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【タワースタンプラリー】東山スカイタワー

全日本タワー協議会(https://www.japantowers.jp/)が実施している「All-Japanタワーズスタンプラリー」の参加記録です。今回は2024年8月9日東山スカイタワーを訪れた様子をお伝えします。(2,525文字)


松戸→寄り道→東山スカイタワー。名古屋は遠い。

今年の8月は私が勝手に「タワー巡り強化月間」と決め、地方のタワースタンプをガッツリ集めてしまおうと考えていました。しかし、お盆の時期ですから、お墓参りもしたいし実家にも帰りたいです。両方を叶えようとするとどうしても日程がタイトになるので無理が生じてきます。タワー巡りはあくまでタワーを楽しむためのもの。一生懸命になったら損だという事もお伝えできれば良いと思います。

松戸から静岡へ向かう途中、早々に港北PAで休憩を入れてしまいました。

ダメな大人の無理のある旅程

旅程は以下です。
※タワー情報は含まれませんので興味の無い方はこの項を読み飛ばしてください

  1. 松戸の自宅をクルマで出て、夫実家の静岡県島田市で墓参りする。

  2. 名古屋市内のタワーを2つ巡り1泊

  3. ツインアーチ138を登って妻実家の滋賀県大津市へ。実家泊。

  4. 朝から関西のタワーを回り数を稼ぐ。実家にもう1泊。

  5. 墓参りなどして松戸に帰る。

43歳にもなって親孝行の無い帰省は恥ずかしいです。年齢なりの孝行ができない割に年齢なりの体力しかありませんので、関東↔名古屋↔関西のクルマ移動が結構キツイです。帰省とタワー巡りは別日程にするべきでした。

早朝5時頃に松戸を出るも、首都高と東名で渋滞に巻き込まれたため、第一の目的地としていた由比のスマル亭には9:30頃到着(結局スマル亭は国一下り側の店舗が長期休業のため食べられなかった)。島田市内の実家には10時半頃に着きました。実家に千葉土産を置いて墓参りを済ませ、島田市内で昼食を取ったらもう13時半。新東名と東名で宿のある小牧市内に着いたのが16時過ぎ。結局タワー巡りは夕方からのスタートになったのです。

東山スカイタワーへの道

東山スカイタワーは東山動植物園の敷地の中に囲まれた(アフリカの国レソトみたいな)立地です。東山動植物園の最寄り駅は地下鉄東山線の東山公園駅ですが、タワーに行くには東山公園駅で降りてはいけません。東山動植物園を経由せずに(休園だったり営業時間外だったり)行く場合は、隣の星ヶ丘駅が最寄りとなります。急坂を登る必要がありますので、駅から行く場合はタクシーが良いでしょう。

星ヶ丘駅構内。タワーへの案内は目立ちません。「終車」という聞き慣れない終電案内が気になりました。

標高の高さが際立つパノラマビュー

いかにも公共施設らしいエントランスの中心あたりに受付があります。受付とスタンプ押印を行います。受付の向こう側がエレベーターホールです。タワー最上階に飲食店が入っているからか、地上階は観光地らしさをあえて出さないようにしているのでしょうか。

エレベーターの中。縦長の丸窓にシャンデリア風の照明で名古屋らしいゴージャスな雰囲気です。公共の施設らしいエントランスとは印象が異なります。

東山スカイタワー基本情報

営業時間:9:00-21:30(最終入館は21:00)
休館日:毎週月曜(国民の祝日または振替休日の場合はその翌日)
観覧料:大人普通300円、名古屋市内65歳以上100円。
※団体割引あり。その他各種減免制度あり。詳細はオフィシャルサイトで確認すること。
スタンプは受付でラリーに参加している事を伝えると案内してくれます。ラリーの事を承知してくれていますから、安心して声がけしてください。
http://www.higashiyamaskytower.jp/

名古屋の街はオレのもの。市内の眺望がスゴい!

エレベーターを降りると、まずは長久手方面の丘陵が見えます。上社ジャンクションや高針ジャンクションが都会の雰囲気を盛り上げてくれます。目線を下に向けると東山動植物園の緑が美しいです。

見える風景は、時計回りに伊勢湾(伊勢湾岸自動車道や衣浦港など)、名駅や栄などの市街地、さらに一宮や小牧方面の市街地を望むことができます。濃尾平野の広大さを感じることができるでしょう。眺望が良い理由は、タワー自体の高さだけではなく、立地の影響が大きいです。オフィシャルサイトによると、タワーの高さ134mに加えてタワーが立つ丘の標高が80mであることから、結果として214m相当の景色を楽しめるのだそうです。名古屋を象徴する名駅セントラルタワーズを見下ろせますので、「この街はオレのものだー!」と叫びたくなるような独特の気分にさせてくれます。

タワーから北西(大曽根)方面を望む。Kowaてれぼーくんが一際意識されるのはKowaの地元名古屋だからでしょうか。

外から眺めても楽しめる独特のフォルム

30分ほど展望台の眺めを楽しみ、地上に降りてきました。展望室にあった土産物売り場をはじめとした観光地らしい施設は地上階には無いため、そのまま帰路につきます。来訪時間が遅かったため、昼のエントランスはもっと賑やかだったのかもしれません。

星ヶ丘駅まではずっと下り坂のようだったので歩いて帰りました。公園内ですので草木が鬱蒼と茂っていて歩くのに注意が必要です(クルマで来ればよかったです……)。帰り道にタワー側を振り返ると、えんぴつ形と表現される特徴的なフォルムを確認できます。そして丘の上にある事を意識させる急坂がわかります。

えんぴつ形だからか、巨大な建築物には抱かない「かわいい」という感情が湧いてきます。「屋根」のあるタワーは珍しいですね。

やりたい事はやるべき事をちゃんとやってから楽しもう

帰省と言いながら親孝行はしてないし、親戚や地元の友だちとも会っていません。地元で何をやっていたのでしょうか。反省と後悔の気持ちで東山スカイタワーを100%楽しめませんでした。タワー巡りをしている読者の皆さんは大丈夫だと思いますが、生活に関わる義務はしっかり果たしてからタワーを楽しみましょう。ラリーストの先輩からのお願いでした。

そしてタワー巡りの旅は次回に続きます。

星ヶ丘三越のライオンさんに叱られた気分になりました

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