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フリースタイルカヤックで楽しむリバーサーフィンのススメ

こんにちは!元激流カヤックガイドが、川の楽しさと安全に楽しむコツをお届けするシリーズです。今日は「フリースタイルカヤックの魅力」についてです。

一口にカヤックといっても、用途や遊び方に応じて色々な形のものがあり、初めての方にはどんなカヤックが自分に向いているのか、わかりにくいかと思います。このシリーズでは、カヤックがあるとどんな遊び方ができるのか、とカヤックの種類をご紹介していきます。


【リバーカヤックの遊び方】リバーサーフィン

川で波乗りができるって皆さんご存じでしょうか?川が作り出す波(ウェーブ)にカヤックで乗って、左右にサーフィンしたり、宙返りしたり。これがまた爽快なんです。「フリースタイルカヤック」という種目名で大会も行われています。

海の波と違うところは、岩や川の地形によって波が作られているので、水位が変らない限り、波の形が変わらないこと。ということは、自分のテクニック次第では、何分でも何時間でも波に乗り続けることができるのです。

全国各地の川に、一定の水位になると自然にウェーブが出現するスポットがあり、有名なウェーブでは大会会場に使われたりしたいます。ちなみに僕がよく通っていたスポットは高知県吉野川にある本山・寺家ウェーブでした。※下の写真のウェーブ

変り種のウェーブとして有名なのは、長崎の早岐ウェーブです。ここは潮の満ち引きによって作り出されるビッグウェーブで、春から秋ごろにかけての大潮に出現します。このウェーブは、水のパワーが半端なく、波に入るとドドドドドーという音で周囲の音がかき消され、波に弾かれてカヤックが跳ね上がり、乗っているだけで超楽しいウェーブです。

フリースタイルカヤックは、先に紹介したリバーランニングカヤックよりもさらに小さく、ロデオ艇やプレイボートともいわれています。

この遊び方に適したカヤックの種類は、
フリースタイルカヤック

四国吉野川、寺家ウェーブにて


アウトドア製品開発コラム

ここからは、新製品開発に関するコラムです。これまで板金加工の下請けを主としてきた会社で、アトツギとして初めて製品開発に挑戦中。
今作っているのは、スズキのジムニーのトランクにぴったり収まる収納プラットフォームです。アウトドアでの使いやすさを追求し、カスタマイズできる仕様を目指しています。

プロトタイプ第二弾の設計、悩んでます

プロトタイプ第2弾の設計に取り掛かる中で、特に「軽量化」と大きな課題となっています。持ち運びできることがこの製品のコンセプトの重要な要素ですので、軽くしないとその魅力が半減してしまいます。

1回目の試作:手作業での穴あけ

  • 使用した材料:角パイプ

  • 選んだ理由:角パイプは材料費が安いので、第1弾のプロトタイプではこれを使いました。

  • 問題点:角パイプは加工が難しく、特に複雑な形状や高精度な穴あけが苦手。

    • 最初の試作では、ボール盤を使って手作業で一つ一つ穴を開けました。

    • 結果:精度は良かったものの、作業時間がかかりすぎて非効率だと感じました。

2回目の試作:レーザー加工機の導入

  • 目指した改善点:1回目の試作では時間がかかりすぎたので、レーザー加工機を使って穴あけをすることで、作業の効率化と精度向上を目指しました。

  • 実際の結果

    • レーザー加工機で穴あけをしましたが、作業時間は思ったほど短縮されず、穴の位置も1mm以上ズレてしまいました。

    • 結論:時間短縮と精度向上の両方が達成できなかったため、この方法では十分な改善にならないことがわかりました。

3回目の試作:新たな方向性を模索

  • 課題の再認識:パイプ加工はそもそも自社の得意分野ではないため、これ以上リソースを割くのは得策ではないと感じました。

  • 新たな方向性:角パイプを使わず、自社の強みである板金加工技術を活かして、フレームの骨組みを再設計することにしました。

次回に向けて 試行錯誤の結果、ようやく一つのフレーム案にたどり着きました。次回のブログでは、そのフレームについて詳しくお伝えします。


次回もお楽しみに!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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