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FUJIYAMA をナメるな

この前、人生で初めて富士急ハイランドに行った。

もう社会人経験も4年目になるけど、実は一回も行ったことがない。
絶叫系が苦手なわけではないし、家からも車で行けてまあまあ近い距離にあるのに、なんだか縁がなかった。
大学生になって大人数で行っている人たちもいたけど、大人数でいくテーマパークはなんかうるさそうで嫌だった。(普通に誘われなかった。)

そんな富士急になぜ突然行ったかというと、きっかけは「進撃の巨人」だ。昨年突然 私の YouTube Shorts に進撃のネタバレ雑学が大量に流れ込んできて、(本当になんで?)「知ってる声優さん結構いるし、見てみるか~」と足を踏み入れたが最後、大沼が広がっていた。
原作もアニメももう完結しているのだけど、ずっとなにかしらとコラボし続けていて(すごい)、富士急で期間限定のライド型アトラクションをやるという情報を手に入れた。
これは行くっきゃない!と、同じく進撃好きな友達と満を持して山梨県に繰り出した、というわけです。


かわいいリサガスがお出迎え!天気も良くて最高

私の絶叫耐性

一体だれが興味あるんだよ。と思いながら書いておく。

  • 速いの→大丈夫

  • 高いの→割と大丈夫

  • 浮遊感→けっこう無理

  • 酔い→酔いやすい。いつの間にかブランコで酔うようになってた。

ディズニーランドでいうと、ビックサンダーは大好きだけど、スプラッシュマウンテンは結構苦手なタイプ。同じ感覚の人、結構多そう。
(スプラッシュマウンテンは急にこなし方が "理解"って、大学生で克服した。これはマウントです。山だけに)

ついてすぐ、まずはお目当ての進撃の巨人に。めちゃくちゃ最高だった。

エルヴィン推し。心臓を捧げよ!

んで、乗った。FUJIYAMA。

FUJIYAMAをナメるな。

もう、これに尽きます。いや、わかんない。わかんないけど、「絶叫?あんま知らんけど、ディズニーのは全然平気だし、なんか入口の近くにFUJIYAMAあるし、行くっしょ!」のマインドでいっちゃいけない乗り物だってことは、伝えておきたい。
生気を、吸い取られます。

FUJIYAMAの何がヤバいのか。

  • 普通に高い

最初に登っていい高さを超えてる。え、高ない?と内心思いながらも、最初だしテンション上がってるし、景色きれ~とか言うんだけどね。高いよ。

  • 二回ほど空に浮く

ちょうど二回ほど、宙に浮きます。ホントです。
足とかおしりとか、ついてなかったもん。背中しかついてなかったもん。
スプラッシュマウンテンのうさぎどんはぴゅーんと投げられてすぐにお家に着くけど、FUJIYAMAは、ちゃんとしっかり空中浮遊の時間があります。

耐えられる浮遊感の限界を優に超えてきて、声を上げることすらできず、爽快感も全然味わえなかった。ずっと「浮いてる!浮いてる?!浮いてる!!!!」ってびっくりしてた。

↑乗る前の注意事項。これめちゃ怖い。
「正面・背中・安全バー♪ 」
「宙に浮いても戻れない ♪」(怖)

  • レールが古い

あとね!古いんすわ!レール!
古いから!がたがたで!!動きが!!!!!
後半、ぎゅいんぎゅいんて意味もなく左右に振られる時間があるんだけど、当然速さもめちゃくちゃあるので、右に左に、成されるがまま。不快だからやめてほしかった。(ほんとうに)
後半は希望が一つもなかった。

生気を全部持っていかれて、終わった後、10歳くらい歳を取った。ヨボヨボの手で調べたら、開業当時、4つのギネスに登録されていたらしい。ウケる。

も~~~~、本当に怖かったので、これから行く人は注意してください。マジで。なんだかアンチみたいになって、すみません。でももう、向こう10年は乗らなくていいかな。

乗ったやつ

もう書きたいことは書いたので、あとは今回乗ったやつと、雑な感想です。

  1. 進撃の巨人(最高)

  2. FUJIYAMA()

  3. ZOKKON(最高!爽快感!!みんな乗ったほうが良い!)

  4. リサとガスパールの空中さんぽ(怖すぎて笑った)

  5. 鉄骨番長(酔った)

  6. 進撃の巨人(2回目)(最高。1回目と違う場所で見れた♪)

本当は鉄骨番長のあと高飛車に並んだんだけど、途中で雨が降ってきて、20分くらい屋外コースターが全部止まっちゃった。小雨なら動くらしいのだけど、小雨のなか乗ってもな…、という絶叫ライト層なので、諦めました。
ちなみに、FUJIYAMAは雨のあと再開するのが一番早いコースターらしい。お前、まじか。ウケる。

FUJIYAMA では叫べなかったけど、ZOKKONでテンション爆上がり、叫びすぎて翌日喉ガラッガラになった。
酔い止めとのど飴を持っていくことをおすすめします。

心残りは、高飛車とええじゃないかに乗れなかったこと。とくにええじゃないかは FUJIYAMA に乗ったことで完全に心が折れて、挑戦する心持ちにならなくて諦めてしまった。次回の FUJIYAMA枠として取っておこう。恐ろしい。

ほうとう食べて帰りました。

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