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自分のコトバで語りたい

やさころです。

9月はとにかく直感と好奇心でいろいろなイベントに参加して、多様なバックグラウンドを持つ学生や社会人の方と出会ってきた。自分と同じような悩みを抱えている人、興味関心事が同じ人といろんなお話をしたり、その中で新しい発見や学びが生まれ、自分の世界が広がっている感覚に楽しさを感じていた。(秋は越境したら積極的にnoteを書いたりツイートすることを心がけたい🥺)

しかし、越境をしているうちに、どうしても無視できないもやもやが生まれたので、今回はその事について書いていこうと思う。

自分の興味あることが自分のコトバで語れない

越境先で自己紹介をする時、私はいつも国際系やソーシャルビジネスに興味があると言っている。しかし、だんだん"興味がある"と言うことに違和感を感じ始めた。というのも、自分の興味関心事に対して自分の言葉で語ることができなかったからだ。

越境先には様々な人がいる。国際協力に興味があってNGOでインターンをしたり海外で新しい挑戦をしている人、ジェンダーに興味があって小規模ではあるが自分でイベントを開いている人。彼らたちは自分の興味あることに対して楽しそうにかつ真面目に話し出す。その内容が大きなことであろうが小さなことであろうが、確かにそこには自分の意思や考えが必ずあった。それはどこからか借りてきたようなありきたりな意見ではなく、なにかの事実とそれに対して自分はこう思っているという自分の意見があった。
そんな人を前にしていると、自分は国際系やソーシャルビジネスについて興味があると言っているものの、これらのことについて自分の意見がほとんど言えないということに気づいた。よく分からないまま、うわべだけの言葉や他人がどこかで言っていたような言葉を使いながら話している自分がいた。本当は国際協力もソーシャルビジネスのことも実はあまりよく知らなくて、それらに対して真剣に向き合って考えることがほんとんどなかったのだ。なかったというより、思考することから逃げていたのかもしれない。

もっと興味のあることに向き合いたいし、それに対して自分の言葉で意見が言えるようになりたい。 越境していくうちにこう思うようになった。

では、自分の言葉で語れるようになるためには何が必要なのか。
答えはまだ分からないが、まず大事なことは、そのことに対して真剣に向き合って思考を深めようとする姿勢だと思う。

というのも、思考が深くできている人ほど、その人から発せられる言葉には重みがあったり説得力があるように思うからだ。

思考することは頭を使うし、とても疲れる動作だ。でもそこでめんどくさい、といって思考することから逃げずに向き合えるかどうか。思考を深めるということが自然にできるように試行錯誤をこれから繰り返していこうと思う。

ただ、ここで気をつけたいのが思考を深めることにだけ一生懸命になってしまって、行動できなくなってしまうという状況に陥らないことだ。

考えすぎてしまって行動ができなくなってしまっては元も子もない。かといってただやみくもに行動していればいいというわけてもない。

思考と行動のバランス

このバランスをうまくとりながらやってはじめて価値のあるものが生まれたり、自分のコトバで語れるようになるのではないだろうか。
そしてこのバランスをとることは、予測不能で変わり続ける世の中で、必要なスキルだと思っている。

秋学期のゼミはいろいろな分野で活躍しているゲストたちが来る。その時にいかにその問題に真剣に向き合って考えれるか。自分が考えた意見、言葉で語れるか。まずはうまくいかなくても、試行錯誤して思考することと向き合うことが自分のコトバで語る第1歩になるだろう。

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