#日記
トウキョウ・デッドエンド
これを書くのはわたしのため。わたしのような悲しみを背負っただれかのためにじゃない。わたしのかなしみのため。わたしのかなしみにわたし自身が少しでも寄り添い、そしてそのかなしみを少しでも癒すため。けれど、そんなことはできないのだと知っている。
私の生まれは石川県の中都市。中都市といっても人口10万人と少しの、ぎりぎりの中都市。両親は理髪店を営んでいて、父はその3代めだった。わたしは生まれてすぐに
生きてるから生きるの怖い
仕事が怖い。私にはできないことがたくさんあり、毎日仕事で起こるさまざまなことが怖い。その上、一度心身が壊れてしまっていることがとりわけ怖い。けれど、わたしはそうやって病気を理由にしているのがもっともダサい。やりたいと思っているのだから応募すればいいのに、採用情報だけじゃみえないたくさんのやるべきタスクというものについていけなかったらどうしよう、とやる前から怖がっている。わたしは元来かなりの不安症
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