父を訪ねて その2
前回は、簡単に父親を探す背景を書いたが、今回は、現在進行系の、父親の所在を探す方法について記したい。
意外とネットで方法を探すのもなかなかくろうするので、私の行っている方法を書きたい。
1. 父親の本籍地を特定する
まず、自分の戸籍謄本から父親の本籍地を調べる。私は結婚したときに本籍を移したので、移す前の除籍された謄本か、そもそも母親の戸籍に書いてあるのではないかと考え、最終的に母親の今の戸籍謄本を、郵便にて取り寄せ申請をした。
仕事の合間に、郵便局へ行って、郵便小為替を買うのもなかなかタイミングが合わずに苦労した。なんせ、郵便小為替は貯金窓口が空いているときしかかえず、平日の昼間しか買えない。私は在宅勤務の昼休憩中に自転車で頑張って買いに行ったが、こういったちょっとした作業が意外と面倒くさく、心が挫けそうになる。
数日後、役所から電話があり、戸籍がほしい目的を聞かれる。正直に父親の本籍地を調べたい旨話すと、母親の戸籍には父親の本籍地が書いてないという。母親の過去の戸籍謄本には載っているというアドバイスをもらい、差額の300円分の郵便小為替を送ることになる。
小さな役所の方が、ちゃんとわかって作業もできる優秀な人がいて、また親切で、とても感心した。
郵便局に行くターンがまた増えたが、確実に情報に近づいている気配が強くなり、やる気もでる。
再度不足分の郵便小為替を郵送して数日後、奥さんから興奮のラインが来た。本籍地がわかったようだ。GoogleMapのストリートビューまでつけていた。完全に楽しんでいる。
なかなか年季の入った戸籍で、数字が漢字で書かれていたり、言葉遣いが古くて難しい。
とりあえず、情報が繋がっていっているので、あともう少しと感じると、少しリアルになって焦りを感じる。
2.父親の戸籍の附票から所在地を調べる
父親の本籍地がわかったので、その市町村に戸籍の附票を請求する。附票には、住んだ場所の履歴が書かれているので、現住所も分かる。
母親の除籍した戸籍を送ってもらった前述の役場の方が、ご丁寧に父親の本籍地市役所の住所も書いて、手順も書いてくれていたので、とても簡単に請求できた。スーパー公務員だ。
数日後、その市役所から電話がかかってきて、その当該住所に父親の名前で該当者の履歴がないという。
少し青ざめて、再度母親の戸籍を確認します、と言って電話を切る。ここでつまずくとまた振り出しだ。
家に帰って、母親の戸籍を確認すると、**番地のあとの数字を見落としていた。市役所に電話し、番地の後の数字を伝えると、ヒットしたとのこと。郵送するとのことで、胸を撫で下ろした。
以上、私の踏んだ手順となる。
今日21年8月13日時点で、まだ附票は届いていない。今後の父親へのアプローチ含めて、引き続きnoteに投稿していきたい。
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