ドットエスティメタアンバサダー振り返り
はじめに
ドットエスティメタアンバサダーの最終日、一人振り返りの動画を出すぞ!
そう意気込んでたのですが…
現在進行形で喉が死んでる…
どうやらエアコンにやられたみたいで、全く声が出ない…
なんでこんな時に!悲しい!
朝はなんとか酒焼けしたような声が出てたんですけど、
今はアレクサに話しかけても囁き声でかえしてくれるくらい声が出ません。
ついでに身体が蕁麻疹出ていて、あまり無理が効きません。熱は出てません。
大事な最終日なので、何か発信したいと思い…
一旦noteに残すことにしました。
余裕があれば(期間はオーバーしてしまいますが)動画化していきたいと思います。
ドットエスティメタアンバサダーとは
アダストリア様の、多数のファッションブランドを通販できる「ドットエスティ」
そのメタバース版がBOOTHにあります。
アダストリアさんから販売されるメタバースファッションの新作を、一緒に盛り上げる人たちのことがメタアンバサダーです!
今回の新作はJEANASISから販売される「mesh pullover co-ord」。
5種類のアイテムがセットになってるお得なシリーズです。
個別に切り出して撮影したんだけど、ほんとクオリティ高いのでアイテムみろ〜!
インターシャランダムメッシュプルオーバー 4色
スクエアネックソウバリタンク 2色(リアル版は4色)
7/14から8/13までの1ヶ月間、選ばれた(今回は)15人の人たちと、盛り上げるというミッションです。
バーチャルお着替え男子を名乗っている限り、
このアンバサダーに選んでいただけたことは本当に嬉しいことだったので、
全力で盛り上げをやっていきたい!
…そんな思いでした。
前提として:アバター文化について
さて、とはいえ、盛り上げるとしても。ちょっと一点書いておきたいことがあります。
僕は普段、VRoidアバター、ファッションを中心に活動しています。
アバターのクラスタの人たち
アバター活動には色々な活動クラスタがあると思ってます。
VRChatやclusterなどのメタバースを中心とした活動の人
写真を撮影してSNSに投稿するバーチャルフォトで楽しむ人
VTuberなど動画や配信とした人
VRMをダンスさせる人たち
などなど
アバターを使った活動は様々な形態があり、自由な形で活動しています。
「VRChat向け」と、フォーマットも含めて縛ったものもあれば、
「VRM」という、共通化フォーマットのおかげで多方向でできる活動もあり、特にVRoidの人たちはVRMなので、様々な活動形態に分散されている印象があります。
アバターの着せ替え行動
プラットフォームでの流行や、活動方針次第でアバターは使い方や考え方が異なります
アバター自身が流行アイテム勢
VRChatを中心としたアバター活動は、アバター自体を購入し、それを改変して衣装着せたりアイテムを着用したりして、自分らしさを出す文化が流行っています。
(人気のアバターは桔梗ちゃんとか森羅ちゃんとか、Grusちゃんとか水瀬くんとかですね。)
アバターが可愛い、どういう改変をしたという文脈で語られ、同じアバターで集まるみたいな文化もあったりします。うちの子勢
クリエイターに多い印象です。
自分の理想などを投影したアバターを作り、そのうちの子をアバターとして使ったりします。
VRoid勢に多く、その理由はアバター自身を作るハードルが低く、元々絵を描いている人が多いため、うちの子という像がはっきりしていて自身で作り上げたりしています。
人の衣装を着たりすることもありますが、どちらかというと自分で衣装を作って着せる人が多いです。
衣装やアバターを販売している人も多いく見かけます。私自身でファッション楽しむ勢
自分というアイコン=アバターとなっている人たちです。
この人たちは特徴のあるアイデンティティを盛り込んだりします。
シーンやシチュエーションに合わせて着替えるファッショナブルな人が多く、VTuberなどの活動をしている人や、バーチャルフォトの活動をしている人に多いです。
REALITYなど、配信に紐づいたアバターの人たちもこの傾向にあります。着替えない勢
VTuberなどの活動者に多く、常にキャラデザの人に制作していただいた衣装を大事にし、同じ衣装を着ている「発信作業は常に勝負衣装」の人です。
この人たちはあまり着替えるメリットを感じていません。
傾向を知ったところで…
僕の場合は「私自身でファッション楽しむ」という概念で、
その中でも、バーチャルフォトとVTuberが中心の活動です。
自分のフォロワーさんたちもどちらかというとVRoidファッションとバーチャルフォトの方が多いです。(いつもありがとうございます)
今回のアイテムは、VRChat向け。
上に書いた話で言うとメタバースで、アバター自身が流行アイテムという文化。(他の行動をやろうとすると技術的なハードルを乗り越える)
つまり、文化が違う中での盛り上げ活動となり、正直緊張をするシチュエーションではありました。
それでもなぜ応募したかというと、
ドットエスティのアプリは普通に使ってたし、GLOBAL WORKとBAYFLOWのアイテムはリアルクローゼットに入ってるし、渋谷ヒカリエにはまれに行ったり来たりなのと、嵐のオタクなので、ドットエスティやん!!!!アンバサダー募集してるやん!!!ってなって応募しました。
選ばれたからには、僕のテーマは
「VRoidでもVRChat向けファッション全力で楽しんじゃお!」
というテーマで頑張ろうと思いました。
VRChatで撮影した写真
なんと、今見返したら900枚撮影してました。
(どういうこと…?)
(スポーツカメラマンかな…?)
