行き止まる<002・詩>
つめたい世界で深呼吸して
葉っぱが連れ去られていく先を想像する
踊るような道を辿って
わたしは行けない
そこに行けない先を想像している
なにも選べない
選ぶことのできない夜がいい
身体はするどく
心くろぐろとして
世界が反転させる数々の
仄暗い幕
ひたすらの思い出
消灯
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つめたい世界で深呼吸して
葉っぱが連れ去られていく先を想像する
踊るような道を辿って
わたしは行けない
そこに行けない先を想像している
なにも選べない
選ぶことのできない夜がいい
身体はするどく
心くろぐろとして
世界が反転させる数々の
仄暗い幕
ひたすらの思い出
消灯