頭の解説を今一度振り返っていただけると良いかもしれません。

6月は「6」の月

知恵を交換できる関係性が宇宙にオーガナイズされる月です。

ちょっと意味がわかりづらいかもしれませんが、
5月の交流が発展していくために起こります。

多くの人は自分の意思で行動していると考えていますが、
ほとんどは誰かの意図で動かされていたり、
過去の感情問題から数のエネルギーが抑圧された姿で思考に関わっています。

そうした制約から解放される動きが5月にあったのですが、
それが少しずつ実を結ぶのが6月というわけです。

深く考える、ということが苦手に感じている人でも、
人との交流から芽生えていくものは素直に受け取れることもよくあります。

言葉や文字よりも、ここでは素直で率直な言動や態度がつながりを深めていきます。
そこに深い思いやりがあることを相互に知っているという関係性になるのです。

7月は「7」の月

信頼というのは一言で言うと簡単なことのようですが、
その実、とても多様なもので人により(数のエネルギーにより)最も価値をおく「信頼」は異なるものです。

7月はそうした「信頼」を「自分自身」におけるように、
自身を律して深く世界を見渡す期間です。

なんとなく、土の中まで深く潜るというよりは、
深い深い海溝の中に潜り、あえて視界を遮り迷路のような場所を進みながら、
自身の感覚と知性をエコーのように反響させて「信頼」の道を辿っていくのです。

いつか広大な海の世界に到達し、
そこにいるすべての存在と、お互いに「信頼」の道を進んできたことを理解しあい、お互いを認め合うということをします。

それがこの月の「信頼」です。

8月は「8」の月

うまく「信頼」が通じ合う世界に辿り着けたなら、この月はもう言うことがありません。

なので、もしも「信頼」が途切れているように感じることがあるならば、を書いてみます。

そのような時には「裏切り」を感じやすいのです。
ただし、その前に「期待」や「被害者意識」がなかったか、あらためてみましょう。

「信頼」は実のところ「自立」と「自律」から芽生えるものです。
そしてそれらは「お互いに」ということでもあります。

これらは孤立するためにあるのではなく、
助け合いのためにあります。
その背景には、「あきらめない」という気持ちがあるのです。

「あきらめない」という気持ちがある限り、
「信頼」までの道は何度でも歩むことができます。

9月は「9」の月

この月には大きな破壊と再生が起こるかもしれません。

なので「信頼」がとても大切でした。

「信頼」がないところでは裏切りや共倒れ、再生なき破壊が多発するかもしれません。

「信頼」があるところでは再生ありきの破壊があります。
それはとても神秘的で、光り輝くような気分を味わうことすらあるでしょう。
つまり破壊とは「やりきった先にある次の世界」のための世界の再構築なのです。

「信頼」がないと言う時、嘆き悲しみ、
なぜ自分だけが、
どうしてこんなことに、
という気持ちになるかもしれません。

それはもしかすると、「1」の月に、あるいは「11」の月に、
疑わしいことを放っておいたからかもしれません。

すべてを白にしなくとも、
自分の中で納得できていればいいのです。
自分が納得していないことを放っておくと、
道はそこで終わるということもあります。

でも道はひとつではありません。
破壊が起こったら、また新しい道を求めていきましょう。
「あきらめない」気持ちを再起動して、いつでもまた始めることができるのです。
パラレルは何度でも起こります。
ワープすることもあるのですから。

10月は「1」の月

おめでとうございます!
がんばって生きてきたすべての人が次の螺旋へと入りました。

すべての人が同じ螺旋ではなく、
すでに無数のパラレルが存在しているのですが、すくなくともここでは足並みをそろえていきたいものです。

9月に起こった破壊から、社会にも大きな影響が出ている時期かもしれません。
生き方を変える人もいるかもしれませんし、
考え方がガラリと変わって新しい世界観で生きる決意を固める人もいるかもしれません。

多くの人の表情が変わり、有識の開拓者のような顔をしています。

きりりと引き締まりながら、
でもどこか天然なような。

少し抜けていくのがここでは大切かもしれません。
ゆとりは大切です。

11月は「11」の月

ゆとりにはインスピレーションが忍び込みやすいです。

この場合のゆとりは、時間的なものもあれば意識的なものもあります。
大切なのは、忍び込んできたそのインスピレーションをすぐにつかまえて、
一体全体何が言いたいのか、しっかり話を聞くことです。

人ではないものに話を聞くとは?とお思いでしょうか。
実際のところ、この話を聞く、というのは自分自身にです。

おそらくこのタイミングでのインスピレーションは、
高次の何かからかもしれません。
高次のあなた自身からかもしれませんし、
他の誰かからかもしれません。

同時多発的に発生するこのコミュニケーションは、
新たな創造のためのジャックポットです。

すべての人に大当たり!となるかどうかはわかりません。
獲得しても、気づかないかもしれないので。

ここでまたパラレルが発生します。

12月は「3」の月

イメージの力が創造の源になります。

ここまで来るとイメージを入れた箱がある種のマジックで現実になる仕組みをいろんな人が気づくようになっています。

この仕組みに気づいている人が増えると創造のスピードが早くなります。

早くなるのは良いのですが、思い出してみましょう。
「自分のためといいながら、誰かのためになることをする」
それが2025年のエネルギーです。

ここから離れると、スピードが速いだけの脆いものになります。

自分のニーズを思い返してみる。
それがわがままではないことを知っている。
そういうところまでやっとここで辿り着けるでしょうか。
あるいは一度辿り着いても、何度でも確認することなのかもしれません。

ひとりひとりの創造が、全体とシンクロするものであり、
それがミクロとマクロの相似形となります。

ーーー

良い一年になることは決まっています。
ただ、良いことばかりではありません。
プロセスを観察していましょう。
一喜一憂しながらも、
一喜一憂しないことです。

どこまでそれぞれのエネルギーを拡張できるか、
ゆとりをもって楽しんでいきましょう。

ーー

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