普段、月に1回くらいしかインしない自分が2日に1回くらいの頻度でVRChatにインして写真を撮ってました。
写真力の向上
他のアンバサダーの方々がすごい素敵な写真をたくさん撮影してて、
僕も技術力あげたいなーって思ってたのですが、
同じアンバサダーのくんひろさんにサポートいただき、バーチャルレンズを導入しました。
「アバターに一個一個導入する必要があるだとっ!?」
「Unity…」
とか、色々ハードルがありましたが、乗り越えられました!
VRChatでカメラマン活動をしてて美しい写真をいっぱい撮影しているTATAMIさんや、
蒼ちゃんの可愛いたくさんの写真をあげてるきーりゃんさんと撮影会を行ったりして、最初と最後では全然雰囲気が変わる写真を撮れるようになりました!ヤッフー!
お三方には本当に感謝なのです!
いつか、YSIY写真集作りたいのでカメラマン依頼したい気持ちになりました!
エモーショナルになったかな〜?
たくさん、SNSにも投稿しました!特にインスタは見てくれ〜〜!!
とりあえず、どっさりFANBOXに載せてます!
VRChatで撮影した動画
13本撮影してました。
表に出せてるのは少ないのですが、最終日用のやつはナレーション前提で撮ったので、またの機会に…
バーチャルレンズ使って動画を撮影すると、スタビライザーが使えて最高なんですよね!
リアル鞄買った
リアルブランドさんがバーチャルをやることの一番テンション上がるところって、リアルとバーチャルでおそろっちができるところだと思います。
ちょうどPC入れるカバンを買い替えるタイミングだったので、買っちゃいました!
Mac Book Pro16インチが入って、ポケットも多くて、整理整頓バッチリな感じです。
今回のコーデはレディースからメンズまで使えるのいいですよね。
アダストリア様によるイベント
アンバサダーわちゃわちゃ撮影会
これは、前回アンバサダーやっていらっしゃったのでいいなーエモいなーって話をしてたところ、
開催していただけました!
みんなもうすごいぶいちゃレベルが高くて撮影レベルもすごくてすげぇ…ってなってたので、
もっと自分も頑張らないとなと思わせていただいたイベントでした。
meet the .st
今回は8/5に開催。
ドットエスティのアイテムを試着できるワールドにアンバサダーと集まって、試着したり展示を見たりのイベント。
蒼ちゃん晴ちゃんの姿で試着をしていくギミックすごかった!
このギミックに大興奮って感じだったけど、その場でアイテムが飾ってあって眺められるの本当にいいですよね!
めちゃくちゃテンションが上がりまくりで、こういうワールドいっぱいあればいいのにーって思いました。
まれにclusterとかで展示ワールド巡ったりしてますが、本当に楽しくて好き。
次回アンバサダー
2023/9/1(金)~9/30(土)1か月間に活動するアンバサダーを募集してます(締切は2-23/8/18まで)
今回、VRoid用テクスチャもあるらしいので、多分喜んで着る未来が見えます。
テンション上がったら企画とか始めちゃうかも。
やり残したこと
ドットエスティのCMは二宮和也さんがやってますが、嵐オタクなので、一度真似した動画を撮りたかった。
(怒られるかもしれないけど。)
終わりに
と、長く書かせていただきましたが、総括して楽しかったってことと、レベルアップをたくさんしたってことをお伝えしておきます。
番外編
おまけで、色々な技術面でぶつかったりやったことをここに記録しておきます。
VRChatでの技術的な問題とその乗り越え方
髪揺れの問題
自分の髪は配信に合わせて揺れるように調整していることもあり、
VRMコンバートしただけだと、恐ろしいほど揺れます。そして揺れるボーンの数も謎に多いです。
PhysBoneにもきちんと対応したいので、がそさん(150万画素さん)の記事を参考に髪揺れ設定しましたが、
綺麗に揺れるようになりました。
https://note.com/gasoko0150/n/n3171eb343408
シェーダーの問題
衣装がlilToonで、本体がMToonなので、場所によっては身体と衣装が異なるライティングになってしまうので
シェーダーを合わせないといけないとなり、シェーダーも合わせました。
なるとさんのこの記事が参考になりました!
https://narutoya.fanbox.cc/posts/4600327
足が浮く問題
色々あって何度か導入しては壊し、導入しては壊しを繰り返して行ってたんですが、
「足が浮く」問題が発生しました。
(どうやら、複数の問題が発生していて、アバターと洋服のアーマチュアの問題っぽくて、
洋服側のモデルをキセテネで縮小しているのですが、その影響で洋服のアーマチュアの数値が狂ったので
それを綺麗にし直さなくちゃいけなかったり、アバターの身長がリアルの身長より高いとか
そういういろんなが重なった影響っぽい)
浮くのは今までの服では初めて起きた問題です。(まれにVRoidで足が沈む問題が起きてた)
戦えないと思ってしまったので、OVR Advanced Settingsを導入し、浮くようにしました。
最後はこれで解決しました。
https://signyamo.blog/vrchat_shoes/
配信やVRMツールで使う上での技術的なハードルとその乗り越え方
僕はどちらかというとVRMツールを中心に使う人なので、この辺りの対応も一緒にやりました。
シェーダーの問題
VRChatはシェーダーがlilToon、それ以外は全てVRMのMToonです。
今度は上に書いたのと逆で、VRMで使えるソフトウェアの大半は、lilToonに対応していません。
なので、アイテムを全てMToonにするという必要がありました。
lilToon上にはVRM化のボタンが存在するので、それをポチりながらリムライトあたりを設定したりしました。
揺れものの問題
これも、PhysBoneからVRM Spring Boneに移植する必要があります。
これはUnity上で手作業で移植しました。目で見て、アイテムの揺れものを軸になるボーンにつけつつ、
数値も移植するという感じです。
クレジット
.st (ドットエスティ)
JEANASIS 「mesh pullover co-ord」
©Adastria Co., Ltd.