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RISEに寄せるライブの感想 KING SUPER LIVE Day2の観賞
Extreme Hearts
Extreme Heartsという、マジで面白いアニメがある。
アイドルとスポーツをかけ合わせたマジで面白いアニメで、劇中では様々なアイドルやバンド、グループの活躍が競技とステージの両軸でのびのびと描かれている。
そんなアニメ・Extreme Heartsで主人公の所属するグループ『RISE』が、この度キングレコード主催の大型フェスライブKING SUPER LIVE 2024に出演する運びとなり、かくいう自分も
うわ行きてぇ~!!!!!!!!!!
チケットを取りました。
RISE
他SNSでもチラッとpostしていたことではあるのですが、sajiさんのステージ(あんま知らなかったけど超よかった~)が終わり暗転したあと、なにか予感めいたものを覚えて、脳がフル回転し始めたんです。
メインステージに何人も上がってくるのがぼんやり見える、そうか楽器やケーブル類を片付けなきゃいけないんだ、じゃあ次のアーティストはセンターステージから? あわてて視線をそちらに向ける、その瞬間――
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見えた気がしたんです、放射状のレーザー。
これ記憶ちがいだったらかなり恥ずかしいんですけど、自分には見えた気がしたんです。ライブから数日たったのでいい加減気持ちの整理がついてきて、今では『どうせアニマックスの独占配信が始まるまでは誰も確認できないんだから、もうあったってことにしない?』くらいには思っています。
(なにを整理したん?)
そこからは本当に、比喩とか常套句ではなく、本当に記憶がおぼろげで、ステージ上でなにが起きていたかも全然思い出せなくて。だから他の人が書いている感想記事や投稿が目に触れるたび、あぁすごいな、ありがたいな、と思っています。(同じように「なんも覚えとらん……」と嘆いている人も結構いて、ちょっと安心している)
ただ、自分がどうしていたかは意外とよく覚えているんですよね。
とても楽しかったこと、信じられないくらい大きな声が出たこと、めちゃくちゃ嬉しかったこと、力いっぱいペンライトを掲げたこと、ずっと笑顔だったこと、MCにそれぞれのイメージカラーを振ったこと、最後にすこし泣いたこと……
そういった感情や感覚が未だ強く残っていること自体がきっとすごく大切で、あのとき確かに自分がRISEから受け取ったもので、何かを返せていたかは分からないけれど、それを頼りに記憶を埋めていくのだって構わないとさえ思えて。
ここからは余談になるかもしれませんが、振り付け(おそらく指導も?)をしてくださった振付師の先生がRISE出演に寄せてこのようなpostをされていて、
#キンスパ2024
— ONDY(恩田和典)/振付師【オリ振SNS総再生800万】 (@ondy65) May 12, 2024
「エクストリームハーツ」よりRISEの振付を担当させていただきました🎩
アニメの再現ダンス
大変だったと思いますが
めちゃくちゃ頑張っていて
大成功👏最高のステージでした🌈
また、横浜でLIVEができたこと。
エクハファンならテンションMAXですよね!!
嬉しかったぁー✨#エクハ pic.twitter.com/hulsksi53F
『アニメの再現』という言葉を使ってらっしゃるんですよね。
この先生のおっしゃることがすべてだと言うつもりはもちろんありませんが、今回のRISEのステージにとっては大事なフレーズだったのかもしれないと勝手に想像しています。
以下はライブ当日夜に、ホテルまでの道すがらなんとかひねり出した自分のpostで、
(Starting3を含めれば)RISEとしての楽曲って6つあって、その中から今回こういう場で2,3曲披露するってなったとき「大好きだよって叫ぶんだ」が選ばれる可能性は低いんじゃないかと思っていたんですけど……
SUNRISE(ver.RISE)を続けて歌うことで、本編第8話の再現をしたんだという受け取り方もできるなと感じて 第8話のステージングって明確に物語の途上として描かれていたから、現実のRISE(そしてExtremeHeartsという作品)もまた、アニメのRISEと同じように全然ゴールじゃないよ、まだまだ走り続けていくよ、みたいな……
もちろん様々な事情があってそういうセットになったんでしょうけど、許された持ち時間を目いっぱい使い切る方法が『非フル尺1曲、MC、フル尺1曲』で、選ばれたのがこの2曲で、それが作品としての文脈を内包していることに今は、途轍もないうれしさを感じています
これらはセットリストが成した『再現』を説明していますが、ここではパフォーマンスによる『再現』について少し考えてみようと思います。
冒頭述べたようなレーザーライトからステージが始まったかは定かでないものの、メインステージのモニターにアニメ映像が流れている以上、自然と実際のステージとの比較がおこなわれるわけですよね。
アニメ本編における『大好きだよって叫ぶんだ』のライブシーンって、他の挿入歌・ライブシーンと比べて少し特殊(というか異常……)で、歌唱中ほぼすべてのカットでダンスしているRISEがおおきく描かれています。客席を映すだけのカットや、動きが見えないほどのロングショットも無い。
それゆえキンスパでの披露時も、まさに作品を背負い、作品とともに歌い踊っているんだと強く感じられる光景が生まれていたはずで、またその意義も高まっていたのではないかと思うんです。(そんな冷静に見られる人いるのか、という疑問は置いといて)
そもそもアニメ映像と同じ尺での披露でしたし、振り返ってみれば作品側の演出の都合上、モニターにそのまま映せない曲もありますからね……。
それはさておき。
Hyper×Stageでの全力Challengerが『再現』ではなく当時の彼女たちの『全力の感謝』を伝えるものだったのに対し、キンスパでは『再現』を志向し、知らない人も沢山いるなかで作品の良さを精一杯アピールする舵取りがなされたことに、ライブから数日たった今、強い感銘を受けています。
そしてその選択に全力で突き進んでくれたRISEとスタッフの皆さんにも、深く感謝を述べたいと思います。素晴らしいステージを本当にありがとうございました。マジの好き曲みれて嬉しすぎ!(多分何やってくれてても同じこと言う)
おわりに、キンスパRISE第8話再現説の有力根拠を発表します。
根拠その8
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3回目楽しみにしてます! それでは!
画像引用元
ヘッダー:Extreme Hearts公式Xアカウント https://twitter.com/exh_official/status/1682739945876893698
スクリーンショット:アニメタイムズ公式チャンネル 無料配信動画第8話 https://www.youtube.com/watch?v=Bq8Mt_vnArY