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「Passport Bro」とは何か 母国での恋愛市場であぶれてアジアや南米に嫁探しに行く非モテアメリカ人男性たち ─深刻化するアメリカの男女対立

この間、独身の振りをしてBumbleという在
外国人女性ユーザがメインのマッチングアプリをやっていた時のこと。

アメリカ人女性とマッチして、同じdeftones好き、インディー映画好きということで意気投合した。(余談だが、男がアメリカでインディー映画好きというとゲイに思われて馬鹿にされたりする)

その後whatsappを交換して通話していたところ、
「なぜ日本にいる白人男性は不細工で共和党強烈支持のインセルばかりなのに綺麗な日本人女性を横に連れているのか」
という話になった。

実はこの話題は在日白人女性の間ではかなり鉄板の話題というか、彼女たちのコミュニティの中でよくシェアされている話題なのだ。

「逆に我々から見たら背の高い普通の白人男性と日本では明らかにモテなさそうな女性が歩いているのをよく見るんだけど・・・日本のネットではポカホンタスっていう有名なミームもあるし・・」と返すと大体ヤヤウケしてもらえる。

あなたが男性で、欧米(特にアングロサクソン圏の国)の女性と交際したことのあるAMWFカップルの経験者ならほぼ確実に聞いたことの話題だろう。

また彼女は続けてこう言った。「私の弟もpassport bro予備軍なの。フィリピンに移住したいとかほざいてる」と。

passport broってなんやろなと思ったが、その時点で概ねニュアンスは理解できた。

Passport broの定義とは

保守派メディアのfoxニュースによると、フェミニズムが盛んな自国のアメリカ女性に愛想をつかして海外(※アジアか発展途上国がほとんど)の女性との恋愛を望むアメリカ人男性が急増中とのことだ。彼らのことをパスポート・ブロと呼ぶそうだ。

通話後、youtubeで検索したらこのショート動画が出てきた。


ちょっと見てほしい。

(パスポートブロについて意見を求められたであろう白人女性)
「くたばれ、失せろや、(この国の女に)満足してねえならとっととお前のチンポしゃぶらなきゃいけない女捕まえろや、どうせ英語もほとんど英語もしゃべれないんだろうけど」
(それに反論する白人男性)
「見たかよこの女wピキってやがるwお前は何なんだ?あ?30過ぎて結婚指輪もない、夫もいない。ルーザー女が」

いやあ、両者とも闘争心旺盛だなあ・・・

今、passport broというのは英語圏でホットトピックの一つで、それに関するショート動画が数千万再生とかザラにはじいている。

この保守派論客のベンシャピロ氏のパスポートブロについてのショート動画は再生回数なんと2千万だ。

2015年あたりか、metoo運動とそれに伴うtumblrフェミニストたちのTwitter民族大移動でオンラインフェミニズムが英語圏でめちゃくちゃ盛んになった。

そして、それと同時並行的に欧米での出生率がガタ落ちし始めて女性と付き合えない男性たちが社会問題になった。

そう、もはや欧米も日本と変わらない出生率か、日本以下の国もたくさんあるのだ。


よければ上の記事もご覧いただきたい。



【passport broに関する反応】

彼らはアメリカで全くデートにありつけなかった連中だ。
もし彼らがデートできてたら、時間、金、面倒くささ、諸々のリスクを犠牲にしてまでデートのためだけに外国にはいかないだろう。
彼らはアメリカの女性に見切りをつけたんじゃないんだ。アメリカの女性が彼らに見切りをつけたんだ。なぜなら彼らは深刻な問題を抱えているからね。

redditより

私個人の意見

自分としては、ボロクソに言われているパスポートブロの気持ちもわからなくはない。

確かにアメリカの女性は男性へ求める基準が高いし、フェミニストも多い。

それならば「アメリカ人であること」だけで武器になるアジアや南米に権力勾配と女性の上昇婚思考(ハイパーガミー、女性が自分より上の男性を求めること)を利用して恋愛・結婚したいという理由もわかる。

以上です。









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