"世界一お母さんにやさしい国"ノルウェーから逃げ出す母親たち ー その1
国際NGOセーブ・ザ・チルドレンが毎年「お母さんにやさしい国ランキング」というのを発表しています。例によって北欧諸国が上位を占めているわけですが、もちろんノルウェーも1位になっています。
また、あるアメリカの企業が発表した子育てしやすい国ランキングでは、ノルウェーは2位だそうです。日本語で「ノルウェー 育児」とか「ノルウェー 子育て」とインターネッツを検索したら、スーパー・ポジティブなキラキラ記事ばかりでした。
ノルウェーから逃げ出す母親たち
しかしながら、近年ノルウェーの児童保護政策は、国内でも批判が高まり、海外でも外交問題が起きるなど、悪い意味で注目されています。また、数年前から他国に夜逃げする母親や亡命する母親さえ出てきています。お母さんにやさしい国って・・・いったいどうなっているのでしょうか?
【ポーランドで亡命が認められたノルウェー人の母子】
トラブルの原因として批判を浴びているのは、"Barnevernet"と呼ばれる児童福祉局です。この機関は、些細な事や誤解(濡れ衣)、または意味不明な屁理屈(例えば、"乳児が目を合わさないのは心理的な虐待を受けた証拠"と解釈される等々)を弄して、親子を引き離し、一度子供を取り上げるとなかなか返さない、と恐れられています。インターネットで "Barnevernet"を検索すると、それ関連の "事件"は多数見つかります。
【"Barnevernet が来たわ!誰か助けて!" と叫ぶ母親(音量注意)】
ノルウェーの児童保護トラブル事例
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