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【タワースタンプラリー】通天閣

全日本タワー協議会(https://www.japantowers.jp/)が実施している「All-Japanタワーズスタンプラリー」の参加記録です。今回は2025年1月9日通天閣を訪れた様子をお伝えします。(2,632文字)


千葉県に住んでるとLCCが便利

筆者は千葉県に住んでいて、自宅が新京成線沿線にあります。平日朝に関西方面に向かう場合、新幹線を利用するケースが第一選択となります。現地に夕方に着いて一泊するようなスケジュールなら良いのですが、日帰りだと通勤ラッシュで混み合う電車で東京駅に行く事を強いられます。駅で電車を待つ時間を考慮に入れたり、キオスクでじゃがりこ買ったりする時間を捻出するので、なんだかんだで1時間はかかります。だるくないですか?

都区内に住んでたら良いんですけど、千葉に住んでるとココに来るまで一苦労なんです。

そんな時に思いついたのが成田からLCCを利用する事です。早めに予約しておけば一人片道1万円を下回る価格で関東~関西を移動できるのです。また、以下のメリットがあります。ウキウキしてきますよね!

  • 新京成(北総線か京成線)経由で成田に行く場合、通勤ラッシュと逆行するので電車が空いている。

  • 北総線なら空港まで1時間かからない

  • 関東→関西の長距離移動にかかる時間はチェックインから数えても2時間30分ほどなので新幹線と変わらない

  • 空港から飛行機で移動するだけで旅情が湧く

  • スカイライナーとラピートに乗れる

通天閣への道

成田空港から通天閣に行くには、Peachかジェットスターに乗って関西国際空港に向かいましょう。関空に着いたら南海電車に乗り換えて新今宮で降りれば、歩いて10分で通天閣です。

と、すんなり行程をこなせれば良いのですが、そうは問屋が卸しません。この日、関西空港の滑走路に迷い人が現れたらしく、関空到着が1時間ほど遅れました。当初の予定が一気に崩れてしまい、時間に追われる一日になってしまいました。ラリーストの悲しい宿命です。

滑走路侵入のせいでこの空域をグルグル回っていました。関西万博会場が見えますね。
関空第2ターミナルに着くのでバスで鉄道駅に行かないといけません。寒空の中バスを待つのは結構面倒です。
南海電車の急行電車です。蛍光灯カバーが関西に来た気分を盛り上げます。

成田空港を発ったのが7時半で、新今宮に12時10分頃着きました。結果的に新幹線に乗って来たほうがちょっと早かった事になります。飛行機は待機時間が長いためじゃがりこを食べる暇がありませんでした。

大阪を手軽に楽しめる通天閣

以前、関西ブロックのタワー制覇を目指した時には、夏休みの激混み時期でしたので待ち時間が1時間以上ありました。しかし正月明けの今回は10分程で受付を済ませることができました。前回の記事はコチラです。

平日の昼間っから飲んでも怒られない感じが良いんですよね。筆者は飲みませんでしたが。

タワー基本情報

年中無休
営業時間:10:00~20:00
※最終入場19:30。屋外特別展望台やショップは19:30まで。
※営業時間変更や臨時休業があるそうなので予め公式Xで確認が必要です。
通天閣公式X
料金:1000円(5歳~14歳:500円)
※団体料金や障がい者割引料金があります

参照:営業案内|通天閣|展望台・タワー
https://www.tsutenkaku.co.jp/annai/index.html

ラリースタンプは一般展望台(屋上ではない屋内最上階の部分)にあります。誰でも押印できる状態ですので、人見知りが激しい人でも安心してスタンピングできます。

ラリースタンプがフリーになっているところは少数派です

大阪だけどパリみたいな町並み

受付からエレベーターホールに向かい、そこから一気に展望台に上ります。エレベーターから出て最初に見える景色が感動モノです。

通天閣を中心にして放射状に伸びる道路が印象的

地図で見るとよりわかりやすいです。この街の構造はパリのエッフェル塔を参考に作られたそうです。
参照:資料館|その他|通天閣|展望台・タワー
※通天閣のサイトを見ればその歴史がわかるので筆者からの説明は省略します

あべのハルカスがパリのラ・デファンスを思わせます。阪神高速もペリフェリックっぽく見えませんか?

景色を眺めるだけならあべのハルカスに上ったほうが高い分有利な気もしますが、なんばや梅田といった高層ビル群との距離の近さを考えると通天閣のほうが良いかもしれません。なんか、パリっぽいんですよね、行ったこと無いですけど。

阪神高速がアーバンな感じでカッコいいのですが、ラブホテルの屋根の宣伝文句が大阪そのものって感じですね。

レトロでフューチャーで多様な顔を持つタワー

展望室の中は観光タワーらしい佇まいです。観光都市大阪だけあって外国人観光客が多いように感じました。室内は日本人以外にも刺さるコンテンツにあふれています。

望遠鏡はKowaではなくNikonです。そして天井にはなぜかミラーボールです。外国人にはグルーヴ感が通じるのでしょうね。
展望室のトイレはちょっとスペーシーでした。便座の蓋が人感センサーで自動的に開くのも外国人観光客にはウケが良さそうです。

この日は体験しませんでしたが、昨年から新設されたスライダーが大人気でした。パっと見た感じはみんな外国人観光客のようで、盛り上がり方が日本人と違う感じがしました。

そして展望室から下りた地上階も楽しいです。通天閣で完結するのではなく、大阪観光の一部として他の観光地への動線となるような工夫がありました。

グリコの展示スペースがありました。コレ見たら道頓堀行きたくなりますよね。
みんな大好き顔ハメです。この他にたくさん顔ハメ設備がありました。

上れば上るだけ味が出る。何度も行きたい通天閣。

建物から出ても楽しみが続きます。外観も通天閣の魅力なんですよね。

通天閣の出口付近です。天井画の迫力がすごいです。だるまの串かつ食べたくなります!
こちらは入口です。レトロフューチャーでカッコいいです。

この日はそのまま京都に行ってニデック京都タワーに上る予定でしたので、これで新世界を後にしました。でも、串かつ食べたいしザリガニでレトロゲーム遊びたいし、後ろ髪を引かれる思いでした。今度はタワーに上るだけではなく、食べたり散歩したりして楽しみたいです。何度来ても楽しめる、それが通天閣の魅力なのでしょうね。

そしてニデック京都タワーに続きます。

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