頭が良ければ高校には行く必要はない
今回は高校について考えてみました。私は今後高校は需要が減ると予想しています。その理由は行く必要のなさにあります。
特に大学に行きたければ高校は行く必要がありません。高卒認定試験を受ければいいからです。そんなに簡単に高卒認定取れるのかと思うかもしれませんが、そこそこの大学を狙えるレベルであれば確実に合格できます。いわゆるMARCHの受験を100とすれば高卒認定試験は25くらいの難易度かと思います。つまりこのレベルに達して受験を狙いたいと思うのであれば、高校に通う必要性は全くないのです。合格できればの話なので表題には“頭が良ければ”とつけたのですが…
ですからこれからはおそらく高校に通わないエリートが急激に増えるかもしれません。というより増えるでしょう。高卒認定試験は高校一年生でも合格できます。現実的にスキージャンプの高梨沙羅選手のように合格者も出ています。スキー三昧の選手でも最短合格者が出ている中で、これから勉強でトップクラスをとろうという人たちが合格できないわけがありません。
仮にもし合格したとしたら、既に理解していることを周りと歩調を合わせて学ぶ理由もなければ、意味のない宿題に時間を取られることもありません。受験に関係のある学習に専念したり、バイトを行なってお金を稼ぎ、そのお金を元手に自由にいろいろな体験を行うこともできます。自分のお金で海外に行けるティーンエイジャーは本当に貴重な経験を得ることでしょう。
それもこれも全ては勉強を行うだけの集中力があればの話ですが、正直なところ、残念ながら今や高校は周りのコンテンツが充実してきた今、学ぶのに最適な場所ではなくなってしまっています。もちろん部活や行事など高校でしか得られないものもあるでしょう。しかし、集中力があれば高校に固執する必要はないのです。
さあこれから高校入試を控えている中学生諸君。高卒認定の問題を見てみましょう。そしてこれならば確実に合格ができると確信したならば、高卒認定を視野に入れてみてはいかがでしょうか。