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はじめまして
はじめまして
見てくださりありがとうございます。
初めてのnoteでなんで書けばいいのか
分からないのですが
少し私の話をしようと思います。
言葉を文章で伝えるのが苦手ですが
見てくださると嬉しいです。
私は物心ついたころから吃音症でした。
保育園に通っていた頃は吃音など分かるわけもなく
周りの子達も幼かったので私を悪く言う人は
いませんでした。
小学校4年生くらいから少しずついじられるように
なってきました。
吃音には何パターンかあって私は
・初めの言葉が中々出てこない
・初めの言葉を何回も言ってしまう
・言葉を途中途中で伸ばしてしまう でした。
多分珍しいケースだと思います
「ああああああーありがとうございます」
「 わ、わ、私の名前は〇〇です」
とにかく私は自己紹介や発表の場が苦手でした。
家では安心しているのか吃音はあまりでませんが
人の前に立つと緊張もあり、よく吃っていました。
そんなある日小学4年生になると
「二分の一成人式」というお祝い行事が学校で
毎年行われていました。
そこでは一人一人スクリーンに映る昔の写真と共に
台の上に立って両親に感謝の気持ちを伝える。
という行事がありました。
私は話した通り吃音症でしたのでこれを
やり遂げられるのか、恥をかかないか。など
不安でいっぱいでした。
でもまだ小さかった私は誰にも相談できずに
1人で抱え込みついに前日リハーサルを迎えました。
みんなが元気に発表していく中私は不安で不安で
たまりませんでした。
そして私の番がきました
昔から吃音で人前に立つのが怖かった私は台に
立った瞬間、緊張で何を言葉を発することが
できませんでした。
みんなは数分で終わっている中私だけで10分以上は時間を使っていたと思います。
なので周りの同級生の子達からザワザワと声が
聞こえはじめ流石に先生達もやめさせないと
いけないと思ったのか
「明日頑張ろう、今日はいいよ」と
台から下ろし席まで連れて行ってくれました。
その日の夜
母が「学校から連絡あったよ」と一言。
私に言ってきました
先生達も不安で連絡してくれたのだと思います。
私は怒られると思い怯えていましたが
母は「今日どうしたの?」と優しく一言。
それだけでした
私にはなぜかそれが救いでした。
本番の日の朝
私が学校出る時に両親が共に玄関の方にまで来て
「今日見に行くからね、頑張ってね」
発表の時
両親は1番前の席に座っていました。
私は不安でしたが朝の言葉を思い出し勇気を
振り絞りました。
台に立ち話し始めたら昨日のことはなんだったんだ
ろうと思うくらいスラスラと話せました。
そこで初めて私は人前に立って話す時に吃らなく
なった最初の日でした。
ゆっくりでしたがなんとか手紙を読むことができ
そこで初めて前を向くことができました。
ずっと下を向いて話していたので照明が明るく
あまり前が見えませんでしたか、少しだけ歪んで
両親の顔が分かりました。
泣いていました。
普段泣くところを見たことがなかったので
驚きましたが私は今でも思い出すくらいに1番
大切な思い出です。
そこから吃ることも減っていき、
まだ吃音について言われることもありますが
少しずつ生活がしやすくなりました。
お父さん、お母さんありがとう
長々と読んでいただきありがとうございました。
これからもゆっくり書いていきます
みなさんよろしくお願いします!