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プレイフルな対話の時間を


6月28日、カフェゼミのサブゼミ「ABDでプレイフルシンキングを読もう」が行われた。ABDとは1冊の本を分担して読み、要約し、プレゼン発表してみんなと対話する、という未来型の読書法である。目新しいことが好きな私にとって、ABDという全く新しい読書法にとてもワクワクしていた。

この読書法を通して、本を読んで気づいたことや考えたことをみんなで対話をすることで、1人で読むだけでは気づかなかったよう気づきや発見を得ることができた。これが私にとって今回のカフェゼミの中で1番大きな収穫だった。
例えば、デモテープ理論について。デモテープ理論とは、最初から”完璧”を目指すのではなく、まずはプロトタイプを作ってからトライ&エラーを繰り返してブラッシュアップしていくという理論。ABDを終えたあと、私は本の中に出てくる”メタ認知”や”課題設定”などのキーワードを完璧に理解して自分の中に落としこもうとしていた。キーワードにまつわる疑問で頭がいっぱいになっていた時、それこそデモテープ理論で考えてみれば?とアドバイスをもらった。はっとした。完璧にキーワードの意味を求めるのではなく、まずは今理解できている範囲でプロトタイプを作ってみればいいんだ。そこから少しずつ試行錯誤を繰り返して答えを模索していけばいいのだと。この理論をさらに自分に当てはめて考えてみると、自分は初めから完璧を求めすぎるあまり、うまくこなせなかった時にとても落ち込んでしまったり、諦めてしまうことが多かった。昔から新しいことにチャレンジすることは好きだったが、この完璧主義のせいで楽しんで取り組めなかったり、諦めてチャンスを逃してしまったことがあったなと気づかされた。"挑戦してみよう"という気持ちがあっても、途中でやめてしまったら元も子もない。完璧じゃなくていい、まずはやってみる。そこから試行錯誤して、どんどんアップデートしていく。このスタンスでいる方が、もっとプレイフルに何事も楽しめるんじゃないだろうか。
直感と好奇心を持っていろんなことにチャレンジし、試行錯誤を繰り返しながらいいものを目指していこう
1人でこの本を読んだ時は、それほど気にならなかったデモテープ理論。しかし対話を通して、自分にとってとても重要な理論だったということに気づいた。
いろんな人と対話(アウトプット)をすることで、上で述べたデモテープ理論のように、自分の中で新しい気づきや発見が生まれる。それは自分の可能性を広げ、成長に繋がっていく。また、本の中には少し難しい内容もあったが、対話をすることで楽しみながら他の人と意見を交わしたり、さらに内容の理解を深めることができた。まさにシリアスファンな時間だった。対話の魅力を強く実感したカフェゼミになった。
もっと生活の中にプレイフルな対話の時間を積極的に取り入れよう
そして、自分の中で感じたことや学んだことをそこで終わりにせず、もっと深く考えてみる。次のアクションにつなげようという意識を忘れずに過ごしていこう。
#カフェゼミ
#melc2019
#カフェゼミのサブゼミ_mb


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