【タワースタンプラリー】横浜マリンタワー
全日本タワー協議会(https://www.japantowers.jp/)が実施している「All-Japanタワーズスタンプラリー」の参加記録です。今回は2024年10月13日横浜マリンタワーを訪れた様子をお伝えします。(3,303文字)
イベントたくさん楽しい横浜
この日私たちはパシフィコ横浜裏の海浜公園で行われた「ザ・昭和歌謡パラダイス」というイベントに行くべく、松戸から横浜に向かいました。
2日目のDJイベントに私たちが普段聴いているバブルBさんが出るという事で楽しみにしていました。バブルBさんの次にDJダイノジのお二人も登場し、盛り上がった1日でした。横浜の街はこのイベント以外にも各種催事が行われており、いつ来ても楽しめる場所だと感心しました。
横浜マリンタワーへの道
せっかく横浜に行くのであれば他にも楽しんじゃおうと考え、横浜中華街と今回のテーマである横浜マリンタワーにも行くことにしたのです。私たちは千葉に住んでいますので、公共交通機関で移動する事になります。お得な手段を調べたところ、以下のものがありました。
京浜急行「横浜1DAYきっぷ」
「京急線往復割引きっぷ」と電車・バスが乗り放題の「フリー区間1日乗車券」がセットとなった商品です。京急線で最も東京寄りの品川からのセットは1350円です。品川~元町・中華街の片道運賃はIC利用で537円ですから、フリー区間で2か所ほど途中下車すれば元が取れます。
フリー区間の複数施設で使える優待特典も付いています。飲食店の場合はドリンク1杯サービスや飲食5~10%OFFといった、よくある優待のようですね。
参照:横浜1DAYきっぷ | おトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
東急電鉄「東急線みなとみらいパス」
東急線各駅(一部の駅を除く)から横浜駅までの往復と、横浜高速鉄道みなとみらい線一日乗り降り自由がセットとなった商品です。東京側のターミナルである渋谷からだと920円です。渋谷~元町・中華街の片道運賃が533円なので、往復するだけで元が取れます。
京急より運賃の割引は有利ですが、優待特典を利用できる施設が限られますので少々悩みます。
参照:東急線みなとみらいパス|東急電鉄
東急電鉄「横濱中華街 旅グルメきっぷ」
簡単に言うと、東急線みなとみらいパスのフリー区間拡大+食事付きのプランです。東急線1日乗車券+みなとみらい線1日乗車券+お食事券の3つがセットになっています。東急線内どこからでも3300円です。運賃だけで元を取るのは厳しいですね。
この商品の魅力は、中華街のお店を中心としたエリアで使える食事券です。各店舗のメニューを見る限り、どのお店でも2000~2500円相当のお食事が楽しめるようです。中華街を観光したい私たちにピッタリな企画と思い、今回はこの商品を利用しました。
参照:横濱中華街 旅グルメきっぷ|東急電鉄
横浜の「全部のせセット」 街を存分に味わおう
横浜マリンタワーの魅力はその立地にあります。横浜市は広大な面積を誇る一方で中心市街地は一極集中型です。観光地は港周辺に固まっているので、中心市街地の隅というタワーの場所はそれらを全て眺める事ができるのです。ラーメンで例えるならトッピング「全部のせ」です。
タワー基本情報
年中無休
※強風等による運営休止の可能性あり
料金・営業時間
10:00-18:00 デイチケット:1200円
※平日1000円。Web購入で割引、小学生・中学生はさらに割引
18:00-22:00 ナイトチケット:1400円
※平日1200円。Web購入で割引、小学生・中学生はさらに割引
※デイ、ナイト、どちらも団体割引や障害者手帳保持者への割引あり
参照:料金・営業時間 | 横浜マリンタワー
https://marinetower.yokohama/price-hours/
参照:よくあるご質問 | 横浜マリンタワー
https://marinetower.yokohama/faq/
ラリースタンプは1階チケット売り場の向かいにある受付で出してくれます。ラリーストであることを伝えると押印できます。私たちは今回でEASTエリア制覇でしたので景品をいただきました。実際に使われていた海図を再利用したグッズでした。マリンタワーが灯台として使われていたのがわかりますね。
ここからの眺めで横浜全部楽しめる
展望フロアはエレベーターで最上階から1つ下の階に登ります。エレベーターの窓から見えるタワーの鉄骨と段々高くなる景色が気分を盛り上げます。そして展望台に到着しました。港町横浜を360°楽しめます!
港方面はどちらも絶景です。特にこの日は大さん橋にクルーズ船ノールダムが寄港しており、いかにも横浜らしい港の風景を楽しむことができました。全長285メートル、最大1924人の乗客を収容できる巨大船は、遠くから見ても迫力満点です。
参照:Noordam Cruise Ship | Holland America Line
ちょっと残念なのが本牧方面の景色で、ビル(タワーマンション)のせいで元町公園や港の見える丘公園が隠れてしまっています。
展望台の上の階にも行ってみましょう。同じ場所ですから外の景色はほぼ同じです。最近のリニューアルオープンするタワーと同様、有料望遠鏡が無くスタイリッシュなインテリアにまとまっています。
展望台にありがちな設備は「恋人の聖地の南京錠掛ける場所」以外に目立ったものはありません。ただ、これだけの眺望ですから、眺める以外のアクティビティは不要です。この景色だけで横浜を存分に味わえることでしょう。
タワーのお楽しみ地上階の高いクオリティ
地上に降りましょう。エレベーターは出発地点の2階に戻ります。降りると広々としたスペースがあり、定番の土産物売り場の他、各種テナントが入っています。休憩スペースと思っていた場所は家具屋さんのショールームを兼ねているようで、腰掛けやテーブルに値札が付いていました。家具が買えるタワーって洒落ていますよね。
この他にも灯台だった頃に使われていた投光用レンズの展示や、山下清の貼り絵をモチーフにした壁画など、見どころがたくさんあります。海や港を意識させてくれる工夫がところどころにあり、仮設で使われるであろう受付ブースが船の保安検査や受付のそれを思わせてくれます。心憎い演出ですね。
タワーの外も100%YOKOHAMA 全力で楽しめる!
タワーの建物を出たら横浜の観光エリアのど真ん中です。引き続き楽しめます。道を挟んだ向かい側には山下公園があり、日本郵船氷川丸が停泊しています。基本的には航海に出ることは無いと思いますので、開館時間内であれば入れます。
1ブロック西側に行けば中華街がありますので、中華料理を食べたり中華雑貨を買うことができます。みなとみらいにはショッピングセンターがいくつもありますので、買い物を楽しむこともできます。マリンタワーを中心に観光プランを立てると、1日で主要な楽しみ方ができてしまうのです。横浜観光に行くなら絶対寄りたい「全部のせ」施設、それが横浜マリンタワーなのです!
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