記録029

更新の頻度が格段に少なくなった。前回の記録からどのくらいになるだろう。ここ最近はとにかく、すこやかである、という日が少ない。ずっと長いこと、今日は悪心、今日は目眩、今日は頭痛、きょうは…といったぐあいで、それらがやって治ったかと思えば、年末になって風邪をひいた。
最近は久しぶりに躁の自分が蘇っている。少し落ちてはまた上がり、多幸状態でいることが多い。言葉と音楽がうるさく鳴り響くので、仕方なく「ほかの音楽」で遮断するしかない。頭の中より大きな音で聞かなくてはならないので、結果どんどん音量が上がる。これは危ないことだとわかりつつ、それでもよそから微妙に音が入ってくる状態だと余計に混乱して、身体と脳をうまくコントロールできない。椅子にすら座っていられない日もある。
主治医の前で躁になったのは先日が初めてだったので驚かれた。自立支援の更新が来月に迫っているので診断書を書いてもらった。ついに「双極性感情障害」という名前をもらった。わたしの状態にきちんと名前がついていることに安心する。私の怠惰や弱さが、私自身に起因するものではないことが証明されているようで。
あとは、ホームに到着した電車のなかに大学院の関係者がいないか、じっと息を潜めて周りを観察する癖がいまだになくならない。