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だいたい日刊 やしくに日記 「羊たちの沈黙」

こんばんばんです。
夜は涼しくて昼はクソ暑い最凶陰湿の季節になってきました。毎朝汗びっっっっしょりで起きてます。まじ勘弁……

最近季節外れの風邪を引いてしまいまして暇を持て余してたんで往年の名作映画でも観るかと思って色々観てたんですけど、その中の一つに

「羊たちの沈黙」

があったんですよね。
正直最近だいたい日刊も書くのめんどくせーって思ってたんですけど、あまりにも映画が面白かったためこの熱が冷めないうちに緊急で書いてます。ちょっとネタバレ注意です。

話としては
アメリカで連続して若い女性が殺害される猟奇的殺人事件が起きており、被害者は全員一部の皮膚を剥ぎ取られているという特徴がある。FBIの訓練生のクラリスが事件解決のために元精神科医でカニバリストの死刑囚ハンニバル・レクターに捜査の協力を求めて……という異色のバディモノって感じです。

とにかくハンニバル・レクターのキャラクターが良すぎる!

あの知的で紳士的な雰囲気なんですけど根本が人間と異なる部分を感じるホプキンスの怪演が光ります。元精神科医なだけあって人心掌握に長けており刑務所内でも言葉だけで気晴らしに他の囚人を自殺させてしまいます。
このようにとんでもない野郎ですが、監獄に閉じ込められながらも核心に迫ることをバシバシ言ってくれるのでそこは安楽椅子探偵にような雰囲気もあって楽しい推理パートが始まります。
そこからクラリスに興味を持って彼女の過去を知りたがります。いくつかの問答を交わしていく両者。

正直自分はクラリスに心を絆されて改心!バディとして一緒に捜査!みたいな感じだと思ってたんですけど

護送される途中に警備員と救急員とそこら辺の旅行人を殺して脱走します。

普通に殺しまくってました。

ここら辺の死体の顔の皮を剥ぎ取って自分に付けて怪我人を装って搬送されるっていうのは発想からしておもろかったですね〜

犯人は被害者の遺体から皮をはぎ取ってドレスを作っていたんですが、ここら辺は実在したエドゲインがモデルだったのかな〜って思いますね。(まぁあっちはドレスだけでなくゴミ箱とかベルトとかも作ってましたが)
シリアルキラーの犯行内容とかがよく描かれていてそこもポイント高いですね〜

クラリスはレクターから貰ったヒントを元に真相と犯人にたどり着きます。電気を消されて何も見えない中、犯人に拳銃を向けられて殺されそうになるのですが、(ああ…ここでレクターが助けてくれるのかぁ……)って見てましたけど

普通にクラリスが犯人射殺して解決してました。

えぇ……因みにレクターは最後のシーンでクラリスに電話で自分を担当していた心理医師の殺害を仄めかして群衆に紛れて消えていくという場面でこの映画はエンディングに入ります。

自由に殺しすぎるだろ
刃牙死刑囚編のスペックかよ!?

ここで中盤のレクターとクラリスの会話が最後につながりタイトルである
「羊たちの沈黙」
となる演出はすごすぎですね

そんな終わり方ではあったのですが、トータルで観るとですね

最高の映画見終わったあとのあのシーンがよかったここはこういう伏線があったとか監督とキャストの演技かと頭の中をかけ巡って捻り出した言葉が「面白かった」の一声だけだった!なんてこと、ありますねあってください。

連続殺人犯は死亡して人質も救えたクラリスも晴れてFBIに、と一纏めにハッピーエンドの様な感じがするなかでレクターからの電話が来るわけです。そこで色んな感情がぐちゃりますとても…
とにかくおもろかった

総評……異色のバディものは良いものです。とても

ではまた次回〜( * ॑꒳ ॑*)ノシ

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