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色で激変? サングラスの選び方【その1】

「夏だなぁ、眩しいなぁ、サングラスでも買うか~」といった感じで選んでいたサングラス。一番のポイントはデザインでしたよね。それとブランド。

「これ、カッコいいね~」
「こっちのほうが似合うかな」

こういったチョイスの仕方は、今や昔の話となりました。

肌老化の原因は近赤外線?!

気候変動も含めて、太陽が私たちに及ぼしているプラスマイナスの影響が理解されるにつれて、サングラスはファッション性と同時に、機能性を重視したものが好まれるようになっています。

もちろん、色の持つ効果についても、科学的に解明されています。レンズカラーを選ぶ時は、色の機能を加味してチョイスしてはいかがでしょう。

その際、注意したいのは夜間運転時のカラー濃度です。日中は良いとしても、対向車のライト対策として夜間も利用する方は、25%以下の濃度を選んでくださいね。

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濃い色のものだと、万一事故った時、不利になります。

■自然な見え方のグレー系

グレーは、光を均一にカットしますから色調変化が少ない色です。自然な視界を好まれる方はグレーを選ぶと良いですね。ただし、色の濃度によってイメージは変わります。

■コントラストくっきりブラウン系

肌なじみが良く、誰にでも似合いやすい色です。ブルー系の光を抑えて視界のコントラストを高めてくれる効果があります。濃さにもよりますが、夕暮れっぽい視え方になります。

■真夏の太陽に負けないブルー系

ブルーは、強い日差しをカットして眩しさを抑えてくれるので夏サングラスにピッタリ。見た目もクールで、涼やかですよね。屋外スポーツにも良し。

■曇りでも景色くっきりイエロー・オレンジ系

曇り日や夕暮れ時のコントラストを高めてくれるので、夜間や悪天候下でも景色がハッキリ見えます。ただし、日中の眩しさ対策にはあまり効果がありません。

■眼疲れしないオールマイティなグリーン系

遠近が見やすく眩しさも防いでくれる色です。海、山、幅広く使えて、眼疲れしにくい色なんです。しかも肌のくすみを抑える効果があります。

以上、「色」は、似合う似合わないといったファッション効果とともに「見え方」を左右する力を持っています。

でも「サングラスなんか使ったことないわよ~」という女性、実はけっこう多いです。

普段お使いのメガネレンズに、ちょこっと色を足すだけでも、見え方が変化して楽になるはず。それにオシャレ度もアップします(^^)v

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機能色々 用途色々 サングラスの選び方【その2】

「サングラス」は、次の3つに大別されます。

★サングラス=歪みの少ない自然な見え方のもの
★偏光サングラス=サングラス+光の反射を抑えるもの
★ファッショングラス=それ以外のもの

気を付けていただきたいのはファッショングラスです。国の定めるレンズ光学試験をクリアしていないものが殆どです。例え「UVカット」や「偏光」と書かれていても、根拠がないわけですね。しかもレンズに歪みがあったりしますから、眼を守る意味でも心配です。多くは、メガネ専門店ではない場所で売られています。

サングラスに求められるであろうレンズの機能についてご説明します。

【紫外線カット】

紫外線「UV-C」「UV-B」「UV-A」のうち、UV-B、UV-Aは、白内障や眼精疲労、シミ、そばかすの原因になると言われています。

サングラスが紫外線を防ぐ力は「紫外線透過率(%)」で表示されており、現在は99.99%CUTが当たり前ですよね。

もう一つ、光を通す割合を示す「可視光線透過率(%)」は、数値が低くなるほどレンズカラーが濃くなり、まぶしさを抑えます。

レンズの濃さとは、眩しさを防ぐ割合に過ぎません。そして紫外線を防ぐ力は、レンズの色とは関係がありません。無色でも防げるんです。

【HEV】(高エネルギー可視光線または有害可視光線)

波長400〜420nmの、可視光線の中で最も強い光をHEVと言います。白内障や加齢黄斑変性の原因の一つとされており、有害光線の中では、もっとも眼病に影響していると言われています。

紫外線だけでなく、HEV領域をしっかり防ぐことが重要ですね。

【ブルーライト】

可視光線の中に含まれる波長の短い青色光で、目の奥まで届く非常にエネルギーの強い光です。特にPCなど、LEDディスプレイの光に多く含まれているんですが、最近は暮らしの中の灯りの多くがLED化しています。

