【タワースタンプラリー】神戸ポートタワー
全日本タワー協議会(https://www.japantowers.jp/)が実施している「All-Japanタワーズスタンプラリー」の参加記録です。今回は2024年8月11日神戸ポートタワーを訪れた様子をお伝えします。(2,267文字)
note更新を妨げるほどの暑さ
先々月前半で旧聞に属する話になってしまいますが、記録的猛暑の中スタンプラリーしていたのを思い出したくなくて、筆が止まっていました。10月に入り筆が進むようになりました。異常気象は怖いです。SDGsを心がけたいものですね。
神戸ポートタワーへの道
異常な暑さは神戸に向かう時に乗った新快速にも影響したようで、弱冷房車じゃない車両にいても外の熱気が車内に入ってきました。送風が出来ていなかったようで蒸し風呂状態。滋賀の実家(大津京)から三ノ宮までの1時間で数kg痩せたと思います……
三ノ宮から観光客向けの路線バスが出ており、そちらを利用しました。詳細は下記リンク先をご覧ください。バスのクーラーはガンガンに効いていたので命拾いしました。バスは神戸三宮のオフィスエリアを抜けてメリケンパーク方面へ向かいました。次第に見えてくるタワーが気分を盛り上げてくれますよ!
キーワードは「おしゃれ」まさにBE KOBE
バスはオリエンタルホテル前のロータリーを回って神戸ポートタワー前に到着しました。目の前には屹立する堂々たるタワー。そして昼前の強烈な太陽光線が私たちに襲いかかりました。写真撮影もそこそこに逃げるようにタワー内に入ったのでした。
タワー基本情報
年中無休
※メンテナンスや貸し切りで休業の場合あり
営業時間:9:00-23:00
※入場ゲートの最終受付は22:30
※展望階ショップや低層階は営業時間が異なります
チケット料金:1200円
※展望フロアのみで屋上に出なければ1000円
※日時指定のチケットが必要。詳細は以下リンク先で確認のこと。
※子ども料金や各種減免措置制度あり
https://www.kobe-port-tower.com/
タワースタンプラリーのスタンプは、低層階1階エントランスの受付に声をかけて出してもらいました。私たちはチケット料金の減免措置を受ける必要があったので受付に用事がありましたが、スタンプのためだけに受付に声をかけるのは少々憚られる雰囲気でした。WEBサイトでチケット購入したラリーストは、受付で「全日本タワー協議会のスタンプラリーを回っている者です。スタンプ台を用意していただけますでしょうか」といった名乗りが必要でしょう。
港のシンボルは中身がおしゃれ
タワーとその周辺施設には飲食や物販のテナントが入っており、どちらもおしゃれです。カフェの掲示ひとつ取っても、かわいらしいというか、センスが光るというか、とにかくおしゃれで「神戸に来た!」という気持ちが高まります。
まず行っておきたいのは2024年4月のリニューアルに合わせてオープンした屋上デッキです。中部電力MIRAI TOWERにもオープンエアーのフロアが新設されていましたが、近年の高層施設にはよく見られるものです。しかし一味違うのが神戸、装飾がおしゃれなんですよね。
展望フロアで珍しいのがアートの展示です。展望4階は「赫き(かがやき)」をテーマにした小さなミュージアムとなっており、LEDを活用した体験型の展示がありました。外の景色にフォーカスしがちなタワーですが、街のおしゃれな様を押し出しているのが印象的でした。
やっぱり街の風景もおしゃれ
街の風景ももちろんおしゃれです。うなぎの寝床と表現される東西に細長い市街地と、市街地を挟み込む瀬戸内海と六甲山地。地理の授業で習った通りの景観です。でも、そこに港のおしゃれな味付けをするのが神戸っ子で、タワー下の建物は結婚式場だったり、カッコいい港湾施設が見えたり、六甲山の有名な市章ライトアップとか。他の街では感じられないセンスがいいんですよね。
神戸の街をおしゃれに楽しめ!
タワーから降りた私たちは、バスで南京町に向かいました。露店風のお店で昼食を取り、中華雑貨を見ながら次の目的地に行くために阪神電車に乗りました(暑い新快速はもう懲り懲りだ)。神戸は古くからの国際貿易港ですから、街のいたるところが異国情緒あふれる場所ですよね。そぞろ歩いているだけでも楽しめます。
タワーに登ることだけを目的に神戸にやってきましたが、三宮や元町、メリケンパーク周辺の繁華な場所を一通り見て回ることができて観光気分を味わえました。観光拠点としてのポートタワーのポテンシャルの高さを理解したとともに、神戸のシンボルとしての存在感の大きさを実感しました。みんなも遊びにおいでよ、BE KOBE!!