長尾鼻
確か プロ登山家 #竹内洋岳 さんが言ってたと思う。
山は高さや困難さで価値が決まるのではなくて人に登られて、そこに物語があって、価値が生まれる。
岩も同じで、人に登られて、そこに物語があって、価値が生まれる。誰にも登られない5.13より、たくさんの人に登られる5.9の方が魅力的だ。
先人が開拓した課題が埋もれるのは、その岩の物語が忘れ去られること。課題の価値を残していきたい。
先日、鳥取市青谷町の岩場 長尾鼻 に行ったときに、忘れ去られた課題を目のあたりにした。
きっとここにはたくさんのドラマが埋もれているんだろう!すごいポテンシャルを秘めているに違いない!!
前置きが長くなったけれど、そういうわけで長尾鼻の散策に行ってた。
長尾鼻
岩質:鉢伏板状安山岩
駐車場(クライミング、釣り)1人当たり500円/人
中央エリア(坂ノ下)
トポあり
📖フリークライミング日本100岩場5 中国・四国・九州
※初版のみに掲載、増補改訂版には未掲載
16課題 5.9~5.11d
2008年9月にリボルトされていています。
トポも公開されていたので、一番馴染みのあるエリアです。
アプローチもよく、足場も広く、床へは東西どちらからでも回り込めます。
東エリア(三ツ石、高座)
トポ:一部あり(山岳会の蔵書)
リボルトされていないので支点は信用しないでください。
エリアまでのアプローチはよいですが、床が狭いので基本懸垂下降になります。波が高いときは危険です。
西エリア(浪瀧)
トポ:あり(山岳会の蔵書)
リボルトされていないので支点は信用しないでください。
エリアまでのアプローチは3エリア中で一番悪い。
西からは岩を飛ぶ必要があり、東からは急な岩場のクライムダウンが必要。
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