【近赤外線】

近赤外線もまた太陽から届く電磁波の1種ですが、地上に届く量は、なんと紫外線の5~6倍! しかも近年判明したのが光老化の主犯でもあるということ。肌の深層部(筋肉)まで届くため、筋組織を壊し、シワやタルミなど肌老化の原因となることが判明しました。

以上のような機能レンズがあることを理解した上で、サングラスを選ぶと良いですね。

最近は、日中だけでなく夜間の対向車、室内照明を眩しく感じる人が増えています。サングラスは今や、日差しを防ぐだけのものではなくて、暮らしの質を守る大切なツールとなりました。無色なのに高機能なレンズもあります。

コーティングも実に様々で、115度の温度に耐えるレンズもあれば、超撥水効果を発揮するレンズもありますよ。シーンに応じて選ぶ時代です。

偏光、調光って? サングラスの選び方【その3】

偏光レンズのニーズが高くなっています。

日本トップクラスのRARTS偏光レンズ

光をカットする働きのサングラスは、レンズのカラーが濃くなるにつれて、見えにくくなります。ところが偏光レンズは、レンズカラーの濃度に関わらず、反射によるギラつきをカットしてくれます。

この機能は、あらゆるシーンで役立っていますよね。特にアウトドアスポーツやドライブ、フィッシングなどにおいて大活躍してくれます。

水面の反射や、道路・雪の照り返しをカットするため、視界を確保しやすくなります。同時に紫外線もカットするため、釣りやゴルフ、スキーなどのスポーツ、ドライブ、ロードバイク、あるいは日差しが強いビーチなど、屋外活動の必需品です。

最近は、渓流~海釣り、夕暮れ、曇り空、カンカン照りの炎天下といったシチュエーションに合わせた偏光レンズが開発されており、きめ細やかな対応ができるようになりました。

用途に合わせて偏光カラーを使い分ける方が増えていますので、ビッグメガネでは、日本トップクラスの偏光性能を持つRARTS偏光レンズをおススメしていますよ。

コレも便利。一台二役の調光レンズ

スポーツシーンでも調光レンズが便利

調光レンズとは、紫外線の量によって色が自動的に変わるレンズのことです。紫外線が多いと濃くなり、室内に入るとクリアになります。サングラスとメガネを使い分ける必要が無いため、とても便利ですよね。自転車通勤などには最適です。

気を付けていただきたいことは、紫外線カットの車窓では濃くならないことです。そして、HEVをカットしないレンズが殆どだということ。そして、調光回数には限界があるんです。使っているうちにだんだん色が変わらなくなったら交換ですね。

可視光線でも色が変わる調光レンズ、HEVもカットする調光レンズ(ルティーナフォト/ネオコントラスト)もありますが、高価になります。

表情を見られたくない? ミラーレンズ

ミラーレンズは、鏡のように反射するため、着用者の表情が見えません。スポーツなどの試合では、ライバルに視線や表情を見せないよう使用するケースが多いです。

また、屋外での日差しを防ぐ効果が高いので、スポーツパーソンには最適ですね。そのためか、オシャレなデザインや派手なカラーが揃っています。

さて、メガネ必須の人にとっては、日差しを防ぎつつ視力も確保しなければなりませんが、度付きの高機能サングラスも気軽に作れる時代です。

ただ、ハイカーブのスポーツサングラスに度付きを求める場合は、レンズカーブ8カーブ(通常4カーブ)だと、高価格になりますし、慣れが必要です。

そこで誕生したのが、ハイカーブのサングラスに見劣りしないデザインと機能を持ちながら、通常カーブの度付きレンズを装着できるスポーツサングラス。

鼻パッドの無いAirFlyに通常レンズが装着できるシリーズ登場

あるいは、クリップオンタイプの偏光サングラスならば、普段使いのメガネに装着できるので大変便利。費用的もおススメです。

ご相談はいつでもお気軽に。

次回、当店売れ筋ナンバー1のサングラスを詳しく紹介いたしますね。昨年11月に新発売されたばかりなのに、著名ブランドや鯖江の有名サングラスをぶち抜いて、当店で一番売れています。しかも、この4月新たに投入されたバージョンはすでに売り切れで入荷が遅れています(T_T)