100万字達成

　『皐月物語』がとうとう100万字になった。
　第1話を2020年12月18日に書き終えてから現在執筆中の第152話の途中でようやく100万字に届いた。
　100万字は私の目標だった。文章修業だった。だが具体的な目的はなく、ただペースを保ちながら文章を積み上げていこうと思っていた。
　まずは100万字を書いて、次の目標はその後で考えようと思っていた。

　100万字を書いてみて、実際どうだったか。
　文章は少しくらいはマシになったかもしれないが、深く考える余裕がないペースで書き続けてきたので、大して上達はしていないような気がする。
　量を書くのは苦にならなくなった。今は修学旅行編を書いているので、調べることが多くて、なかなか先に進まないが、恋愛話になれば今よりずっと早いペースで書けるようになったと思う。
　面白い話が書けるようになったかといえば、これは何も変わっていないような気がする。考える余裕がないので、ヒラメキに頼るばかりだ。

　次の目標は『皐月物語』を完結させること。
　その次の目標はいろいろあって、皐月物語の大人編をたくさん書きたい。今書いている『皐月物語』はその布石のようなものだ。キャラを産み出して、キャラを育てている感じかな。
　完結後にやってみたいことが他にもあって、『皐月物語』を二通りの書き方で更新してみたい。
　一つは読者のことを考えて、もっと面白い話になるように書き直すこと。今は読者を積極的に増やそうとしていないので、考え方を改めて、多くの人に読まれるような小説にしたい。
　もう一つは、自己満足のために文章をもっと磨いたり、情報をもっと増やしたい。これは趣味の世界になるので、公開しないかもしれない。

　そんな感じで、100万字を書いてみて感じたことを書いてみました。とにかく次の目標、完結に向かって頑張ります。