何を書けばいいかわからない人が読んで「わかる〜」ってなる話
書き出しが肝心だと慎重に構えた結果、白紙のまま筆を折りベッドに直行。おやすみ。
・・・みたいな現象はよくあることだが、一番よくないことだ。
確かに書き出しは大事だ。
なぜなら、たいていの読み手は、書き出しで「読むか読むまいか」判断するからだ。
「こんな産廃文章死んでも読むまい!」と判断されればそこで試合終了。いやまってください安西先生、ぼくの文章はシュタゲと一緒で後半から面白くなる大器晩成型なんです!!とか弁明してもダメったらダメなのだ。は?全然かわいくねんだよ安西コラぁ!先生はまゆしぃ派ですとか訊いてねんだよぉぉ~頼むから読んくれよ~~ひとりにしないでよ~。
しかし、大事にしすぎも「ヤヴァイ」。
なにかすごく素晴らしいものを書かなくてはいけないんや!俺は世界を変えるンや!と息巻く気持ちはおおいにわかるさ。わかりすぎるくらいさ。…しかし待ちたまいたまえ。その血気盛んな意気込みも長くは持つまい。いつしか障害へと変容し、すごい速さで僕らの筆とハートを簡単にへし折りにくるだろう。すごい速いんだから。
まっさらなページを前にだよ、立派なものをこさえようとしてだんだん荷が重くなり、あれ?ちょっとYouTubeでも見たくない?となり理性は死に絶え、調子こいて関連動画のはしごしてたら時間は過ぎ去り死に絶え、気づけば「もうこんな時間か寝ないと」すかさずベッドイン!おやすみなさい!となる。寝るなよ愚か者!!死に絶えろ!!
いや、睡眠は大事だ。―ぺこぱ
あれほど夜間のスマホは危険だからへし折れと言ったのに・・・。
そういうわけなので、書き出しに迷ったらとにかく書き出してみましょう。
書きたいことが見つからない?大丈夫、書いてるうちに見つかります。村上春樹もそんなこと言ってた気がします。最後にチャラ男の根拠なき激励メッセージを置いて終わります。おやすみ
大丈夫大丈夫、かわいいかわいい
―そのへんのチャラ男