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【タワースタンプラリー】中部電力MIRAI TOWER

全日本タワー協議会(https://www.japantowers.jp/)が実施している「All-Japanタワーズスタンプラリー」の参加記録です。今回は2024年8月9日中部電力MIRAI TOWERを訪れた様子をお伝えします。(2,605文字)


地下鉄に乗るだけでケツの肉が取れそう

東山スカイタワーの続きです。

エアコンの効きの悪いクルマを1日中運転し続けた上に慣れない乗り換えを強いられたため、かなり疲れました。楽しもうとしてタワー巡りをしていますから、つらいなら早々にホテルに帰って休むのが正解だと思います。ただ、普段名古屋に来ることが無いので、このタイミングを逃したらスタンプラリー達成は多分無理です。ノルマをこなすためには我慢が必要です。ノルマって嫌な言葉ですね……

とは言え、東山スカイタワーの(入口の)最寄り駅である星ヶ丘駅から地下鉄東山線で15分ほどで着きます。タクシーでも錦通を直進して30分かからないと思います。でも朝からシートに座り続けていましたからお尻が痛いです(この日の総着席時間8時間以上)。

体がキツ過ぎて移動時の写真撮っていないので6年前のスパゲッティハウスヨコイのミラカン載せておきます。

現代名古屋のシンボルを刮目せよ!

栄駅で地下鉄を降り、名古屋名物である栄の地下街を通ります。この日は最高気温が40℃に迫る猛暑日で、エアコンの無い外界に出るのが憚られます。地上にいる時間が短くなるよう極力地下街を通ってタワーに近づきたいです。幸いにも街のシンボルであるテレビ塔の案内は各所にあり、錦通久屋交差点北側から出られました。私の目の前に現れたのは、栄の賑やかな夜景と久屋大通の美しい公園、そして、銀色にライトアップされ堂々と立ち誇る中部電力MIRAI TOWERだったのです。

後述するイベントに合わせて設置された咆哮するゴジラもカッコいいです

中部電力MIRAI TOWER基本情報

営業時間:10:00-21:00
※土曜日は21:40まで。最終入場は営業終了の20分前まで。
※年に2回ほどメンテナンス休館があるそうです
展望台料金:1300円(小・中学生:800円)
※障害者割引や団体割引もあります
※イベントによって割引が効かない場合があります。後述。
https://www.nagoya-tv-tower.co.jp/

スタンプは1階エントランス奥にある展望台入場券売り場の有人受付で押印できます。私たちが行ったときは受付外にアテンド担当の方がいらっしゃったので、そちらの方に対応していただきました。自分で押すスタイルです。

名古屋の今昔を味わえ!展示スペースが既に楽しい!

タワー下のエントランスは錦通から見て裏側にあります。ちょっと入りづらい感じは框口のようで、別世界に通じるようなドキドキ感があります。入ると、名古屋テレビ塔の建設当時から近年までの歴史を辿る展示があります。内藤多仲タワー六兄弟の長男だけあって歴史が深いですね。内藤多仲については、3階にタチュウという土産物売り場があったり、彼の足跡を辿る展示があったり、展望台に着く前からタワーを知識で楽しむことができます。

名古屋テレビ塔(現・中部電力MIRAI TOWER)の歴史を学べます。奥が展望台入場券売り場です。

展望台(スカイデッキ MIRAI360)に上るエレベーターは3階から乗ります。3階も土産物売り場のタチュウのほか、顔ハメ看板や催事用の展示スペースなどがあって楽しめます。この日は名古屋テレビ塔開業70周年記念のゴジライベント開催に合わせた展示がおこなわれていました。
※記事公開時点で既にイベントは終了しています

催事場にあった顔ハメ看板にハマってみました。雑コラ失礼。こちらはイベント時期限定のものかもしれません。

名古屋の今昔を味わえ!そして展望台が楽しすぎる!

エレベーターで展望台(スカイデッキ MIRAI360)に上がると、久屋大通の美しい夜景が広がっていました。名駅をはじめ、近年高い建物が増えてきましたから、東山スカイタワーのような征服感は味わえません。しかし、栄の街を南北に貫く大通りの中心から見下ろすことができるのはここだけです。とても貴重な風景と言えるでしょう。

展望台から南を望んだ風景。名古屋3Mの一角であった丸栄が無いのはさみしいですね。
ゴジライベントのため室内照明が青いです。名駅方面とKowaてれぼーくんが共演する風景です。

スカイデッキ MIRAI360の上には、さらに屋外展望台(スカイバルコニー)があります。この日は夜20時を過ぎても気温が下がらない厳しい熱帯夜でしたが、さすがに標高100mとなると幾分涼しく感じました。冬は木曽山脈からの颪が厳しいでしょうけど、それもそれで名古屋特有の気候が味わえるから楽しそうです。

タワーの鉄骨のトラス構造がよくわかります。いかにも頑丈そうで安心感が半端ないですね。

今回はゴジラのイベントが開催されており、通常の入場料金より割高でした。各種割引制度も対象外になるとの事でしたので、あらかじめイベント開催のタイミングを確認してから訪問すると良いでしょう。

やっとかめ!タワーは上るだけで地元感を味わえる

タワーを下りた時点で時刻は20時半過ぎ。夕食がまだだったのでお腹が空きました。タワー地上階にはカフェとバーが併設されており、ビアガーデン風に楽しむこともできます。公式サイトのフロアガイドを見る限り、夜遅くまでお食事できるようです。ただ、1日中移動しつづけてきた私たちが屋外でBBQを楽しめるはずも無く、結局地下街のコメダで休憩兼遅めの夕食としました。

適当に入ったコメダ珈琲店。ハンバーガーは遠近法でデカく見せているのではなく、本当に巨大なんです。

今まで名古屋の街に縁が無く、私たち夫婦にとっては通過するだけの地方都市でしかありませんでした。それが、1日で2つのスタンプ押印を果たした事により、タワーを登ったことがある特別な街に変貌しました。晩にコメダで食事したのも、名古屋らしさを体で感じる事になったのかもしれません。ふたりの会話の中で自然に「やっとかめ(懐かしい)」のフレーズが出たのには驚きました。名古屋に行くならタワー巡りです、手っ取り早く名古屋市民を名乗るならタワー巡りです!名古屋、今、アツいです!

そして中京タワー巡りシリーズは次回に続きます。

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