003_どアップ月間
最終更新日:2023/9/29
撮影環境:2023/9 月(複数日)
どアップ月間だったんです。
何が?というと、主題が際立った写真を撮るクセをつけたくて
この9月はどアップに写真を撮る強化月間だと決めていたのです。
さて、マクロや望遠レンズを持ち出し、どアップを試みた結果を
レビューしていきましょう。
月
8月末ですが、スーパーブルームーンが到来したときの写真です。
スローシャッターにした結果、思いがけず雲が流れて幻想的な感じになったのが良い点かなと。でも次はまぐれでなく狙って効果を得たい。
あと、空って露出落とすと色が濃く浮かび上がってきますが、この出てくる色がメーカーやプロファイルで様変わりする印象で、びっくりしました。
上手な方って、前景としてビル群を入れたりして撮っていたりしますよね。月だけの写真では構図的面白さがないので、うまい写真見たときにどんな
シチュ・方法で撮ったかイメージして、模倣から学びを始めたいものです。
植物
似た構図なので2枚連続で。等倍マクロを使った植物のアップです。
慣れないマクロ撮影して思ったのが以下の点です。
・背景を大きくボカしても背景のコントラストは気になること
…2枚目の右側が緑色のグラデーションにならず、黒色入っちゃってます
・被写体をなだらかにボカすか、被写体自体はきっちり写すのか
…基本後者がいいと思いますが、そうなるとf値は結構試行錯誤がいる印象
・撮影意図は何か、副題は何か
…水滴や虫がついてたりするとストーリー性が生まれますが、
そういうのがない単なるアップだと写真的面白みに欠ける印象です
スナップ
中望遠くらいで、西日を使ったキツめの逆光下で撮影しました。
逆光で輪郭・コントラストがきっちりした絵になったのが良い点
かなと。圧縮効果も効いてるけど奥行き感もあります。
一番の課題は…でかい望遠ズームを持って街を歩くにくく、撮影の再現性が得られにくい事でしょうか…
オールドレンズとX-T5を合わせて街を歩いていたら、人馴れした野良ねこに出会いました。逃げないようにじり寄りつつ撮ってたら、脇を通った車の
ライトに反応し、ねこ自身もライトに照らされ…というシチュエーション。
前回記事の反省でもありましたが、動物撮影は時間をかける必要があるかなと思い、それこそ20分くらいかけて撮りつづけたうちの一枚です。
これは明確に功を奏したと思います。中々、こういう状況ないと思うので。
個人的に振り返るとすれば、現像でしょうか。
元々ひんやりした感じの日陰にいたところに暖色のライトが混じって
います。暖色は出ていますが、ライト当たってない部分のひんやり感も
うまく残せたら、もっとドラマチックな感じになったかなと。
(ティール&オレンジ的な。カラーグレーディングも勉強しなきゃ…)
総評
「主題が際立った写真を撮るクセをつける」という意図で始めたこの試み。所感としては、相応にうまくいったのではないかなと思っている次第です。
ただ次の課題としては、「植物」の箇所にも記載しましたが
”副題をどう準備するか" "構図的面白さをどう出すか"
にあるように思います。
魅了的な被写体をアップで撮るだけ、という状態から
ステップアップしていきたいですね。
あと、アップ撮影を実施するためには、かなり機材の要素が出てくると痛感しました。特定の被写体だけを撮れればよいなら単焦点でいいですが、
そうでなければ便利ズームのような機材が効果絶大だなと思いました。
(アップなほどパースが気になるので寄ればいいという話ではない気が。)
その他にも、等倍マクロや超望遠など、飛び道具的に言われるレンズも
ないと撮れないものがあると、再認識した次第です。これら機材を使うには三脚も必要で…となってきて、よけいに機材要素が大事…という訳ですね。
長くなったので、これくらいで!
引き続き精進していこうと思います!!
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