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裸足で川で遊んでいたらケガをしました...

こんにちは!元激流カヤックガイドが、川の楽しさと安全に楽しむコツをお届けするシリーズです。今日はお恥ずかしい失敗談シェア第2弾です(笑)。

川では一度のミスが大きなリスクにつながりますが、正しい知識があれば多くの危険は回避できます。僕の失敗をシェアすることで、これから川で遊ぶ方にも危険を少しでも理解してもらえたら嬉しいです。

サンダルは脱げないやつを。裸足はNG!


これは、穏やかな四国の渓流、汗見川で川遊びをしていた時の話です。

その日、カヤックで少し下りながら、良さそうな淵を見つけたので、カヤックを降りて鮎を追いかけたり、飛び込みをしたりして遊んでいました。

普段、激しい流れのある区間では、万が一に備えて川用のサンダルやリバーシューズを履いているのですが、この日は穏やかなダウンリバーだったこともあり、気を抜いてクロックスのようなサンダルを履いていました。さらに、カヤックを降りてからはクロックスも脱ぎ、裸足で遊び始めたんです。

裸足で川に入ると、解放感があってとても気持ちいいんですよね。そんな気分に浸りながら、3mほどの高さがある岩から飛び込もうと、岩肌を登り始めました。ですが、登ることに夢中で岩の表面をしっかり見ていなかった。実はその岩、かなり鋭くて尖った箇所がいくつもあったんです。

気づいた時には遅く、足に体重をかけた瞬間にズルッと滑り、足の指の間を鋭い岩でズバッと切ってしまいました。血がダラダラ流れ、痛みもかなりのものでした。傷は深く、今でもその傷跡が残っています。

川に入ると、皮膚はふやけて柔らかくなるし、気分的にも淵の美しさにテンションが上がっていました。だけど、この時学んだのは、どれだけ川が穏やかでも、遊びがまったりしていても、足を保護するためサンダル、リバーシューズは絶対に必要だということです。

川遊びをする時は、足の保護を忘れずに!

ビーチサンダルも、川では流されるので不向き。

アウトドア製品開発コラム

ここからは、新製品開発に関するコラムです。これまで板金加工の下請けを主としてきた会社で、アトツギとして初めて製品開発に挑戦中。
今作っているのは、スズキのジムニーのトランクにぴったり収まる収納プラットフォームです。アウトドアでの使いやすさを追求し、カスタマイズできる仕様を目指しています。

モンベル時代の先輩と製品コンセプトの壁打ち

今日は、モンベル時代の先輩に自社製品についてフィードバックをもらいました。この先輩はアウトドアの経験が豊富で、登山や渓流釣り、カヤックなどに詳しい頼れる存在です。今回の話し合いで、多くの気づきを得ることができました。

  • 製品説明の学び

    • 初めてのプレゼンで、説明に難しさを感じつつ、自分のコンセプトが少し曖昧だったと気づきました。

    • 改めて、伝え方を磨く必要があると実感。

  • アウトドアアクティビティとの相性

    • キャンプ渓流釣り とは非常に相性が良く、製品の強みを活かせる場面が多い。

    • 一方で、 登山 はザック中心の活動で、わざわざ引き出しを持っていくニーズは少ない。

    • カヤック では、大型バッグが主流なので、使う場面が限られる可能性。

  • デザインの重要性

    • ジムニーはファッション性 を大切にするユーザーが多い。特にこだわりを持つ女性ユーザーへの配慮が重要。

    • 現在の無骨なアルミデザインでは限られた層しか響かない可能性があるので、 ジムニーのカラーバリエーションに合わせたデザイン展開 を検討する価値がある。

  • アルミ角パイプの改善点

    • 角が手に当たると少し痛い。特に 重い荷物を運ぶ際の実用性 を考慮すると改良が必要です。

    • 素材や形状の見直しをすることで、より使いやすい製品に進化できるはず。

今回の壁打ちで、これまで気づかなかった課題や改善点を明確にできました。ですが、以前製品コンセプトの方向性は定まらぬまま…。このままで大丈夫なのか!


次回もお楽しみに!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

(表紙写真:Yuya Nojiri)

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