『技術と心』秋山翔吾(シンシナティ・レッズ) 【書評】
著者:秋山翔吾
出版社:廣済堂出版
分類:実用書
こんにちは無敵の読書家・ヤスカルゴです。
今回は秋山翔吾選手の【技術と心 至高の打撃・野球道&精神力探究バイブル】を書評させていただきます。
では、さっそくどうぞ。
1.この本を紹介する理由
1-1 何故この本を選んだのか
この本は昨年買ったのですが、本屋を見ていると秋山選手の本が売ってあり、手に取りました。
自分は、秋山選手の所属していた埼玉西武ライオンズという日本のプロ野球チームのファンだったので、気になったのです。
また、現在秋山選手はシンシナティ・レッズというアメリカのメジャーリーグのチームに所属していますが、この本が発売された当初は、どこの球団に行くのか、はたまた西武に残留するのかが発表されておらず、気になったので野球の本として趣味で買いました。
1-2 なぜ実用的か
メインは野球の技術面と精神面の話になっています。
野球の技術面に関しては、野球を知らない人やしない人にとっては、分からないことが多いと思います。話も基本は知っていることを前提に進んでいきます。
しかし、精神面に関しては、もちろん野球での経験から引用されているものの、内容が一般化されていて野球以外のことにも応用できます。
2.著者の紹介
2-1 略歴
秋山翔吾
1988年4月16日生まれ、神奈川県横須賀市出身。右投げ左打ち。身長184㎝、体重85㎏。背番号55.A型。横浜創学館高校 ー 八戸大学 ー 埼玉西武ライオンズ ー シンシナティ・レッズ(2020年~)。父親の影響で物心つく前から野球を始め、その指導で左打ちに。横浜創学館高では甲子園出場なし。北東北大学野球連盟の八戸大学で1年春からレギュラー入り。4年春の首位打者、最多打点、ベストナイン、優秀選手の4冠で注目され、10年オフのドラフト会議で埼玉西武から3巡目指名を受け、入団。11年4月12日、北海道日本ハムとの開幕戦でルーキーながら9番ライトでスタメンに抜擢される。13年には全試合に先発出場し、ゴールデングラブ賞を獲得。「打撃開眼」の年となった15年は、2か月連続月間40安打(史上2人目)、31試合連続安打(歴代3位タイ。左打者では歴代1位)、シーズン猛打賞27回(歴代1位タイ)、そして日本プロ野球新記録となるシーズン216安打など、記録ラッシュの1年だった。以降も、17年には初の首位打者と2度目の最多安打に輝き、18年にも2年連続3回目の最多安打と、球界屈指のヒットメーカーに。19年に、チームのキャプテンに就任し最多安打を獲得。19年オフにシンシナティ・レッズに移籍し、1番バッターとして期待される。
3.本の構成と読みやすさ
3-1 本の構成
8つの章、細かい目次、内容に分かれています。
第1章:打撃技術を作り直す~ゼロから始めた開眼までの戦い~
第2章:バッティングを高める~さらなる進化への最新テクニック~
第3章:頭の中で打撃を描く~スキルアップの戦略・メンタル術~
第4章:守備・走塁の信念を貫く~派手なプレーより大切なこと~
第5章:強い心が成長させる~幼少期からプロ若手時代までの軌跡~
第6章:野球人として考え続ける~高みの境地へのスピリット~
第7章:心を豊かに、そして安らぐ~明日への活力となるヒント~
第8章:未来へ向けて思う~チーム、キャプテンシー、僕の道~
3-2 読みやすさ
一つ一つの内容が短く、細かく目次が付いているので、かなり読みやすいです。
ただ、そこまで難しくは無いのですが、野球用語がかなり出てくるので、野球を知らない方は厳しいかもしれません。
4.この本の見どころ(僕視点)
4-1 稀代のヒットメーカーの技術や体のイメージが細かくわかる
野球を実際にする人を含め、野球が好きな人にとっては非常に興味深い内容が書かれています。打ち方の極意や、プレーに対する考え方など、プロにしかわからない苦悩などが3章近く書かれています。
4-2 メンタル術などのマインドが分かる
秋山選手は、5年連続フルイニング出場(休みなしで試合に出ているということです)を継続しているほどセルフマネジメント能力が高く、ずっと安定して好成績を収めている選手です。
また、年齢による肉体的・精神的変化や、キャプテンを務めたことなど、様々な経験から、継続して超優秀な結果を残すメンタル術が書いてあります。
6.まとめ
①野球のルールを知っている人は基本的に全てを楽しめる&学べる
②でも、知らない人でもメンタル面など、学べることはたくさんある
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